http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/09/27/kiji/20170927s00042000124000c.html

 共産党愛知県委員会は27日、次期衆院選で愛知5区から出馬予定だった党地区委員長、月東義博氏(59)の擁立を取り下げ、民進党の赤松広隆前衆院副議長の支援に回ると発表した。県委員会は、共産が正式発表した候補者を取り下げるのは全国初だとしている。

 委員会幹部は「赤松氏は『野党共闘を進める』と発言してきた。小選挙区を与野党の一対一の対決構図にしてほしいという市民の声もあり、取り下げを決めた」と説明している。

 また7区については、既婚男性との交際疑惑報道で民進党を離党し、無所属で出馬の意向を示している山尾志桜里元政調会長を事実上、支援することを決定。共産は山尾氏と政策が一致し、離党前から共闘を協議していた経緯があるとして、自主投票とする。