2日投開票の東京都議選で圧勝した、小池百合子知事が率いる都民ファーストの会。
元テレビ局アナウンサーや歌手など多彩な経歴の顔ぶれがそろった。

渋谷区の龍円愛梨さん(40)は元テレビ局アナウンサー。
米国で出産した長男にダウン症があり「親や子供たちが安心できるように汗をかきたい」と述べ、子育て環境や福祉サービスの充実などに力を入れる。

千代田区の樋口高顕さん(34)は学生時代、衆院議員だった小池知事の下でインターンを経験した。
元警視総監を父に持ち「しがらみのない政治」を訴える。

板橋区の元国会議員秘書、平慶翔さん(29)は、サッカー選手の長友佑都さんの妻で女優の平愛梨さんの弟という点でも注目された。

小池知事が「私の右腕」と話す中野区の荒木千陽さん(35)は、飛び込みで事務所を訪れ、小池知事の秘書を約6年間務めた。
一緒に住んでいたこともあり「信頼関係を築いてきたから進言すべきは進言し、より良い都政を作り上げる」と意気込む。

シンガー・ソングライターの南多摩の斎藤礼伊奈さん(38)は「音楽だけで変わっていかない、社会の仕組みを政治の力で変えていくことが必要」と感じ、小池知事の政治塾「希望の塾」に入った。
2児の母で、子育て施策などに力を入れて取り組むとしている。

中央区の西郷歩美さん(32)と足立区の後藤奈美さん(30)は、妊娠中の選挙戦を戦い抜いた。
資格を生かして各界で活躍してきた人たちも、政治の世界に飛び込んだ。

墨田区の成清梨沙子さん(27)は公認会計士、三鷹市の山田浩史さん(32)や北多摩第2の岡本光樹さん(34)は弁護士としての経験を基に、都政の課題解決に取り組む。

時事ドットコム 2017/07/03-00:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070300018&;g=pol