侑「うひゃ~今日はほんっとあっついなぁ」せつ菜「それなら家に寄って行きませんか?麦茶が冷えてます!」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
侑「本当に?いいの??ちょうどすっごく喉乾いてたところだから助かるよー」 チーン!
せつ菜「つきました、この階です!」
侑「せつ菜ちゃんのお家って立派だよね~しかも学校から近くってほんと羨ましいなぁ…」
せつ菜「いやぁそれほどでも…それにこんなに近いとそうそう遅刻なんて出来ませんし…まして生徒会長なので…」
せつ菜「っと、この部屋です!さあどうぞ!」
侑「おしゃましまーす」 侑「けど本当に大丈夫?家の人とか…」
せつ菜「いえ!今日は母が居ないので…どうぞくつろいで行ってください!」ガチャ
侑「そっか、そういうことなら」
せつ菜「ではそこのソファーへ…うぅ…部屋の中もあっついですね…」ピッピッ
エアコン「ガーッ」
侑「んんーっ!涼しーっ!」ドカッ
せつ菜「…ではエアコンが効くまでそちらで待っててください、私は飲み物を取ってきます!」 ガサッ…カラン…カラン…
せつ菜「はいどうぞ、麦茶です!」コトッ
侑「ありがとうせつ菜ちゃん!…くすっ、このコップ、イルカが付いててかわいいっ」
せつ菜「そうですか?これは私が小さい頃から使ってるものでお気に入りなんです」
侑「へー、そんなコップで飲めるなんて…なんだかとっても嬉しいっ」
せつ菜「っ……///さ、さぁ氷が溶けて薄くなってしまいます!その前に飲みましょう!」 侑「んく…んく…」
せつ菜「んく……んく……んく…」
侑「ぷはーっ!この為に生きてるよねーっ!!」
せつ菜「ふふふっ…大袈裟じゃないですか?侑さん」
侑「大袈裟じゃないってばー!カラカラの喉に冷えた麦茶…これは何よりも美味しいっ!!」カラカラ
侑「私は喉乾いてたから一気に飲み干しちゃったけどせつ菜ちゃんも飲み干しちゃったねー!いい飲みっぷり~」
せつ菜「そ、それはわたしも喉が渇いてて…それにごくごく飲む方なので…あのっ、おかわりお入れしますね!」 ~
侑「ふー!涼しくなったー!」
侑「じゃっ、せつ菜ちゃん!また明日…」
せつ菜「えっ!?…もうですか?侑さん!?」
侑「んん??どうしたの?」
せつ菜「えっと…もう少し家でゆっくりして行かれてはいかがですか?今日は母も居ないので気兼ねなく…」
侑「そうしたいところなんだけどさー…今日うちも親遅いから自分の分のご飯用意しておいてって言われてて…」
せつ菜「…! そ、それでは今日私の家で晩御飯一緒にどうでしょうか?丁度私も準備しなければと思ってたところなんです!」
侑「えっ?いいの??」 >>15
相手に飲ませられるなら飲料はなんでもいいんだよね… せつ菜「はいっ!…それにさっき麦茶を冷蔵庫から取り出すときに封筒が磁石で挟んであって…そこにお金が…」ピラピラ
侑(えっ?一人分にしては結構な金額じゃない?)
せつ菜「確認したら母から◯INEで冷蔵庫のお金で夜は食べておいて、と入っていましたので…これで侑さんと」
侑「ふむ…なるほど…」 侑「ちょっと待ってね?私も朝にお母さんからお金もらってたから…それに確か……」スッスッ
せつ菜「?? 侑さん?」
侑「…せつ菜ちゃん、今日はピザパーティーだよ」
せつ菜「!!」 ~~
ピンポーン
侑「はーい……はい支払いは…はいっ、はいっ…ご苦労様でーす…」
…
ガチャッ!
