【ひほー?】さや、コロッケを大量につくりはじめる
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さやの部屋にいったら、さやがすごい量のじゃがいもをふかしてた。
これどうするの?さやの作るご飯はすごく美味しいけど、さすがにこれは食べきれないよ?
って言ったら、
「私と綴理先輩の分だけでなく、部員のみなさんやお友達に配る分もあるのでご心配なく」
って言われた。
そっかぁ、それなら安心。
ボク、あやうくじゃがいもの食べすぎでタネイモになる所だった。
……あれ?でも、ボクがタネイモになって芽が出て葉っぱが生えたら、今度こそ光合成が出来るようになるかも。
そうしたらお腹がすき過ぎて動けない事が無くなるのかな?
長い人生なんだし、一度くらいタネイモになってみるのも悪くない選択なのかもしれないね、さや? どうやら人間はタネイモになれないらしい。さやに言われた。
がーんだな…でばなをくじかれた…
ちょっとショックを受けながらさやを見ると、一生懸命に大量のふかしイモをつぶしてる。
なにか手伝おうか?って言ったら
「綴理先輩はこの子をお願いします」
って言われて、ペキン・ダックを渡された。
最近見ないと思ったらキミはさやの部屋に家出をしていたのか。 「違います、この前綴理先輩が寝ぼけながらこの子を持って私の部屋に来たんです」
…知らない記憶だ。
「寝ぼけてたんだから当たり前なのでは?」
…それもそうだ。うん。じゃあボクはペキン・ダックを部室に持ってくね。 _
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ボクがタネイモになって芽が出て葉っぱが生えたら ペキン・ダックを部室に置いて帰ってきた。
いや違うか、ここはボクの部屋じゃなくてさやの部屋だった。
さやの部屋に帰ってきた。
…あれ?同じか。まぁいいや。
さやはふかしたイモをぺったんこぺったんこしてる。
平べったい形にぺったんこぺったんこ……あれ?なんでぺったんこって言うんだろ?さや知ってる?
知らないか。今度こずにでも聞いてみるね。 「こっむぎっこ卵に~♪パン粉をまっぶっして~♪」
さやが歌いながらぺったんこを油に入れてる。
………
……
…
ねぇ?さや?このぺったんこ、なんかあんまり美味しくないよ?
「!?いつの間につまみ食いしてるんですか!もう!」
ホントならぺったんこを二度揚げするのに、ボクが一度揚げのものを食べたって怒られた。
しょぼん。さや、ちょっときらい
「少し待っててくれたらちゃんと揚がったものをあげますから!」
やったぁ、さや、やっぱりすき いい匂いがしてきたね。
あ、これはぺったんこの事だからね?さやはちゃんといつもいい匂いだから。
「そういう事は言わないでもいいですから!もう!」
少し顔を赤らめながら、はい、とボクにぺったんこを渡してくれる。
ぺったんこはカラッと揚がってコロッケになっていた。
うーん、違うな。ぺったんこはコロッケに進化した!って感じ。ほのおの石を使って進化、みたいな感じだ。
もしかしたらペキン・ダックも進化したり「しませんからね!」
しないらしい。油で揚げるのはやめておく。 「どうですか?」
はふはふ…サクサクしてて、とても美味しいです。
ってボクは言ったつもりだったけど、コロッケは熱くて「はふはふ…はふはふはふ…はふふはふふふ」みたいな感じで口から声が出た。
さやはそれを見て笑ってた。うん、やっぱりさやは笑ってるほうがいい。
あ、そっか。
「どうしました?」
台風が近づいてるってニュースでやってたから、コロッケ作ってたんだなって。
「今更過ぎませんか?」
そうかな?気付いた事を口にするのに早いも遅いもないと思うよ?
