2017.10.19 10:52
http://www.sankei.com/politics/news/171019/plt1710190030-n1.html

【11区】

 下村が前田や宍戸をリードしている。

 自身の元秘書2人が7月の都議選で議席を失った下村は、雪辱のため必死の選挙戦。元文部科学相の経歴もあり、教育施策などを進めてきた実績を強調する。

 前田は安全保障関連法反対などを訴えて、立憲民主票を固める。政権批判で無党派層への浸透を図り票を伸ばしたい。

 急遽(きゆうきよ)、出馬を決めた宍戸は、「都民ファーストの会」都議の支援を受けながらの選挙戦。希望支持層以外への浸透が鈍い。

 小堤は共産票をまとめるが、後れを取っている。

 【12区】

 8選を目指す太田が優位な戦い。希望が擁立を控え、対立軸が限られた選挙区となった。

 党代表や国土交通相を歴任し知名度の高い太田は、公明による組織選挙。都議選ではたもとを分かった自民の支援も受けて、安定政権の必要性を訴える。それぞれの組織票をまとめている。

 前回、比例復活での初当選だった池内は、雪辱を期した戦い。共産票のほとんどをまとめているほか、政権批判票の受け皿として、性的少数者(LGBT)問題などに注力してきた実績を訴える。