2017年09月15日 22時33分
北朝鮮のミサイル発射が止まらないことを受け、自民党内では新たな措置の検討を求める声が出ている。

 同党の石破茂・元防衛相は15日、TBSの番組の収録で、北朝鮮に対する抑止力として「非核三原則」の見直しに関する議論を行うべきだと改めて提起した。

 石破氏は「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」とした非核三原則について、「持つ、作るは選択肢から外す」とした上で「(米軍の核兵器を日本に)持ち込ませるかどうか、持ち込ませなくてもいいのかを検証しないといけない」と主張した。ただ、政府や与党幹部は「非核三原則の見直しは必要ない」との姿勢を示している。

 自民党内では、自衛のために相手国の基地などを攻撃する「敵基地攻撃能力」の一つとして、巡航ミサイルの保有を求める意見もくすぶっている。

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http://yomiuri.co.jp/politics/20170915-OYT1T50103.html