あ、忘れてた。
さや、ごちそうさまでした。
感謝の言葉を伝えるのにも早いも遅いもない。多分。 これからさやは大量に作ったコロッケを配って回るらしい。
ボクも一緒に行く。手に持った大皿には30個のコロッケ。
今29個になりました。
「もう!食べないでください!部屋に戻ればあるんですから!」
分かりました。
この28個のコロッケは減らさないようにします。 俺がかっこいいと思う男キャラ☺
呪術廻戦 五条悟
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fate ギルガメッシュ
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東京リベンジャーズ 黒川イザナ
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とある アクセラレータ
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冴羽獠wwwwwwwwwwww☺
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昭和生まれのハゲたオッサンのセンスやばwwwwwwwwwwwwww☺ こっちゃんですら8分間しか耐えられないから仕方ない 気をつけなよ…キャラを演じているつもりでそのキャラに支配されないようにね… かほ~いる~?
ガチャッ、あ、いた。
「どんな入り方ですか!もう!」
そんなにおかしいかな?めぐもこずもこの入り方しても何も言わないよ?
「それは呆れてるか諦めているかのどちらかです!」
がーん。
そうだったのか…
「あ、あの?綴理センパイ?さやかちゃん?」
あ、ごめん、かほ。
はい、これ。配りに来た。 「コロッケ……?」
うん。台風コロッケ。台風近づいてるから、さやが作ってくれたんだ。
「はい、作りました。」
「あ…ああ!あれですね!台風コロッケ!」
かほは「へぇ~!」とか「はじめてみました~」とか言いながら嬉しそうだ。
そんなに珍しい?
「あ、はい!ほら、あたしの実家花卉農家なんで!台風来たらビニールハウスの補修とかで家中てんやわんやになるんです!」
「そ、それは…なるほど、コロッケ所では無いですね…」
「だからこれ、あたしの人生初の台風コロッケだよ!さやかちゃん、綴理センパイ!ありがとうございます!」 喜ばれたね~
「はい、喜んで貰えましたね!」
さやはにっこにこだ。
さやがにこにこしてると、ボクも嬉しい。花帆のところに3個のコロッケを置いてきたから残り24個。
冷めないうちに配ろうね。
「……引き算がおかしくないですか?」
気のせいだとおもう。 めぐ~いる~?
ガチャッ
「もう!全然反省してないじゃないですか!ドアの開け方!」
「お”う”っ!?……ってびっくりした~綴理先輩とさやかちゃんじゃん!」
やほ。
「やほ、ではなくドアの開け方をですね…」
「向こうの寮だとノックとか全然無かったからルリ的にはかまわないよ~」
……だって、さや。
あ、さやがちょっと諦めてる。
「綴理先輩が2人になったみたいです」…?ボクなんなの。 実はね、コロッケを持ってきたんだ。台風コロッケ。
あ、るりはアメリカ居たから台風コロッケ知らないか。
えっとね、日本では台風が来るとコロッケを食べる風習があるんだよ。
え?るりが小学校の時には無かった?いつからできたんですか…?
さや、いつだっけ?わかんない?そっか。
じゃあジュラ紀くらいからかな?できたの
「「ジュラ紀!?」」 「いくらなんでも前すぎるとルリ思う!故にルリあり!」
「そもそもインターネットが開通してからだったと思いますよ?台風コロッケって」
うーん…そっかあ。
確かに前すぎるね、ジュラ紀。
間を取って去年くらいにしておこうか。
「も、もうそれでいいです…」
さや良いって、良かったね、ルリ。 お腹空いてたルリにはコロッケを4つプレゼントしてきたね。
これで残りは19個。
「やっぱり引き算がおかしくないですか?」
気のせいだよもぐもぐ。
「もぐもぐ言ってるじゃないですか!」 >>35
めぐいる~
ではなく
るりいる~
だ…反省… 綴理先輩に同化しないように書くの大変そう。期待してる。 このSSを書き終えた時、残るのは綴理の意識か、はたまた…… 綴理のテキストを書き続けたら
綴理の中に溺れそうだ… 今日もコロッケ 明日もコロッケ
これじゃ年がら年中 コロッケ コロッケ 綴理「ボクはさやをスクールアイドルとして存在させることで祝福した。かほ、君はこずをどう祝福する?」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています