岩上安身×古賀茂明インタビューその3要旨
・日報問題は稲田自己防衛大臣によるトカゲの尻尾切りの危機を感じた陸自のリークか
・役人はリスクを嫌う。悪いことをするにしても大臣に隠れてするのはあり得ない。必ず共犯関係にする
・安倍政権の善悪の基準は「牢屋に入れられるだけの証拠がなければ悪くない」だから御用コメンテーターも「立証責任」を連呼する
・稲田夫が防衛産業株を大量購入。インサイダーだが安倍政権の論理では「牢屋に入れられていないんだから悪いことはしていない」
・安倍「加計さんとは奢ったり奢られたり」は完全に贈収賄。だから獣医学部を1月20日に初めて知ったと言い出した
・TV新聞は収賄罪に言及して安倍を犯罪者扱いすることにまだ及び腰。下村の闇献金の追及も弱い
・収賄となるといよいよ「牢屋」がチラついてきたので焦り出した
・今治市職員と会った柳瀬経済産業審議官は次官になる可能性がある。官邸を徹底的に守って佐川に続こうと思っている。偽証罪も覚悟しているかも
・偽証罪で牢屋に入っても出てきた後はこっそり天下り先を用意してもらえるだろう
・今治市職員が官邸に来たときは多くのスタッフが会っているはず。調べれば証人は絶対出てくる
・北村直人氏が閉会中審査をドタキャン。獣医師会としては「下手すると自民党全体を敵に回しかねない。今は様子見すべし」という判断で北村氏を止めたのでは
・安倍政権の基本戦略は「メディアを抑え込んで印象操作で国民を洗脳」大金を注ぎ込んでやり続けているが、反対の立場からの検証をやっていないため穴だらけになってきた
・加計問題にしても「岩盤規制だ」→「え?獣医師って世界的に見て日本は多すぎでしょ」とすぐに反論が出るようになってきた
・年内には小池新党ができる。民進党から流入するとなると「これ以上はもういいや」となって自民党と仲良くやる可能性も
・安倍一派は特殊な人間。自民党のために自ら身を引くという考え方は存在しない
・自民党を救うなら岸田を立てて安倍一派と決別しなければ
・AIIBにムーディーズがAAA、IMFが将来拠点を北京に移す発言。安倍政権の反中外交のままでは大変なことに。カギを握るのはアメリカ