せつ菜「!!」
侑「じゃじゃじゃじゃーん…せつ菜ちゃんピザ届いたよ!見て見て!ほらっ!」ガサガサッ
せつ菜「わあっ……とってもいい匂い…!」ゴクッ
せつ菜「二枚注文で1枚分以上割引になってサイドメニューまで付いてくるクーポンがあるだなんて…こんなにお得に買えたのは侑さんのおかげです!」
侑「前に家で注文した時に会員登録してその時にクーポンが貰えてたみたいでさ~なかなか家じゃ頼まないし期限切れそうだっから良かったよー」
侑「さささっ、冷めないうちに食べよっ!」
せつ菜「はいっ!!」 せつ菜「んんーっ!美味しそうです!!」ペカー
侑「サイドメニューでポテトとナゲットも…あとはピザといったらこれだよね!」
せつ菜「!! やっぱりピザといえばコーラですよね!!!…うぅ…しかしこれだけ食べちゃうと体重計に乗るのが…反動が怖いです…」
侑「あっ!言わないでおこうと思ったのに…!けどせつ菜ちゃんは痩せてるしちょっとくらい食べたって平気しゃない?私なんか…」
せつ菜「何を言ってるんですか!…それなら侑さんの方がほっそりしてて…」
侑「くすっ…」
せつ菜「な、なんですか??」
侑「いやぁごめんごめん…初めて会った時から…私とせつ菜ちゃんとでこういう他愛もない話して笑い合えるなんて思わなかったなーって」 せつ菜「!」
せつ菜「それは…本当にそう思います…初めて会った時は…もうスクールアイドルにはケジメをつけようと…終わりにしようと考えていた頃でしたから…」
侑「いやぁ、本当に続けてくれて良かったぁ」
せつ菜「それは…侑さんの言葉があってのことで…侑さんがいなければ今の私はありませんでしたよ?」
侑「そっか…」
せつ菜「はい…」
ゆうせつ「…」 グゥゥ
侑「あっ…///」
せつ菜「くすっ、お腹空きましたか?ぺこぺこです」ニコッ
侑「うんっ…///」
せつ菜「さあっ、では冷めないうちに食べてしまいましょう!」
侑「そうだね…あっ!そうだ写真写真!」
せつ菜「??」
侑「食べる前に写真撮ってさ…これでみんなに自慢しちゃおうよ!」
せつ菜「なるほど…この時間ならまだご飯を食べてない人もいるはず…なかなか悪どいことをしますね…」
侑「ふっふっふっ…それほどでも」 ─
侑「うわぁっ…みんなから飯テロだー!ってすごい返事きてる!!」
せつ菜「本当ですね!……歩夢さんからは侑さん宛にたくさんメンションが来てますけど……」
侑「ま、まあ歩夢はね…いつものことだから…」
せつ菜「??」
侑「じゃあっ、こっちは私の分で…こっちがせつ菜ちゃんの分っ!分けっこして食べるでいいんだよね?」
せつ菜「はいっ!侑さんの味も気になりますし…こうやってピザを分け合って食べるのは初めてで新鮮です!」
侑「私もっ!よしじゃあ…」
ゆうせつ「いただきまーーす!」 せつ菜「はむっ…んんんんーっ!すっごく美味しいです!」ペカーッ
侑「うーん…いい表情いただきっ!」パシャッ
せつ菜「わわっ、写真!?何撮ってるんですか!!」
侑「だってせつ菜ちゃんってばほんっとうに美味しそうに食べるから…ほら、この表情!」
せつ菜「わ、私…こんな顔を…///」
侑「これなら広告に使えそうなくらいだよね~ピザ屋さんに送ってみようかな~?」
せつ菜「こ、こらーっ!それはダメですよー!やめてくださいー!!」
侑「ウソウソ、でも送ったら使ってもらえそうだよね~だってこんなかわいいんだもん」
せつ菜「かわっ…///」
侑「あれっ?…照れてる?」
せつ菜「照れてませんよっ!もうっ!!」 ~
侑「ふーっ、食べた食べたぁ…」
せつ菜「食べてる途中で少しお腹が膨れてきて全部食べれるかと思いましたが、意外と行けちゃいましたね」
侑「ピザは結構ペロッといけちゃうからね~…そうだせつ菜ちゃん、テレビ見てもいい?」
せつ菜「ええどうぞ、好きな番組を見てください!」
侑「ありがとうっ、とはいっても見たい番組もないんだけどね…何かいいのやってないかなー」ピッピッ テレビ『…そんな雨の日の帰り道…私の後ろに気配がして、横目で確認すると女性の姿が…』
侑「なんだろ?恐怖体験再現VTR…?怖い話かな?」
せつ菜「そうか…夏も近いからですね」
テレビ『私が足を止めるとその女性は立ち止まり…歩き始めるとその女性も同じように歩き始めて…一定の距離を取ってついてきているようでした』
