花帆「まつ毛が目に入っちゃった…」さやか「取りましょうか?」
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ルリちゃん加入前です
花帆「いいの?ありがとうさやかちゃん!」
さやか「えーと、綿棒は…あった、じゃあ失礼します…」カオチカズケ
梢「生徒会が長引いてしまったわね…」テクテク
梢「綴理も国語の補修を受けているし、今は一年生二人だけかしら」
梢「せっかくだし、全員揃ったら新しく取り寄せた紅茶でもーーーーー」チラッ
╭∞( σ _ σ )∞イ(˃ヮ˂ ੭ੈᐡト
ンッ イタイヨ サヤカチャン
ホラ ウゴカナイデクダサイ
梢「…」フリーズ
梢(ッ!!!????///)バッ 梢(嘘でしょう!?あの二人ってそんな関係だったの!?)
梢(花帆さん…!私というものがありながら…いや確かにまだ告白も済ませていないけれども!)
梢(あんなに笑顔を向けてくっついてきて その気にさせて、私を弄んでいたというの…!?)ワナワナ
綴理「こず…?何してるの?部室はいらないの?」スタスタ
梢「つ、綴理!?な、何でもないのよ何でも!」 〜〜
花帆「取れた!ありがとうさやかちゃん!」
さやか「いえ、結構手こずってしまいました、すみません」
花帆「いやいや、助かったよ〜」
花帆「それにしても、じっ…と顔近づけてて思ったんだけど…」
さやか「なんですか?」
花帆「さやかちゃんって、やっぱり可愛いよね!」エヘヘ
さやか「な…何言ってるんですか!もう!」カアア
〜〜
綴理「こず、早く入ろう?」
梢「綴理…今は…その」ゴニョゴニョ
綴理「?」
梢(いや…顔を近づけてたとはいえ、部室で致していたとは限らないのではないかしら…)
梢(案外、花帆さんの髪に付いたゴミをさやかさんが取ってあげていただけかも…)
梢「…そうね、入りましょうか」 綴理「うん、二人とも、入るよ」ガラッ
さやか「お、お疲れ様ですっ!」←やたら上気した顔
花帆「お疲れ様でーす!」←やたらスッキリした顔
梢「」フラッ バターン
さやか・花帆「梢先輩(センパイ)!?」
綴理「こず、大丈夫?」ツンツン
梢「え…ええ、大丈夫、とても、いえ少し動揺しただけだから」チラッ
さやかほ「?」
梢(何故きょとんとしているの…!?あなた達のせいよ?)
花帆「梢先輩もこける事あるんですね、意外です!」フフッ
さやか「花帆さん!笑っては失礼ですよ」
綴理「この前ボクとこずでくっついてた時も何回かこけそうになってたよ」
キャッキャ ウフフ
梢(この子たち、人の気持ちも知らないで…なぜだかとても腹立たしいわね)
梢(そもそも、部長として、部室で盛るなんて行為をした二人を諌めなければいけないわ) 花帆「梢センパイ!」
梢「何かしら、花帆さん」
花帆「昨日言ってた新しく取り寄せた紅茶、どんなのですか?あたし、すっごく楽しみにしてたんです!」
綴理「ボクも楽しみ…こずのとっておき、飲みたい。」
さやか「早速ですか?最近部室でお茶会をする頻度、多くなっていますよね」
梢「そうね…でも部室で花咲かせる(意味深)よりは健全な使用法だと思うけれど?」チラッ
さやか「?」 梢「今淹れるわね、座って待っていてちょうだい」
梢(直接伝えるのは憚られるわね、二人だけならまだしも、綴理もいることだし…今ので伝われば良かったのだけれど)コポポ
梢「はい、召し上がれ」コトッ
アリガトウ コズ アリガトウゴザイマス
花帆「そういえば、この前の生配信でさ、ユニットのキャッチコピー披露したじゃないですか?」
花帆「やっぱりDOLLCHESTRAのやつカッコいいな〜って思ったんです!」
綴理「氷上を舞う…なんだっけ」
さやか「"氷上を舞う群青と紅蓮の炎"ですよ!忘れないでください!」
綴理「そうだった」 さやか「それぞれのユニットのカラーが出てますよね、スリーズブーケのも素敵でしたよ」
梢「"咲かせた花はひとつでも、力を合わせて花束に"ね、スリーズブーケらしい、いい言葉だと思うわよ」
花帆「あたしも良いと思いますけど!やっぱりカッコいい口上で、ビシッとポーズ決めたりしたいんですよ〜」
綴理「でも、こずとかほで手をくっつけるポーズするの、可愛かったよ」
花帆「ホントですか?」エヘヘ
さやか「花束を表現してるんですよね」
梢「そうね、一緒にステージで綺麗な花束を作る…そんなユニットでありたいと思ってるわ」
梢(花束を作る(意味深)のは私と花帆さんでは無かったようだけれど) 花帆「梢センパイ!これからも一緒に頑張りましょうね!」
梢「そうね…ところ構わず力を合わせて花束に(意味深)するのは感心しないけれども」チラッ
花帆「?」
さやか「ユニットの紹介文なんですから、綴理先輩も、ちゃんと覚えてくださいね」
綴理「そうだね、覚えてるさや、偉い」ナデナデ
さやか「当たり前のことですよ!もう!」
花帆「フフッ、本当に仲良しさんですね」
梢「そうね、花帆さんとさやかさんほどでは無いけれど」チラッ
