自民老舗派閥、歴史に幕
三木氏ら首相2人輩出
2017/6/29 18:53
 三木武夫氏ら2人の首相を出した自民党の派閥「番町政策研究所」(山東派、11人)が29日、最後の会合を国会内で開いた。7月の新たな派閥結成に伴って山東派は解散し、半世紀を超える歴史に幕を下ろすことになる。「老舗派閥」の解散に、党内からは「『番町』の名で親しまれてきた。感慨深いものがある」との声が漏れた。

 山東昭子会長は会合のあいさつで「番町としては今日が最後の会となる」と述べた。自身が会長代行に就任予定の麻生派などと発足させる新派閥については「風通しの良い派閥をつくっていきたい」と語った。山東派のほぼ全員が合流する。
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