侑「うわー不気味だねー」
せつ菜「ごくっ…」 テレビ『気味が悪くなった私は足を早めて振り返らずに自宅のマンションへ向かい…焦りながらもエントランスの内扉のロックを開けてエレベーターを呼びました』
せつ菜(えっ…このマンションって…)
侑「ねえ、ここ…せつ菜ちゃんのお家の入り口にそっくりじゃない?」
せつ菜「あ…侑さん!言わないようにしていたのに…!」
侑「あっ…ごめん…」
テレビ『階数の表示が1になるのを今か今かと待っていると…次の瞬間後ろから大きな音が…』 テレビ『振り返るとそこには…』
テレビ『…』(無音で女の顔アップ)
侑「うぁっ!?」
せつ菜「きゃあっ!!」
テレビ『道で私のことを追いかけていた女がエントランスに入りこんで…必死の形相でロックのかかった扉を拳でバン!バン!バン!!と叩いているのが見えました』
侑「うそ…流石に怖すぎるって…」
せつ菜「…」ブルブル テレビ『怖くなった私はエレベーターが到着すると同時に乗り込み…自分の住んでる階のボタンを押し…すぐさま閉じるボタンを押しました』
テレビ『その間も女が扉を叩く大きな音が何度も何度もエントランスホールに響いていました…』
侑(えっ…?テレビの階数って確かここの階数と同じじゃない?)
せつ菜「え……そんな…こと……」 テレビ『エレベーターが開くと震える脚をなんとか動かして自分の部屋の鍵を開けて入り、すぐに鍵とチェーンをかけました…』
侑「ほっ…助かったぁ…これでひと安心だねぇ」
せつ菜「だと…いいんですが…」ギュッ
テレビ『しばらく玄関先で放心状態でした…しばらく経った後に気持ちを取り戻した私は、警察へ連絡しようと鞄の中の携帯電話を探しました。すると…』 ピンポーン!
せつ菜「ひぃっ!?」
侑「わあっ!?」
ピンポーン!ピンポーンピンポーンピンポーン!
ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ…
テレビ『…私の部屋の呼び鈴が何度も押され…ドアノブが激しく動き出したのです。』
侑「ひぃぃぃぃぃぃ!!」
ザアアアアアアアアアアアア…
テレビ『思わず…私…声……急………警………へ電………』ブツブツ
侑「…あれっ??」ピッピッ
侑「おっかしいなぁ?…テレビが途切れ途切れでしか映らないや…チャンネル変えても一緒だ」
せつ菜「あぁ…それは雨が降り出したからですね…」
侑「へっ、そうなの?」
せつ菜「少し前からアンテナの調子が良くないみたいで激しい雨が降るとこうなってしまって…母には早く業者の方を呼んで直して欲しい!と頼んでいたんですが…」 侑「そっかぁ…それじゃしょうがないかあ…」
せつ菜「…盛り上がるところだったのに…すみません」
侑「まぁまぁ気にしないで…でも流石にアレはやりすぎだよねー!まさかせつ菜ちゃん家とテレビの再現映像がそっくりで、チャイムの音まで一緒だなんて」
せつ菜「はい、一致し過ぎてて流石に身震いがしました……」 侑「それにしてもこの時期いきなり降る激しい雨、なんとかならないかなぁ…すぐ止んだら嬉しいんだけど…この分だとなかなか帰れないかなぁ…」
せつ菜「え゛っ゛!?」
せつ菜「侑さん…帰っちゃうんですか!?」
侑「え?そりゃあ長居しちゃうとせつ菜ちゃんにも迷惑でしょ?…それにうちのお母さんが帰ってきて私がいないと心配しちゃうだろうし…」
せつ菜「私は別に迷惑ではないですが……ええと、そうですね。侑さんのお家のことも考えると…」ソワソワ
侑「??」 @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ侑ちゃ〜ん、せつ菜ちゃ〜んピンポーン ザアアアアアアアアアアアア…
侑「うぅ…雨の音を聞いてたらお手洗い行きたくなっちゃったよ~ せつ菜ちゃん、お手洗い借りるねー?」
せつ菜「あ、はいっ!…場所は分かりますか?」
侑「うんっ、大丈夫!…じゃいってくるね!」シュババッ
せつ菜「…」 これやばいのが来るから一人になりたくなくて侑ちゃん帰したくないやつか ほのぼの淫夢パロと思ったらとんでもないホラースレだった せつ菜「うぅ…」
せつ菜(あんな怖い映像を見てしまって…一人で夜を過ごせるわけないです…!)
