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 翁長雄志沖縄県知事は、4日投開票の名護市長選の結果にかかわらず、名護市辺野古の新基地建設に反対する姿勢に変わりはないとの認識を示した。3日、名護市内で記者団の質問に答えた。

 知事は、新基地建設反対の民意を無視して建設を強行する政府を念頭に「政府と考え方が違う知事が当選したからといってこういう形で押しつぶすのは許されない」と強調。知事選や衆院選などの全県選挙で繰り返し示してきた反対の民意を前提に「民意を背負っており、そのベースが変わることはないと思っている」と述べ、反対の姿勢に変わりはない考えを示した。

 一方、「名護市民の判断は大きな意味合いがある」とも言及。これまでの全県選挙での結果と、今回、名護市民が示す判断は「総合的に考えていかないといけない」とも述べた。