恋「かのんさん、領収書は貰いましたか?」
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かのん「恋ちゃん、この前お願いされて生徒会用に買った筆記用具のお金、私が立て替えたんだよね」
かのん「貰って良い?」
恋「はい。いくらでしたか?」
かのん「990円」
恋「かのんさん、領収書は貰いましたか?」
かのん「え?」
恋「レシートでも良いですよ」
かのん「捨てちゃった」アハハ
恋「はい!?」 他が自分のミスを埋めてくれる時こそ自分の惨めさを重く感じちゃうけど
果たしてかのんは… 70万÷1072(東京都最低賃金)=652.9時間… 可可「そんな、だめデスよ千砂都!」
千砂都「なんで? 休学中だってスクールアイドルは出来るよね」
すみれ「千砂都がそこまでやらなくても良いじゃないの」
千砂都「なら、かのんちゃんに稼げると思う?」
すみれ「それは、まあ……アレだけど」
千砂都「私はかのんちゃんが出来ないことをするって決めてるんだ」
千砂都「だから、任せて!」ニコッ
かのん「ちぃちゃん……」ジーン
かのん「ありがとう、毎日たこ焼き食べに行くね!」 かのんのために全てを犠牲にできるけど、それはそれとしてかのんにはできることをやらせるから怠けた瞬間に引っ叩きそう 千砂都「ありがとうかのんちゃん、まるーいたこ焼き作って待ってるね♪」
かのん「えへへ」
千砂都「えへへ」
ウィーッス♪
すみれ「いやいやいや、どうなってんのよ」
可可「千砂都は怒ってないのデスか?」
千砂都「そりゃ怒ったよ。私に言ってくれなかったのはすごくショックだったし」
千砂都「でもね、かのんちゃんの行動力が無かったら……」
千砂都「かのんちゃんが常識でブレーキ踏めるような子だったら……」
千砂都「きっと、いじめっ子3人に1人で立ち向ったりしなかったと思うんだ」 千砂都「だから私はかのんちゃんがどれだけ失敗しても、行動力は否定したくない」
すみれ「あんたって人は……」
千砂都「もちろん、人に迷惑はかけちゃダメだから今後はかのんちゃんの練習メニューを強化して」
千砂都「当分は練習で疲れて他のことは何も出来ないくらいに調整するね♪」
かのん「ヒィィ!」ガクガク 休学中にスクールアイドルやっていいわけねえだろ!! 一周回ってちぃちゃんが悪い気がしてきた
ちゃんと首輪つけとかなきゃ……そういう動物には 千砂都「ってことでお金の方はどうにかするから、恋ちゃんは理事長のこととか色々よろしくね」
恋「はい。お任せ下さい」
千砂都「可可ちゃんも、せっかくだから新衣装を2種類よろしくね」
千砂都「こんな時だからこそ楽しいことも考えなくちゃ」
可可「はいデス!最高の衣装を作りマス!」
千砂都「すみれちゃんも恋ちゃんと可可ちゃんのサポートを」
すみれ「もちろんよ」
千砂都「1年生のみんなは、きな子ちゃんを支えてあげて。生徒会も実家の件もキツイだろうから」
メイ・四季・夏美「はい!」
きな子「うう……すまないっす」
かのん「きな子ちゃんが謝ることないよ!」 かのん「よく考えたらそれもこれも、理事長が原因だよね」
かのん「もちろん私が突張しちゃったのはわかってるよ?」
かのん「でもさ、理事長が出張に行ってなければすぐに申請できたわけだし」
かのん「しかも自分のPCにIDとパスワードを書いた付箋を貼ってるって、無用心すぎるよ!」
かのん「みんなもそう思うよね?」
「「「「……」」」」
かのん「みんな黙っちゃってどうしたの?」
すみれ「……かのん、ちょっと深呼吸して」
かのん「すぅー、はぁー」
すみれ「じゃあ後ろを向いて」
かのん「?」クルッ
理事長「こんにちは」 かのん「理事長!」
理事長「おおよその話は桜小路さんから聞きました」
恋「理事長、申し訳ございませんでした!」ペコッ
恋「どうかこの件は学内で処理して頂けないでしょうか……!」
恋「すべて、かのんさんを副会長に任命したわたくしの監督不行き届きなのです!」
理事長「……」
かのん「ちゃんとパスワード変えといたほうが良いですよ」