せつ菜(ですが侑さんもお家の都合があるといいますし…あぁ、どうすれば…)オロオロ
せつ菜(こうして一人でいる今だって…心細いのに…)
せつ菜「…」
ピンポーン!
せつ菜「!!」 ザアアアアアアアアアアアア…
ピンポーン!ピンポーン!!
せつ菜「ひっ…!」ビクッ
せつ菜(侑さんっ………)
せつ菜「あ………か……はっ………」
せつ菜(どうしようっ…声がっ………!)パクパク ピンポーン!ピンポーン!
せつ菜「ぅぅ………」
せつ菜(侑…さんっ………誰か……助けて…下さい…助けて…助けてッ……!!)
「せつ菜ちゃんっ!」
せつ菜「!!」 侑「せつ菜ちゃんっ…この呼び鈴の音は…?大丈夫?せつ菜ちゃん!」
せつ菜「あ…っ……侑さんっ!」
侑「ねえ?誰か来てるの!?……私がインターホンで確かめるね……」
せつ菜「あ……はいっ……お願い…します…」
侑「…よしっ」ピッ 侑「…」
せつ菜「侑…さん?」
侑「誰も…いない…」
せつ菜「えっ…」
侑「誰もいないよ?映ってない」
せつ菜「えっ…そ、そんな…」ガクガク
侑「うーん…あ!待って!…これならもしかして」ピッピッ せつ菜「…侑さん?」
侑「このインターホン、もしかしてチャイム押された時に自動で録画されてるんじゃあ…見てみるね?」
せつ菜「…」ゴクッ
せつ菜(どうか…誰かイタズラで押してて…映っていてください…!)
侑「…?」
侑「あれっ?誰だろこの人?」
せつ菜「…へっ?」 画面の人物『─!──!』ポチッポチッ
侑「…せつ菜ちゃん、この人に見覚えある?」
せつ菜「あっ…あの人は確か…」
侑「知ってる人?」
せつ菜「はい…隣の部屋に住んでる、おばさんです。びしょ濡れで荷物を両手に持ちながらも…空いている指でインターホンを何度も押してますね…」
侑「そっかぁ、不審者とかじゃなくて良かったぁ」
侑「もしかして、そのおばさんせつ菜ちゃんの家と自分の家と勘違いして…家族に扉開けてもらうように何度もインターホン押してたりして…」
せつ菜「あ…!なるほど、あり得る話です…」 侑「…と、思ってたら…ほら、さっきのおばさんが今画面に…」
ピンポーン!
せつ菜「!」
侑「あはは…もしかしたら…間違えて何度も押しちゃったお詫びに来たのかも知らないね?」
せつ菜「な、なんだぁ……」ヘナヘナ
せつ菜「…私、行ってきます。」 ──
侑「どうだった?」
せつ菜「はいっ、驚かせて申し訳ないとおばさんは平謝りで…お詫びの品までいただいてしまって…」
侑「なんだろ…?うわぁ、シューアイスの詰め合わせだねー」
せつ菜「別に気にしていないから大丈夫です。と断ったのですが…受け取って貰わないと、と…」
侑「あはは…まぁありがたくいただいておこうよ」
せつ菜「しかし…本当に心臓に悪いです…あんな
私の家に近いリアリティのある映像を見た後に、呼び鈴までなることになんて…」
侑「そだね…ある意味こんな体験、もう味わえないかも」 侑「これで怪奇現象のタネも明かされてめでたしめでたし……って!いっけない!もうこんな時間!」
せつ菜「!」
侑「早く帰んないと…って雨、まだ降ってるなあ…帰れるかなあ…」
せつ菜「…」
せつ菜「あの…もし良かったら…侑さんが良ければ…なんですが…///」
ザアア…
ザアアアア…!!ザアアアアアアアアアアアアアアアア…!!
