花帆「梢センパイこそ…」さやか「ですが綴理先輩の方が…」綴理「こず、盗み聞き?」
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綴理「進路は迷走中。でも行き先は決まってる」
綴理「ボクの行き先はさやのとこ…ん?」
梢「………」ニヤニヤ
綴理「こず、部室で盗み聞き?聞き盗み?それとも部室の戸に耳を委ねる遊び?」
梢「盗み聞きだなんて、そんな人聞きの悪い事言わないでちょうだい…」
綴理「それで、悪い人聞きのこずはどんな秘密を聞き盗んでるの?」
梢「うーん…部室で花帆さんとさやかさんが言い合っているのだけれど…ふふっ」
綴理「こず、楽しそうだね…どれどれ」ピトッ 花帆『…けど!蓮ノ空スクールアイドルクラブといえば梢センパイだと思います!』
さやか『確かに綴理先輩は部長ではありませんし、むしろ支えられている側ですが、スクールアイドルという一点で見れば綴理先輩こそが…』
綴理「………ボク、褒められてるの?というか、さやとかほは何の話をしてるの?」
梢「うーん…2人に頼んでおいた部活の紹介記事、あるじゃない?」
綴理「新聞部が撫子祭で貼るアレか」
梢「そう、そのアレに何を書くかって相談中にどうやら私と綴理のどちらの事を書くかで揉めているみたいで…」
綴理「ああ、つまりお菓子」 梢「綴理の中で何が詰まったのかはわからないけれど、とにかく2人が私達のことをこんなに想ってくれていたんだってわかったらなんだか嬉しくなってしまって…部室に入るタイミングを逃してしまったのよ」
綴理「何かを逃しても楽しいことってあるんだねぇ…」
梢「そんなこと言って、綴理だって嬉しそうじゃない?」
綴理「うん。さやが褒めてくれたら、ボクは嬉しい」
梢「あら、奇遇ね?私も花帆さんに褒められるのはすごく嬉しいわ」ニッコリ 花帆『ほ、ほら!梢センパイは部の内外問わず頼られてるし…』
さやか『綴理先輩は休み時間にみんなから、一曲お願いされるほど…』
花帆『それから…梢センパイは周りからも凄い人気者!』
さやか『そ、それはどうやって証明するつもりですか!?』
花帆『証明!?え、えーっと…』
綴理「こず聞いてる?かほ、分が悪そうだけど?」ニヤリ
梢「くっ…だ、大丈夫よ!花帆さんならきっと上手く切り抜けられるはずよ!」
花帆『うー…うー…証明…証明…』
さやか『それに…綴理先輩はわたしを愛してくれます!』
梢&綴理「!?」 花帆『えっ…?愛…?』
さやか『そうですよ、花帆くん』ドヤァ
花帆『花帆くん。』
梢「ちょっと綴理…あなた…」
綴理「いや、ほら、その…アレ。さやが言いたいのはきっとユニットのパートナーとしての愛みたいな…」
さやか『これは消灯間際まで綴理先輩の部屋で配信をしていた時のことですけど…』
花帆『うん』
さやか『その日は結構、「さやかちゃん可愛い!」みたいなコメントを頂いて…』
花帆『あー、嬉しいよね!ああいうコメント!』
さやか『はい。なので何度かコメントを拾って返事をして、配信を終わらせた後…』
さやか『自室に戻ろうとするわたしを綴理先輩が背後から抱きしめて下さって…』
さやか『「さや…ボクの心は今、出来立ておでんのお出汁になってるんだ」…と耳元で囁かれまして…』ウットリ 花帆『…???それってどういう…』
梢「本当にどういう意味なのよ…」
綴理「………」
さやか『つまり、わたしがファンの皆さんにばかり構うから、綴理先輩の嫉妬心がぐつぐつ煮たってしまったという事です』
花帆『ほへぇ〜』
さやか『そしてそのまま半ば強引にベッドへ引きずり込まれ…♡』
さやか『わたしも、だめです綴理先輩…わたしたちまだ学生ですから…と一応抵抗したものの、却って綴理先輩を焚き付けてしまったようで…♡』
さやか『「大丈夫。ボクたちはかたつむりじゃない。間違いは起きない」と真剣な眼差しで見つめられまして…♡♡』
花帆『ふーん…』 梢「その心は『女同士でセックスしても子どもはできないから大丈夫』ってところかしら?綴理、あなた案外最低なのね…」
綴理「違っ…いや合ってる、けど…」
梢「遊び感覚で後輩に手を出すなんて…」
綴理「それは違う!ボクは本気で…」
さやか『そうして、わたしは綴理先輩に初めてを捧げたんです…♡』
花帆『へぇ…』
梢「本気で好きなのに、嫉妬だなんて随分自分本意な理由で後輩の初めてを奪ったのね?素敵な先輩が聞いてあきれるわ…」ハァ…
綴理「いや…それは、その…ボクはさやが…」 さやか『綴理先輩はわたしの全身をくまなく愛撫してくれました…♡』
さやか『初めは優しく…触れるか触れないかの繊細なタッチで焦らされて…』
さやか『高揚する気持ちとは裏腹な物足りない刺激にたまらず声を上げると、綴理先輩は一転、わたしの胸に夢中で吸い付いて来て…♡♡♡』
梢「ふぅん…一応リードしようとはしたけど、さやかさんのあまりの可愛さに途中で理性が切れてしまって、結局本能のままがっついたってところかしら?あなた、まるでお猿さんね?」
綴理「ううぅ…さやのばか…///」
