【超絶短編】かのん「結婚しよっか」
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かのん「ただいまぁー」
サヤ「お帰りなさいませ。かのん様」
かのん「サヤさぁーん、疲れたよ~」
サヤ「ふふ。お疲れさまです。今日のご飯はハンバーグですよ」
かのん「本当にっ!?よっしゃーーー!」
サヤ「もう召し上がりますか?」
かのん「恋ちゃんは?」
サヤ「まだお仕事のようです」
かのん「そっか~。…ご飯はみんなで食べたいからまだいいかな」
サヤ「承知しました。ではお風呂に──」
かのん「恋ちゃんと入るから~。ゲームしとくね」
サヤ「ふふっ。承知しました」
サヤ(かのん様がこちらにいらしてからもう10年になりますか…)
サヤ(恋様と同棲すると言われた時は驚きましたが、今ではもう家族のよう…)
サヤ(この日常がいつまでも続きますように…)
サヤ(そう願うばかりです) 恋「ただいま戻りました」
サヤ「お帰りなさいませ。お嬢様」
恋「遅くなり申し訳ございません。かのんさんは?」
サヤ「もう帰っておりますよ。今はゲーム部屋にいらっしゃるかと」
恋「そうですか。最近かのんさんはゲームばっかりですね…」
サヤ「以前の恋様のようです」
恋「サヤさん!?」
サヤ「ふふっ冗談です。さぁ夕食にしましょう」
恋「先程の言葉…。冗談でも聞き捨てなりま──」
サヤ「はいはい」 ニコニコ
恋「サヤさんっ!」
サヤ(この幸せな時間が一生続く)
サヤ(そんな事はなかったのです…) かのん「恋ちゃん。結婚しよっか」
恋「はい!」
サヤ(幸せな時間がもっと幸せになるなんて思ってもいませんでした)
終わり キングクリムゾンで時間を飛ばされた感覚ってこういう感じか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています