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「電通は日本のメディアを支配しているのか?」 その1
■参考:Le publicitaire Dentsu tire-t-il les ficelles des medias japonais ?

電通がいかに広告とメディアを牛耳っているかを詳細に書いたフランスの報道。
電通はメディアをほぼすべて管理、報道ストップまで指示。
唯一電通の管理下にないのはNHKだが、NHKは安倍政権のスポークスマンでさらにひどい と書いてあるのが秀逸

電通に関するフランスの報道は、本間龍氏の『電通と原発報道』をおおむねベースにしている。
日本の諸悪の根源は、安倍政権もさることながら、電通と官僚支配のせいともいえそうだ。

1.電通に関するフランスの記事「電通は日本のメディアを操っているか?」の
反響が大きいので、かいつまんで和訳します。

2.電通は世界で第5位のメディア関連企業で、日本の広告界を掌握、日本の報道の自由に影響を与え、
とりわけ原子力産業について何かものを言おうとすると圧力を加える。
顕著だった例は、参院当選後の山本太郎のテレビ出演。

3.山本太郎があるテレビ番組に呼ばれ、食品の放射能汚染が100ベクレルまで許容されていることを糾弾した。
このような事実がテレビで言われたのは初めてだった。その瞬間、いきなり音楽が流れてCMに移った。
そのせいで、山本は最後まで言い切ることができなかった。

4.日本の広告はすさまじい。駅や町の巨大スクリーン、
どこでも、トラックからでも大音響で広告をたれ流す。
バラエティ番組では、スポンサーの紹介から番組が始まり、しかも5分おきにCMが入って番組がカットされる。
このような広告戦略を電通が仕切り、博報堂もそれに加わっている。

5.電通の広告シェアは50%、博報堂は20%。このような電通の独占状態は違法ともいえる。
電通は、その触手を世界にまで伸ばし、2013年にはイギリスのAegisを37億ユーロで買収、
ロンドンに居を構える。電通で働く社員は世界で47000人、日本では7000人。