2017.10.15 23:00
http://www.sankei.com/politics/news/171015/plt1710150056-n1.html

 安倍晋三首相は15日の札幌市内での街頭演説で、ロシアとの北方領土をめぐる交渉の進展に向けた意欲を強調した。「北方領土の返還は私たちの悲願であり、私たちの世代で解決していく決意だ」と述べた。「平和条約を結べば、両国に大きな利益があることを(ロシア側が)理解できるような状況をつくる」とも語った。

 首相は、自身がロシアのプーチン大統領から取り付けた合意に基づき、北方領土の元島民らによる空路墓参が初めて実現したとアピールした。