恋「かのんさんはしばらく黙っててもらえますか!?」 ここが屋上だって事かのんちゃんは分かってるのかな? どれだけ絶対的主人公でも金が絡んだ特大のやらかしやっちまうともう終わりでは… >>476
文化祭の公約でのやらかしがあるけどそれ以外の実務に関しちゃ有能では 今までやることは何でも上手く行ったり肯定されてきたがためにこのようなモンスターが産まれてしまったのか 理事長「はぁー、まったくもう」スッ
夏美「スマホを取り出しましたの!」
メイ「やっぱり通報されるのか!?」
理事長「もしもし、お世話になってます私立結ヶ丘女子高等学校理事長の……」
四季「警察ではなさそう」
理事長「いえいえ、こちらこそ。きな子さんはとても優秀で……」
きな子「ウチの実家に電話してるっすか?」
理事長「それでですね、実は個人的な旅行でそちらに宿泊したいと考えていたんですが」
理事長「私ったら、代金の桁を間違えて振り込んでしまいまして……」
理事長「誠に申し訳ございません。しかもよく見たらサイトでエラーが出て予約も出来ていなかったみたいで、はい、はい」
理事長「はい、7万円の食べ物満喫コースでお願いします。日程は〇日から〇日で……はい、申し訳ありませんでした」
理事長「楽しみにしています、それでは失礼します」ピッ 恋「り、理事長……!」
恋「ありがとうございます!!」フカブカ
理事長「まあ、ちょうど旅行に行きたいって思ってたから」
理事長「それにこんなことでスクールアイドル部が潰れたら花に申し訳が立たないもの」
かのん「良かったね、恋ちゃん!」
理事長「だたし、ペナルティとしてスクールアイドル部の今年度の活動費の支給は無しにします」
メイ「良かった、それだけで済んで……」
夏美「活動費無しはキツいけど、なんとか動画配信で稼ぎながら頑張れますの!」
理事長「それから澁谷さんのご両親ともお話しなくてはいけませんね」
かのん「?」 恋「あの、このことは学外には」
理事長「こんなこと、学内にも公表しないわよ。みんなも喋らないでね」
可可「もちろんデス!」
四季「言えるわけがない」
恋「ああ、助かりました……お母様の墓前に胸を張って行けそうです」ホッ 後日 教室
ザワザワ
かのん「それでさ、理事長の机が付箋だらけで……」
かのん「笑っちゃうよね!」
ココノ「か、かのんちゃん?」ドンビキ
ザワザワ ヤバ・・・
すみれ「なんであんたが言いふらしてんのよ!」 こうして、澁谷かのんのやらかしの噂が学外に広まった。
マルガレーテ「澁谷かのん……なんでそんなわけのわからない奴を音楽学校がスカウトするの!」
マルガレーテ「許せないわ!入学して秘密を探らないと!」
冬毬「信じられません……そんなわけのわからない人の学校に姉者が居るなんて心配すぎます」
冬毬「私が入学して適正化しなければ!」 千砂都「かのんちゃん、昨日はどうしたの?毎日たこ焼き食べに来るって言ったよね?」
かのん「ご、ごめん、練習がキツくて……」
千砂都「はい、じゃあ1日分の利息としてたこ焼き5キロ持った状態でスクワット500回ね」
かのん「うわああああん!!」ビエー
千砂都「さーて、今日も稼ぐぞー!」
かのん(あれ、利息……稼ぐ……と言えば)
かのん(理事長の口座のIDとパスワードをスマホにメモしたままだった)
かのん「!」ハッ
かのん(理事長の口座からお金を借りて資産運用して増やして、元のお金を返せばいいのでは!?)
おわり ありがとう完結が寂しくなる位楽しかった
でも3期のかのんちゃんを素直に見れなくした罪は重いw やらかしに対して制裁と引かれ具合が軽いな…
でも面白かったわ 千砂都とかのんでパパ活すればきっと1月で返せますよ 制裁が軽すぎてなんだかなぁ
もうちょい痛い目見て欲しかった みんなこれまでのかのんちゃんの功績は認めてるっぽいのが妙にリアルというかなんというか
公式ドラマCDでこういう話あってもギリ受け入れられる 絶妙にやりそう感があって自分の中のかのん像がちょっと歪んだ 本人反省の色ないどころか何が悪いのかまだ分かってなさそうで…とてもハッピーとはw
なんなら核地雷埋まったまま こうして、澁谷かのんのやらかしの噂が学外に広まった。
いや本人が全部話すんか~い!
