--このタイミングで音楽の楽しさを実感できたんですね。

和田彩花:ただ、それと同時に「今までこれだけ音楽をやってきたのに、
そこに自分の表現って何もなかった」って気付いたんですよ。
だって、グループ時代は、振付も作ってもらって、曲も出来ていて、
歌い方も決まっていたじゃないですか。
見せ方という部分では「表現」という言葉を私は使っていたかもしれないけど、
それは表現でも何でもないって気付いちゃって。ちょっと悔しかった。
でも、今は自分で何でも出来る機会がある。だったら、
表現に対してもっとストイックにやっていきたいと思っています。