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国会での発言が問題視されている日本維新の会・足立康史衆議院議員が11月17日、自身の発言のうち朝日新聞に関する部分については撤回していない、と改めて強調しています。

足立議員は11月17日未明、Twitterでこのように述べ、朝日新聞について11月15日の衆議院文科委員会で「ねつ造報道」などと発言していたことについては「撤回してません」と再度確認しています。

足立「朝日か嬉しそうだが、朝日新聞の加計報道「捏造」発言については、微塵も反省してないし、撤回してませんので、念のため。」

ツイートには朝日新聞の記事が添付されており、足立議員が国会における「犯罪者」発言について撤回の意向である、と報じられていたことから、玉木・福山・石破各議員への「犯罪者」発言に関しては撤回する意向である点を否定はしないが、朝日新聞への批判を撤回したわけではないとして状況を整理するための発言だったと見られます。

足立議員は国会で朝日新聞についてこのように述べていました。

足立「朝日新聞の5月17日の、この総理の意向というこういうまぁねつ造報道から始まってます。朝日新聞はこれねつ造報道です」

足立「総理からの指示ではないが、こういう形にすれば総理からの指示があったように見えるよね、と書いてあるんですよ。これを見た朝日新聞社が、こういう記事を一面で出すというのはこれねつ造と言うんですよ」

朝日新聞に対して足立議員はTwitterでも「朝日新聞、死ね」「何度でも言う。朝日新聞は“万死に値する”と」と述べています。

また「犯罪者」に関してはこのように述べていましたが、足立議員は「犯罪者である、ま犯罪者とはいいません。私は犯罪者だと思ってますけど」「犯罪者の疑いがある人たち」という形で表現していました(関連記事参照)。

足立「その追及をしている人たちがですね、立憲民主党の福山哲郎幹事長、これ、献金もらってるんですよ?獣医師会から。それから希望の党の玉木雄一郎代表。これ献金もらってるんですよ?献金をもらって、仮に請託を受けて、斡旋をし、ね?あるいはあの、そういうことで国会質問をしていれば、普通に考えればね、お金をもらって、斡旋をすれば、斡旋利得罪あるいは斡旋収賄罪、あるいは何らかの権限がある例えば石破さん。まぁあんまり深いことは止めますが、受託収賄。様々な疑惑が取り沙汰されてます。即ち、犯罪者である、ま犯罪者とはいいません。私は犯罪者だと思ってますけど」

足立「要は李下に冠を正した政府に対して、犯罪者たちが、犯罪者の疑いがある人たちが追及をしているというこの茶番劇。これを明らかにすることは今の国会では出来ません」

足立「それでね、最後に申し上げますが玉木雄一郎代表の犯罪の疑惑。それから福山哲郎幹事長の同じように犯罪の疑惑。これについては引き続き追及していくことをお誓い申し上げて私の質問を終わります。ありがとうございます」

足立議員はFacebookでこのように述べていることから、状況が一段落ついた段階で改めて、今回の件について説明する可能性がありそうです。

足立「本来であれば、個々の報道に係る真偽等についてFacebookやTwitterでコメントすべきところですが、国会、衆議院における取り扱いが未だ決まっていませんので、今日の時点ではご報告等ができませんことご容赦ください。」