0001名無しで叶える物語(SIM)
2023/05/13(土) 22:13:48.09ID:M1HhwI8Dさやか「どうぞ……乙宗先輩」
梢「えぇ……」ｻﾜ
ﾓﾐﾓﾐ
さやか「ん……っ///」
梢「……村野さん」
さやか「っ……はい、どうぞ……もっと……強く……」
梢「はぁ……はぁ……っ！」ｶﾞｼｯ
さやか「んぐっ……っ！ん……はぁっ」
────私《わたくし》と村野さんのこういったカラダの関係ができたのは、つい最近……
私は花帆さんが好きだった。私の初めての後輩、彼女の全てが愛おしかった。
でも……気持ちを伝えるのが怖かった。もし、断られて、あの子の私を見る目が変わったらきっと……耐えられない。
それに、仮に、もし……花帆さんとお付き合いできたとしても、私は彼女を壊してしまいそうで……恐ろしかった。綴理に言われて初めて自分でも知ったけれど、どうやら私の性欲は激しいらしい。
花帆さんを危ない目にあわせたくない、だけど、欲情した気持ちはいつまでも抑えられるものじゃない。そんな気持ちを悶々と抱えていたある日、私は見てしまった。
さやか「綴理先輩……もっと、乱暴にしてくださいっ」
綴理「ダメだよ、さや。僕、さやに乱暴になんかできない」
さやか「っ、私では……やはりあなたには見合わないってことですか」
綴理「ううん、違うんだ。ごめん。さや、僕の気持ち、ちゃんと伝えるから」
さやか「……」
梢「村野さん」
さやか「！！？！？お、乙宗先輩！？も、もしかしてさっきの……」
梢「ごめんなさい。その、見るつもりはなかったのだけど……」
