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希望の党副幹事長で選対委員長の大西健介衆議院議員が11月30日、SNSでメディア報道への不信感を示すコメントを行っています。

これは希望の党が落選者との間で行った意見交換会について出席者から「党の方向性が見えない」といった批判が相次いだ、として報道していた記事を添付して大西議員がこのように不満を露わにしているというもの。

大西「マスコミは希望の党をネガティブに描こうという意図を感じます。」

大西議員は、確かに「早く方針を示して欲しい」といった声が多くあったものの、「意見交換の雰囲気は『批判の声相次ぐ』というタイトルのイメージとは違っていた」と指摘していることから、こうした感想がメディアへの不信感に繋がっているようですが、問題の記事には発言した落選者の名前入りでコメントが紹介されている他、希望の党に対し「結束を求める声が上がった」また「供託金の返還を求める声も上がり」などともされており、ネガティブな要素は複数あるようです。

支持率も低迷している上に党内がこの状態であること、更に国会質疑についても「民進党への先祖返り」「民進党の再来にしか映らない」といった表現で批判的に綴られたばかりであることからも「希望の党を悪く書こうという意図感じる」とする大西議員の発言に共感が広がるかどうかは疑問と言えそうです。

「イエス!マルマル」などと国会で発言し強く非難されたことで知られる大西議員は、最近ではトランプ大統領が来日した際のゴルフで安倍晋三首相が転倒していたシーンの動画を削除依頼した事実はあるか、と質問主意書で質していたと報じられ冷ややかな反応を浴びたばかりでした(関連記事参照)。