千砂都「……」

千砂都「……」

千砂都「はぁ……」

千砂都(今年も……ダメ、だったか……。これで、何回目だろ……)

千砂都(今年こそはって、思ったんだけどな……。うっかりだったとはいえ、他のみんなに見られて……)

千砂都(それでも、ダメ……だった。やっぱり私なんかじゃ、かのんちゃんのっ……)

千砂都「……あは、は。そりゃあ、そう……」

千砂都「う゛ぅっ……なんでっ、なんで、気付いてくれな゛い゛のっ……!」

千砂都「かのんちゃんっ……かのんちゃんのっ……!」