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民進党の野田佳彦幹事長が7月10日の記者会見で、以前週刊誌が報じていた初鹿明博議員のラブホテル連れ込み未遂疑惑のケジメについて問われ、見解を示す場面がありました(画像は初鹿議員の公式サイトより)。

これは7月9日に新宿で行われた「アベヤメロ緊急集会」で登壇し演説した初鹿議員に対し、数人から厳しいヤジが飛んでいた、と指摘した記者がその理由の一つには民進党がケジメをつけさせていないからではないかとして野田幹事長に意見を求めたというもの。

野田幹事長は初鹿議員のケジメについて「彼の場合は党の役職を辞めたのでそれがひとつのケジメになっていると思う」「青年局長の辞任によってひとつのケジメをつけた」と述べていましたがこの認識が妥当であるかどうかは議論になりそうです。

初鹿議員については週刊新潮が2016年末の新年特大号で20代の舞台女優をラブホテルに連れ込もうとしたと報じていましたが(下記の関連URL参照)、「女性の腕を掴み、強引にホテルの入り口に連れ込んだ」という行為だけでなく、その場に居合わせた記者に対し「みんな奥さん以外に、はけ口求めていると思うよ」と女性を「はけ口」と表現していた点も強く非難されていました。

その後4月末には蓮舫代表や江田憲司代表代行の会見で初鹿議員の問題についての対応がそれぞれ質問されましたが蓮舫代表はスルー、江田代表代行も「初鹿さんのあんまり詳しく覚えてません」「比較する材料を持ち合わせていない」などと向き合う姿勢を見せていなかったことから、この話題は未だに燻り続けている状態。

7月10日の野田幹事長会見では、前日の初鹿議員による演説を現地で聴いたという記者が「お前、全然反省してねぇじゃねぇか」「どのツラ下げてここに来てんだ」といったヤジを数人から飛ばされていたと明かし、ラブホテル連れ込み未遂疑惑への関心が収まっていないのは民進党がしっかりとケジメをつけていないからだと指摘して野田幹事長を問い質していましたが、同時に集会では「野田を辞めさせろ」「蓮舫も替えさせろ」といった声も聞かれていたといい、安倍首相に反対する人々の中からも民進党に対し厳しい視線がある現状を窺わせています。

野田幹事長の発言「あのぅ、まぁその現場にいたわけではないので、正確に把握はできませんけれども、あのー、昨日党として弁士派遣という形だったのかどうか、ちょっとこれわかりません。で初鹿さんが発言されたのは事実でしょうけど、あの、彼の場合は党の役職などを辞めましたので、それがひとつのケジメになっていると思います。あの青年局長などを辞任をされてますので、それはひとつのケジメを付けたというふうに思います。まぁ私に対して何の、というのはまぁそういう声もあるということは受け止めなきゃいけないし。と思います」