http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170627/k10011032351000.html

6月27日 18時49分
自民党と民進党の国会対策委員長が国会内で会談し、民進党は、獣医学部新設などをめぐって、
臨時国会の召集や予算委員会などの閉会中審査に速やかに応じるよう重ねて求めましたが、
自民党は、応じられないという考えを改めて伝えました。

この中で民進党の山井国会対策委員長は、
安倍総理大臣が獣医学部の新設をさらに認める方向で検討を進める考えを示したことを受けて、
「新しい事態になっている」として、臨時国会の召集や予算委員会などの閉会中審査に
速やかに応じるよう重ねて求めました。

これに対し、自民党の竹下国会対策委員長は
「臨時国会はいずれ検討するが、きょう、あす開くということにはならない。閉会中審査は、
一拍置いてから考えたい」と述べ、応じられないという考えを改めて伝えました。

このあと山井氏は記者団に対し、「安倍総理大臣は『国民に丁寧に説明する』と言ったが、
逃げ回っている姿は1国の総理大臣としていかがなものか。やましいことがないなら、
国会を開いて説明責任を果たしてほしい」と述べました。