(2018/02/04 13:00) 373news
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 鹿児島県は3日、九州電力川内原発(薩摩川内市)の重大事故に備えた原子力防災訓練を、原発から半径30キロ圏内の9市町とともに行った。約190機関の関係者や住民ら過去最大規模の約4400人が参加。昨年度の訓練の反省や県専門委員会の提言を踏まえ、一部内容を拡充させると同時に、今回初めて長島町内で住民が孤立したことを想定したり、園児の引き渡し訓練をしたりした。
 薩摩半島西方沖を震源とする最大震度7の地震が発生し、川内原発の外部電源が喪失、2号機では非常用電源も壊れて炉心が損傷し、放射性物質が外部に漏れ出たとの想定。