都議選ではこれまで、1人区の動向が選挙戦の大勢を左右してきた。
今回選でも、七つある1人区のうち、都民ファーストの会が議席を取れなかったのは島部だけで、同会は公認候補50人中49人を当選させる大勝となった。

1人区を巡っては、2009年に「政権交代」を掲げた当時の民主党が五つの1人区で議席を占めて、54議席を獲得し、第1党に躍進した。
13年の前回選では、逆に自民党が七つの1人区全てを取り返し、第1党に返り咲いた。

2人区では同じ党が2議席を独占するのは難しいが、今回選で15ある2人区のうち、都民ファーストは府中選挙区で公認候補が2議席を独占。
四つの選挙区では、公認候補と推薦した無所属候補が当選を果たすなどして、自民党の議席獲得を阻んだ結果、自民党の歴史的な惨敗に結びついた。

読売新聞 7/3(月) 2:40
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