2017.06.28




連載
永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報


秘書暴行の豊田真由子議員、秘書は「4年半で100人辞めた」「死んじゃう…」と永田町では悪評
文=神澤志万/国会議員秘書
http://biz-journal.jp/2017/06/post_19609.html


※長文につき、最初と最後のみ抜粋



国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。


「このハゲーーーーーっ!」ですっかりおなじみになってしまった豊田真由子衆議院議員ですが、
実は永田町では、豊田事務所は以前から「秘書たちが就職したくない事務所ナンバー1」でした。

 
2012年の当選から4年半で辞めた秘書は100人を超えるといわれ、本当に生活費に困るくらい困窮した秘書が、
最後にドアを叩く事務所といわれていたのです。そのため、もはや“ネタ”と化していました。


「就職活動しているんだけど、どこか公設秘書の枠が空いている事務所があったら教えて」

「豊田事務所があるじゃん(笑)」

「えーーーー! やめてーーーー! 死んじゃうよ」

 
というやり取りを、神澤も何度かしたものです。




〈中略〉


そして、最後に、今回告発を行った秘書の方に。今までも、コロコロと何度も事務所を変わっていますよね。
いくら政策秘書の資格を持っていたとしても、今回で秘書業は最後になるでしょう。

 
自分のボスを、このようなかたちで告発したのですから、あなたの居場所はもう永田町にはありません。
それに、豊田事務所に勤務していた期間が1年未満なので、休業補償も受けられません。
これからの仕事をどうやって見つけるのだろう、と老婆心ながら心配しています。

(文=神澤志万/国会議員秘書)