森元首相が7月8〜10日の日程でロシア中部エカテリンブルクを訪問し、
プーチン大統領と同9日に会談する方向で最終調整していることが分かった。
関係筋が明らかにした。

森氏はプーチン氏と個人的に親しい関係にあり、
会談では北方領土問題の解決を含む平和条約締結交渉の進展を促す考えとみられる。

安倍首相は7月7〜8日にドイツで開催される主要20か国・地域(G20)首脳会議に
合わせ、プーチン氏と会談する予定だ。
森氏は両首脳の会談を踏まえ、領土問題に関するプーチン氏の意向を改めて確認する。
プーチン氏は最近、北方領土を返還すれば米軍が駐留する可能性への懸念を繰り返し示しており、
こうした点についても意見交換される見通しだ。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170627-OYT1T50121.html