即オチ2レスすぎる かのん「どの株がいいかなぁ…けーらぼ?ラブライブのゲーム作ってる会社だ!」
かのん「投資することでラブライブの発展にも繋がるから一石二鳥だね」ポチ
みたいな感じにやらかしが続きそう ちょっと思いついちゃったので一旦おわりは取り消しで
続けます かのん「498,499,500!」
かのん「うわぁ~!づがれだぁー!」ドサッ
千砂都「はいお疲れ様!たこ焼きとコーラをどうぞ♪」
かのん「今たこ焼き食べたら吐きそう……コーラだけもらうね」
ゴクゴクッ
かのん「っぷはー!最高!」 千砂都「みんなの様子はどう、練習進んでる?」
かのん「うん。動きも揃ってきたよ。ほら、動画撮ってきたから」
♪~~~~
千砂都「うんうん。いい感じだね」
かのん「ちぃちゃんのメニューのおかげだよ」
千砂都「明日はたこ焼き屋も定休日だから、私も練習参加するね」
千砂都「自主練はしてるけど、やっぱり9人で合わせもやっとかないと」
かのん「そうなんだ!みんな喜ぶよ!」 千砂都「さて、そろそろ閉店だね」
ガチャガチャ
かのん「ふー、汗かいちゃった」
千砂都「私は車片付けて、布団敷いておくから。かのんちゃんは銭湯行ってきなよ」
千砂都「はい、お風呂代」チャリン
かのん「ありがとう! 行ってくるね!」
かのん「ふんふーん♪」
スタスタ
ありあ「お姉ちゃん」ヌッ
かのん「ありあ?どうしたの?」
ありあ「……もうそろそろ家に帰ってきなよ。お父さんもお母さんもマンマルも心配してるよ」 かのん「怒って私に『出ていきなさい!』って言ったのはお母さんじゃん」
ありあ「そりゃあ、勝手に70万使われたら誰だって怒るよ……」
ありあ「でもあの時はカッとなって言い過ぎたって反省してたし、お姉ちゃんが帰って謝れば許してくれると思うよ」
かのん「うーん……」
ありあ「じゃあ、待ってるからね」タタッ
かのん(私も迷惑かけたとは思ってるんだけどなあ)
かのん(でも、今帰って謝ったらまた家族に甘えちゃう)
かのん(ちゃんとちぃちゃんに70万円稼いでもらってから帰ろう) かのん(ふふ、それに良い方法思いついたしね!)
かのん(ちいちゃんにもそこまで稼がなくて大丈夫になるかも)
かのん(それどころか、もっとお金増やしてLiella!の活動資金に出来るかもしれないし)
かのん(お風呂から出たら理事長の口座から出金しよっと!)
かのん「ふんふふーん♪」
かのん「……あれ、あれ?」ポチピチ
『誤ったパスワードが複数回入力されました。インターネットバンキングのアカウントがロックされました』
かのん「あれーー?」 バッドエンドの更にその先を見せつけられるとか生まれて初めての経験なんだけど 次の日
カランカラン
澁谷母「いらっしゃいま……かのん!?」
かのん「……ただいま」
澁谷母「もうっ! 何日も家出なんてして!心配したじゃない!」
かのん「お母さん、ごめんなさい」
澁谷母「もう良いのよ、私もかのんに振り込みのやり方を教えたのも良くなかったわ」
澁谷母「とにかくかのんが無事に帰っきて嬉しいわ」ニコッ
かのん「ううん、そっちじゃなくて」
かのん「退学になっちゃった」エヘヘ 1期かのんだったら退学食らったら自殺しそうだけど2期かのんはエヘヘで済ませられるんだな 2期以降のかのんってここからでも一発逆転狙いに行くよな
なお 澁谷母「ごめん、ちょっと体調悪い。横になるわ」フラフラ
かのん「あ、大丈夫?薬買ってこようか?」
澁谷母「……」フラフラ
かのん「部屋に行っちゃった」
かのん「とりあえず、お母さんとも仲直り出来て良かった!」
かのん「あ、マンマルただいまー♪」 かのん(まあ、結女としばらくお別れするのは淋しいけど)
かのん(ウィーン国立音楽学校から留学のスカウト来てるし、そっちに行くしかないか)
かのん(世界中に歌を響かせる……)
かのん(私の夢を叶えるために、スクールアイドルを続けるべきか、留学をするべきか迷ってた)
かのん(だけど、これで選択肢は一つになった)
かのん(これはきっと、迷っていた私に理事長やみんながくれたチャンス)
かのん(頑張らないと!) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています