https://www.komei.or.jp/news/detail/20170627_24728

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は29日の記者会見で、元TBS記者でジャーナリストの山口敬之氏に薬を飲まされ乱暴されたとして、女性が警察に被害届を出した問題をめぐり、捜査に関わっていたとされる当時の警視庁幹部について、菅氏が報道関係者に「将来的に警察庁長官を考えている」と語ったかどうかを問われ「あり得るわけがない」と不快感を示した。東京新聞の社会部記者の質問に答えた。

 記者は、警視庁幹部を名指しした上で「この方の判断で当日の逮捕が取りやめられたことが事実として出ている」と指摘。「私が取材したマスコミ関係者に聞いた」などとして事実関係をただした。

 これに対して菅氏は「そういう憶測の質問は控えてほしい。本人の将来に関わることだ。質問されるのであれば確かな事実をもとに質問すべきだ」と述べた。