6/23(金) 17:31配信
産経新聞

豊田真由子氏の事務所=23日、埼玉県新座市(飯嶋彩希撮影)(写真:産経新聞)

 暴行問題で自民党に離党届を提出した豊田真由子衆院議員(42、埼玉4区、当選2回)の地元事務所(埼玉県新座市)の入り口に23日、「議員辞職を求めます」との落書きがされているのが確認された。ただ、事務所の窓はピンク色のカーテンで閉ざされ、電話の着信音が時折、鳴るほかはひっそりとした様子。通りかかった有権者たちは、体調を崩し入院した豊田氏に対し「説明責任を果たしてほしい」「都議選への影響があるのでは」と不満を口にしていた。

 同市内のオフィスビルの2階にある豊田氏の事務所のドアの横には、茶色の粘着テープが張られ、その上に「とよた代議士! 議員辞職を求めます 新座市民」と黒いペンで走り書きされていた。その豊田氏は前日から体調不良を理由に入院したままだ。

 これに対し、新座市の住職の男性(65)は「入院するのは雲隠れしたとも捉えられる。国民に対して説明責任を果たさなくてはならない」と厳しく指摘。事務所の近くを通りかかった同市の主婦(54)は「今日から都議選が始まったが、投票に行く気がなくなってしまう人もいるのでは」と危惧した。

 また、元政策秘書が録音した音声を報道で聞いた同市の無職男性(77)は「まるで女のヤクザみたいだ。そんな乱暴な言葉を表に出る人が使うのは適切ではないと思う」。一方で、「秘書に対して厳しい指導をすることも政治の世界ではままあることなのでは。豊田さんに限ったことではない気がする」(83歳無職女性)という声もあった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170623-00000566-san-pol