首相 G20で各国首脳と会談 北朝鮮対応など意見交換へ
7月3日 13時18分
安倍総理大臣は総理大臣官邸で開かれた政府与党連絡会議で、今週ドイツで開かれるG20サミットに合わせて、アメリカ、ロシア、韓国など、各国の首脳と個別に会談し、北朝鮮への対応などについて意見を交わしたいという考えを示しました。
この中で、安倍総理大臣は、今週ドイツのハンブルグで開かれるG20サミットについて、「世界経済の持続的かつ、包摂的な成長の実現に向けて、首脳間で率直な意見交換を行いたい」という認識を示しました。

そのうえで、「サミットではアメリカのトランプ大統領、ロシアのプーチン大統領、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領をはじめ、各国首脳と積極的な首脳外交を展開し、北朝鮮問題をはじめとする主要な課題について、わが国の考え方を伝えたい」と述べました。

また、安倍総理大臣は、日本とEU=ヨーロッパ連合とのEPA=経済連携協定について、「交渉では有意義な進展があったが、双方が今後、詰めなければならない重要な論点がまだ残っている。G20の際にありうべき首脳会談を念頭におきつつ、できるかぎり早期の大枠合意の実現を目指して全力を尽くしていきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170703/k10011039971000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_012