2018年2月6日 日刊ゲンダイ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/222601

選挙区内の有権者に線香や手帳を配った公選法違反疑惑が国会で追及されている茂木敏充経済再生相。安倍首相のオトモダチにもかかわらず、与党内からも「説明責任を果たすべきだ」と厳しい声が上がる異例の事態になっている。

「普段から偉そうにしている茂木さんのことを憎々しく思っている人は多い。本音では『ザマミロ』なんじゃないですか。とにかく人望がなくて、実は額賀派の分裂騒動にも、茂木さんの存在が大きく影響しているのです」(額賀派関係者)

 茂木大臣が所属する額賀派(平成研究会)は、所属参院議員21人が派閥会長の額賀福志郎元財務相に退任要求を突きつける“クーデター”で揺れている。

 額賀氏が今週中にも退任しない場合、参院側は「分派」も辞さない構えだ。参院を束ねる吉田博美参院幹事長は、後継には竹下亘総務会長が望ましいと公言している。ここで、派閥内の“茂木問題”が浮上してくる。