侑「うわっ…!急に横殴りになってきたっ…」
ザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア…!!
ピカッ…
ドゴ──────ン!!!!!!!!!!!
侑「う、うわあああああああああああああああっ!!!」
せつ菜「きゃあっっ!!」 ピ…カッ…
せつ菜「あ…っ……////」
侑「うわぁ…今のすっごい雷だったね~…一瞬電気消えたし…近くに落ちたのかな?」
せつ菜「……」
侑「あっ!えっと、さっき大声出してごめんっ!私の声でも驚かせちゃったよね?」
せつ菜「ぐ…すっ……」
侑「せつ菜ちゃん??」
せつ菜「ううっ…侑…さん……こっち見ないで…ください…」
侑「ねえ!どうしたんだってば!?」
せつ菜「やだ…こないで…あっ…」
ショロ…ショロショロショロ….
せつ菜「ぅぅ…///」 せつ菜「あっ…やだ…///股の間から大好きが溢れちゃう……///」 展開思い付かないなら二人は幸せなキスをして終了させてもいいんたぞ せつ菜「ぅ…うぅ…」グスッ
侑「だ、大丈夫だよせつ菜ちゃん。私もその…小学生のころお漏らししちゃった事あるし」
せつ菜「…私は小学生レベルだって言いたいんですか」
侑「あああ違う違うんだよ!ただ、せつ菜ちゃんの可愛い一面が見れたのはちょっと嬉しかったな…って」
せつ菜「か、可愛い…ですか ///」 ~
せつ菜「すみません…私の……粗相の後始末をさせてしまって…」
侑「し…しょうがないって!…いろいろ冷たいものだって飲んでたもん…ほら…!びっくりさせられることも重なったしさ!」
侑「あとは…私が大声出しちゃったのも良くなかったし…だからこれは私のせいっ!だから…ごめんなさいっ!」ペコッ
せつ菜「わ…侑さんっ!?頭を上げてください!」 せつ菜「侑さん、私ならもう大丈夫ですから…これ以上申し訳ないだなんて思わないでください」
侑「いやぁ…せつ菜ちゃんに恥ずかしい思いさせちゃったんだからさ…私の気が収まらないよ…」
せつ菜「…!」
せつ菜「では、こういうのはどうですか?先ほどの償い…ではないですが、私からのお願いを一つ聞いてもらう、というのは?」
侑「それなら…私にできる事ならなんだってするよ!…どんなお願い?」
せつ菜「ええとですね、それは…」 ──
コシュコシュコシュ…
侑「せつ菜ちゃん、痒いところはない?」
せつ菜「あ、はいっ、大丈夫です!」
侑「えと…さっきのお願いだけど私が私がせつ菜ちゃんの家でお泊まりする事、って…私がご厄介になる方が大きいと思うんだけどそれで良いの?」
せつ菜「もちろんです!…ずっと言いだそうと思ってましたけど、無理強いは出来なかったですから…」
せつ菜「それに…あんな番組見ちゃったら…ひとりじゃ怖くて寝れないので…///」
侑「ごめんっ!気づいてあげられなくって…」 せつ菜「いえ、いいんです。結果として、こうしてお風呂にまで一緒に入ってくれることになったんですから…」
侑「そっか…お風呂、ひとりだと確かに怖いもんね」
侑「髪を洗ってて気配を感じて目を開けたらさ…鏡に人が……」
せつ菜「うわあああっ!!?な、なんてこと言うんですか!!…やっぱり侑さんのこと許さないですよ!!!!」
侑「あっ…!ごめんごめんっ!!話の流れでつい…」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています