国民投票「ハードル高い」＝公明・北側氏−衆院憲法審で欧州視察報告
2017/11/30-12:27 時事ドットコム
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衆院憲法審査会に出席した森英介会長（左端）ら＝３０日午前、国会内
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衆院憲法審査会は３０日午前、審査会メンバーによる欧州視察に関する報告を行った。国民投票を実施した英国やイタリアでの調査を踏まえ、北側一雄氏（公明）が「過半数を得るのはハードルが高い」と述べるなど、国民投票の難しさを指摘する意見が相次いだ。

昨年１２月にイタリアで行われた憲法改正国民投票が否決されたことについて、中谷元氏（自民）は「政治的駆け引きに利用され、議論の本質を見失った」と分析。改憲の国民投票に当たっては「（論点を）国民にうまく伝えないといけない」との認識を示した。