名護市辺野古の新基地建設で15日、米軍キャンプ・シュワブ沿岸での護岸建設や陸上の砕石搬送作業が続けられた。

 ゲート前では先週12日、歩道上に設置された柵が50センチほどかさ上げされ、県警機動隊に座り込みを排除され、
押し込まれた市民が「動物のおりのよう」「撤去しろ」と抗議した。

 午前9時前と正午前に2度の砕石搬入があり、計157台のトラックがシュワブ内に入った。
海上では「K1」「N5」の両護岸で砕石を投入する作業が確認された。


沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/195133
画像座り込み排除後、50センチほどかさ上げされた柵に押し込まれ抗議する市民ら=名護市辺野古、キャンプ・シュワブ前
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する市民約70人が抗議の座り込みを続けた。ゲート前の道路には、高さ約155センチの柵が新たに設置されており、
市民は「おりのようで圧迫感がある」などと訴えている。

 新たな柵は県警が設置。機動隊が座り込む市民を排除・拘束してきた場所にあり、
これまでにあった高さ約1メートルの柵と新しい柵をロープなどで結束し、土のうで支えている。

 北谷町の女性は「何のためか分からないが、柵を高くし、
抗議活動に圧力をかけようという県警の考えだとしたら浅はか。柵にも税金が使われている」と眉をひそめた。

 一方、辺野古崎西側の2カ所で護岸工事が進められた。

沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/194741
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新基地建設に抗議し座り込む市民は、新しく設置された柵(右手前)が「おりのようだ」と訴えた=13日、名護市辺野古
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