秘書の線香配布 茂木大臣は十分な説明を 公明 井上幹事長
2月2日 13時48分 NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180202/k10011313011000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001

公明党の井上幹事長は記者会見で、茂木経済再生担当大臣の秘書が選挙区内で線香を配布していたことについて、国民に疑問を抱かせないよう、茂木大臣は十分な説明を行うべきだという考えを示しました。

この中で、井上幹事長は「政治家の氏名が類推される方法で寄付してはいけないというのが公職選挙法の規定だ。実際に秘書が配ったのであれば、その行為が具体的に類推される方法ではないと説明責任を果たすのがいちばんの基本だ。疑問を抱かせる余地がないよう、きちんと説明したほうがいい」と述べ、茂木経済再生担当大臣は十分な説明を行うべきだという考えを示しました。

一方で、井上氏は「政治活動の自由というのも一方であり、あまり制限するやり方はいかがなものかという議論もある。公職選挙法上決められていることを踏まえ、最終的に有権者がどう判断するかだ」と指摘しました。

また、井上氏は森友学園への国有地売却問題で、野党側が財務省の前理財局長の佐川国税庁長官の証人喚問を求めていることについて、「現職の担当者がきちんと調査して答えるのが基本だと思うが、特別なことが具体的にあれば、予算委員会で協議してもらうということだ」と述べました。