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8月21日に放送されたテレビ朝日系「橋下x羽鳥の番組」に出演したジャーナリストの木村太郎氏が、次期総理にふさわしい政治家として蓮舫代表を挙げる場面がありました(画像は番組より)。

各局のコメンテーターが集結した「コメント力No.1決定戦SP」において、橋下徹氏や小島慶子氏、西村博之氏、カンニング竹山氏と共に「最も共感を呼ぶコメントをせよ!」というお題に挑戦した木村太郎氏は「安倍新内閣を採点」「北朝鮮とアメリカは戦争になる?」「都政は小池知事の思い通り?」などのひとつ「ズバリ!次期総理にふさわしいのは?」において、30秒間蓮舫代表を推薦していました。

次期総理について西村氏「ネット当たり前の若者たちがこれからを支えていくことや世界的に見ても若返りの潮流であることから小泉進次郎氏はどうか」、竹山氏「小泉もいいが順番的に、そして防衛という面から石破茂氏」、橋下氏「政策論争をやっていないのでわからない。論争を聞くまでは加計問題や日報問題における態度を改めるという前提で安倍首相」そして小島氏が「本当は政権可能な野党が育つのが良いが現実的には望めないため与党から安倍・麻生以外ということで石破茂氏」といった形で各人がコメント。

そんな中、木村太郎氏は「僕は蓮舫さんにすごく期待していたんですよ」と語り始めるとその理由についてまず「華がある」とし、更に二重国籍問題を取り上げて「これからの政治家に必要なこと」との見解を示します。

木村氏は「二重国籍というのは二重文化のこと」と指摘すると「広いそういう視野を持った政治家が出てこないと日本のガラパゴス状態に風穴が開かない」という観点からだと説明し、蓮舫代表がまだ40代と若いことから「こういう人が出てこないと次はダメなんじゃないかな」と日本の政界の希望となりうるのではないかとの見方をしていました。

5人の中で最も共感を集めたのは小泉進次郎氏を推した西村氏で、2位以下は橋下氏、竹山氏、小島氏の順。木村氏の主張は残念ながら5位に終わっていました。羽鳥慎一氏はこの結果に対しコメント以外に挙げた名前の影響もあったかもしれない、との考えを示していましたが、木村氏はコーナーの最後で二重国籍に注目した理由について補足説明を加えていました。

木村氏自身がアメリカと日本の二重国籍だと言い、物の考え方が広がる、日本の政治を見ていて見えない部分が見えてくるような気がするので、「これから見える部分が広がってくる可能性があるからそういう人を拒否してはいけない」という点が蓮舫代表を推した背景だったようです。