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12月11日 12時16分選挙

わずか8票の差で当落が決まった埼玉県の春日部市長選挙について、市の選挙管理委員会は多くの有権者から開票作業のやり直しを求める異議の申し出があったことから10万票近くの票のすべてを再点検することを決めました。

衆議院議員選挙と同日のことし10月22日に投票が行われた春日部市長選挙では、現職と新人の合わせて2人が立候補し、わずか8票の差で現職が当選しました。

しかし、この結果に不服があるとして先月、有権者161人から開票作業のやり直しを求める異議の申し出があったということです。

選挙管理委員会が対応を協議した結果、当落が僅差で決まったことや異議の申し出が多数に上ったことなどから投票されたすべての票を再点検することを決めました。

再点検の作業は今月16日から各陣営から8人が立会人として参加して行われ、投票された9万9141票のすべてを数え直すほか無効票の扱いなどを再点検したうえで、今月27日までに結果を明らかにすることにしています。