さやか『どうですか、花帆さん?』フフン
花帆『………へぇ…… 綴理先輩とさやかちゃんって、そういう感じなんだね』
梢「…綴理、あなたがサカったせいでさやかさんがムラムラ村野になるのは仕方ないにしても、こんな話を聞かされたんじゃ天使のように無垢な花帆さんの教育にも悪いじゃない?どう責任を取ってくれるのかしら?」ハァ…
綴理「ううぅ…///」 梢「さて、綴理のお猿さんのように旺盛な性欲についても知れたのだから?そろそろ部室に入って練習を──」
さやか『花帆さんには少し刺激が強すぎてしまいましたか?』
花帆『刺激というか……梢センパイとのセックスとは全然違うんだなって思ったよ!』
綴理「!?」
さやか『!?』
梢「ちょっ…!?」
さやか『か、花帆さんも先輩とシてるんですか!?』
花帆『そうだね〜…さやかちゃん達のやり方とはかなり違ってるんだけど…』
綴理「こず…」
梢「あわわわわわ…」
さやか『違う…って一体どんな…』
花帆『うーんと…まぁ日によって内容は変わるんだけどね?』
綴理「ボクまだ1回しかお手つきしてないけど…こず、常習犯?」
梢「いやっ…違っ…くはない、のだけれど…その…」
さやか『日によって内容が…?』 花帆『うん。例えば昨日の夜だと…最初に、梢センパイ今夜は何になりたいですか?って聞いたら、「そうね…今日は激しめのスパンキング奴隷になりたいわ」って言ってたから…』
さやか『すぱんきんぐ…とは?』
花帆『お尻とかを叩くやつだよ!手とか、このくらいの短いムチとか、木製のしゃもじみたいな板とか、ブラシの毛のない方とかを使うんだ〜』
さやか『へぇ〜…』キョウミシンシン
綴理「へぇ〜…」ドンビキ
梢「…2人だけの秘密よって毎回あれだけ念入りに約束してるのにぃ…///」
花帆『まずは梢センパイの両手首を皮製の手錠でキュッてして、わんちゃんみたいな首輪とリードを付けてあげて、その後目隠しして四つん這いにさせたんだけど…』
さやか『それは…なんだか凄いえっちですね…///』
花帆『それだけですっごく興奮してくれたみたいで、梢センパイったらもうお股からお汁を垂らしてたから…』
綴理「こず、ドM」
梢「うぅ〜…///」 花帆『はぁ…まだ何もしていないのにもう感じてるんですか?あたしの目の前で勝手に1人でマゾ晒して恥ずかしいと思わないんですか??って聞いたら…』
さやか『すごい…何だか聞いてるこっちがドキドキしてきました…♡』
花帆『梢センパイが、「はい…♡可愛い後輩の前で無様な醜態を晒す卑しい雌豚にお仕置きをお恵み下さい…♡」って言いながらお尻をふりふりしたから…』
綴理「無様な醜態って、なんだか似てるね」
梢「コロシテ…ワタクシヲコロシテ…///」
花帆『パドルでこう…スパーン!スパーン!スパーン!って何回か叩いたんだけど…』
さやか『えっ…それって痛くないんですか…?』
花帆『絶対痛いよ!でも梢センパイってばそのままのけ反ってお潮をぴゅっぴゅってしながらイッちゃったんだよ!すごくない??』
綴理「こずのマゾの才能には素直に驚くけど、それよりかほに何やらせてんの?ってボク思った」
梢「ええ…全くもってその通りね…///」
さやか『それで、その後は…?』 練習からの帰り道にセックスの内容相談してると考えると風紀が乱れる 花帆『その後はね〜…梢センパイ、よくイけました♡ご褒美にあたしのおしっこ飲ませてあげますね♡って言ってリード引っ張ってあたしのお股に梢センパイの顔面を持ってきてお股舐めさせたりとか…そんな感じかな?』
さやか『凄いですね花帆さん、何というか…そういう特技?があったなんて知りませんでした』
花帆『いやいや!全部梢センパイに教えてもらった事だから!梢センパイって歌やダンスだけじゃなくて、セックスの教え方も上手なんだ〜!』
さやか『なるほど…梢先輩もなかなかやり手なんですね…』
綴理「こずは本当にさぁ…無垢な天使に何仕込んでるわけ?」
梢「はい………」
さやか『……しかし困りましたね…』
花帆『ねー…梢センパイも綴理センパイもどっちも凄いもんね〜…』
花帆&さやか『う〜ん…』 梢「………ねえ、綴理」
綴理「なに、こず」
梢「とりあえず、今日は何も聞かなかった事にして…」
綴理「ドM」
梢「性欲猿」
梢&綴理「…………」
綴理「いやでもやっぱりボクよりこずのほうが異じょ…」
壁メキィ
梢「……何か言ったかしら?」ニッコリ
綴理「オーケー、わかった。そうしよう。ボクたちは今日何も聞かなかった」
梢「ふふっ、話が早くて助かるわ」
綴理「じゃあ、また」
梢「ええ、また」 ──翌日
花帆「…もう、梢センパイは綴理センパイと2人でステージに立つことはないのかなーって、そういうコメントがあってですね…」
梢「そうね…もう2度と同じステージに立つ事はないわ(というかできれば顔も合わせたくないわね…)」
花帆「えー…それはどうしてですか…?」
梢「………今の私には花帆さんがいるもの」ニッコリ
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