さやかほ「?」
梢(二人ともまだ私の言いたい事が分かっていないようね)ハァ… 綴理「だめ、さやはボクのだから」ギュー
さやか「も、もう!何を言ってるんですか!」テレテレ
梢(そうよね、もう花帆さんの物だものね)
花帆「」ニコニコ
梢(その笑顔は何?正妻の余裕なの?それとも怒りを堪えているの…?)アセアセ
綴理「…」
綴理「…花帆」コソッ
花帆「はい?」
綴理「今日、何かいつもと違う」コソコソ
花帆「はい…今日の紅茶、凄くおいしいです!」
綴理「違う…こずの様子…」クビフルフル
花帆「淹れ方ですか?」
綴理「紅茶から、離れて」 花帆「うーん…あっ、そういえば、綴理センパイと一緒に部室に入って来る前に、梢センパイが扉の隙間からこっちを見てたんですよね」
綴理「…かほ達は、何してたの」
花帆「さやかちゃんに、目に入ったまつ毛を取ってもらったくらいですかね?」
綴理「…」
綴理「………!わかった」
花帆「え!もう!?綴理センパイすごい!」
綴理「うん、こずの立場で考えてみたらわかった、国語の補修のおかげ」
花帆「教えて下さい!」
綴理「…こずの口から、ね」スッ 梢「やっぱり、いくら我慢できなくても、部室でフラワー(意味深)するのは、どうかと思うの」
さやか「はい?」
梢「…」
綴理「こず、伝えたい事があるなら、はっきり言ったほうがいい」
綴理「ボクらも、そうだったから」
梢「…!そ、そうね、私ったら、また同じ事を繰り返す所だったわ…」
花帆「どうしたんですか?」
さやか「わたし達が、何かしてしまいましたか?」
梢「さやかさん、そこまで分かっていて…いえ、よく聞いて、二人とも 」
さやかほ「」ゴクリ
綴理「こず、いけー」 梢「…フー、あなた達が…その、部室で、は、ハレンチな行為をしていた事よ!///」
さやかほ「…」
さやかほ「は!!!???///」
梢「さやかさん!いくら花帆さんが可愛くても、私の花帆さんに許可無く手を出すなんてどういう了見かしら!」コウフン
梢「花帆さんもよ!あんな…グスッ、あんなに私に気を持たせておいて、裏切りもいい所だわ!」ウワーン
花帆「そんな事してませんよ!///」
梢「嘘おっしゃい!あんなに顔を近づけて…よりにもよって部室で何をしているの!」
花帆「目に入ったまつ毛を取ってもらっただけですよ///」
梢「…え?」
さやかほ「………」
梢「…さやかさんの顔が赤かったのは?」
さやか「あ、あれは花帆さんが急にわたしのことを可愛いと褒めるので///」
花帆「証拠もありますよ!ほらこの綿棒で取ってもらったんです!」スッ こずさやかほ「……」
綴理「やっぱり合ってた。ボク、名探偵」
梢「…綴理!あなた気づいてたのね!」
綴理「ボク帰るー」スタスタ
さやか「あの、私の花帆さんって、どういう」
梢「綴理待ちなさい!あなたが煽るから色々ぶちまけてしまったじゃない!どうしてくれるの!」
綴理「それボクのせい?」 花帆「あのあの、あたし、気を持たせるとか、そんなつもりじゃ無くて…気持ちは嬉しいですけど…ごめんなさい!」
梢「しかも振られたじゃないの!!!!」ビエーン
綴理「こずドンマイ」
梢「あなたそのたった6文字で済ませるつもり!?」
綴理「こずの自爆だから」 脳が再生されたと思ったらまた破壊されたわね
ふざけているのかしら? ワーワー
さやか「…が、外周でも行きましょうか!」
花帆「そ、そうだね、センパイ方、あたし達行ってきますね!」タッタッタ
梢「待っ…うう」ドサッ
綴理「大丈夫?」セナカサスサス
梢「もうダメよ、おしまいだわ…」
綴理「フォーチュンムービーで毎回振られてるから、そんなに落ち込まないかと思ってた」
梢「あなたには分からないわ、あの曲を歌った日は必ず枕を涙で濡らしていた私の気持ちは…」
綴理「じゃあライブの日毎回泣いてたんだ」
綴理「どんな気持ちでライブやってたの」
梢「あの曲の後は意識が飛ぶのよ…」
綴理「もう廃盤にしたら?」 梢「こ…これからどうすれば…っ」目ゴシゴシ
綴理「こず、どうしたの」
梢「目に、まつ毛が……痛っ」目ゴシゴシ
綴理「…取ってあげようか?」
梢「…」
梢「………ありがとう」
終わり ƪ𖡡ル ᵒ ᷅ᴗᵒ ᷅ル ……
乙宗梢はこの時理解した。
このスクールアイドルクラブのなかで真性のレズは自分だけということを…… ってそうじゃなくて〜!は振ってるという自覚すらなさそう 実はそうじゃなくてーまでがセリフ
花帆ちゃんの方が悶々としてる説を推すわ 過去スレ
凛ちゃんが陸上の推薦を蹴ってかよちんに付いて来た裏設定
果南「寒いのも悪くない」
しずく「私の理想の」 そうじゃなくって~///
は花帆ちゃんの照れ隠し定期 地雷撤去班、夕霧綴理に見えていて
実はさやかのことを裏切らず梢も手に入れてるところ見ると
本当の策士は綴理なのかもしれないな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています