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●安倍自民と電通支配のテレビは日本を滅ぼす● …電通の利権1

2016年5月26日(木)、東京都内某所にて、電通社員(中村・仮名)に岩上安身が単独インタビューを敢行し、
東京オリンピック誘致の内幕、電通によるメディア・コントロールの実態についてうかがった。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/304006
ーー中略ーー

中村「もともと2016年の招致活動から、いろんな問題がありました。
都市銀行や築地移転の問題。東京では不的確だな、とは考えていました。
2016年のときは、それらの問題を招致の上で、湾岸の開発をしたいがために五輪を口実にしていました。
当時の石原都知事は湾岸の開発と築地移転をしたかったということです」

(築地を空けて、一等地を一挙に開発しようとしていたんですね)

中村「2016年は晴海が国立競技場になるというプランでしたが、
これは利権が絡んだものですので、相当大変なものになるなと思いました」

中村「(招致での電通の役割は)プロモーションビデオの作成などですね。ビデオは5分間で10億円くらいでした」
中村「(ビデオの金額が)あまりに高額だったため、担当者が都議会にも呼ばれ、妥当かどうかを追及されていました。
どんぶり勘定の制作費の見積もりでしたね」

中村「そうですね。(五輪ともなると、予算が青天井になる)おいしい仕事だということです。
2016年から『コンパクトな五輪』を謳っていましたし、『半径8キロ』を謳っていましたよね。
『半径8キロ』という数字が、おそらくフジテレビ、お台場の8と重なっているんだと思います。
お台場にカジノとかを作りたかったのでは」←★東京都のカジノ誘致は2014年に舛添都知事が反対している★

(経済特区構想では、フジテレビも一緒になって『お台場を特区にしよう』という話がありましたね)

中村「そこに電通も絡んでいました。会社の中に『カジノ部』もありましたから」

中村「お台場には、フジテレビが移転してきましたよね。電通も築地から汐留に移転するとき、お台場が候補になりましたが、
その際に、おそらくいろんな話があったのだと思います。1980年くらいからですね」

(すごく前からそういう青写真があったんですね)

中村「開発のためにもってきた『理念なき五輪』ということです」

(五輪を開催するために頑張ろうではなく、五輪の利用ですよね。)
ーー中略ーー

(JOCのトップの竹田恒和さん。ブラックタイディングズ社という銀行口座にJOCから送金していたと報道されています。)
ーー中略ーー

中村「開催地が決定する前、日本には汚染水問題もあり、日本は五輪候補地としてマドリード、イスタンブールに負けて最下位でした。
日本は当時、アフリカの票が欲しいがために動かなければならず、国際陸上競技連盟のラミン・ディアクさん…この人は
イスタンブールを推していたのですが、イスタンブールは裏ガネを拒否。東京がワイロを支払ったので成立した、ということです。
電通はIOCとも国際陸上競技連盟とも国際水泳連盟ともマーケティングパートナーです」

(一番電通が人脈を持っていると。イスタンブールに競り勝ったのは日本の魅力だ、というのは建前に過ぎず、
 イスタンブールは裏ガネを断った、ということですね。
 安倍総理は汚染水を『アンダーコントロール下にある』と世紀の嘘をつきました。こうしたスピーチは…)

中村「すべて電通が関わっています。総理もキャストのひとりに過ぎないということ。筋書きは電通が考えているとしか思えません。
当時はクライアントさんに東電もいましたから」