きな子「夏美ちゃんの裏垢を発見したっす」
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きな子「……よく一緒に映ってるこの女は誰っすか?」 きな子「フォロワーにいるこの鍵垢は誰のアカウントっすか?」 きな子「あの人の一等賞になりたいってなんなんすか?」 きな子「きな子のことひとつも書いてなくないっすか?」 きな子「老後は北海道に住みたいってなんなんすか?誘ってるんすか?」 きな子「一緒のパート歌えて嬉しかったってどの曲のことを言ってるんすか?」 きな子「鍵垢でフォローしてすぐにアカウント削除したっす」 きな子「こんなアカウントがみんなに見つかるといけないからこれからはきな子が監視するっす」 きな子「新着通知っす。なになに、『好きぴと明日も会える♡』っすか」 きな子「夏美ちゃんにおやすみメッセージを送ってから寝ることにするっす」 きな子「3656含み損1メガ超えたってなんすか?」 ウ…ウソやろ
こ…こんなことが
こ…こんなことが許されていいのか CEOは裏垢でとんでもない数の匂わせツイートをしてたんす
その数…500億! きな子って素性不明すぎてでかい爆弾抱えてそうだよな 北海道では体型とかでいじめられてたとか?
北海道から高校時点で上京とかかなり珍しいだろ。 同級生女A裏垢「桜小路って何気にデカケツだよなw(くびれヤバすぎんだろエッッッ)」
同級生女B裏垢「乳牛みたいな胸しやがって(高校に上がったらもっとデカくなるんだろうな揉みしだきてェ~w)」
きな子「・・・」 >>27
大丈夫
今年は黒字回復したし今日の決算発表でもう爆上がりの10日ぐらい連続ストップ高だよ 怒らないでくださいね
ここまで書いておいて放置って最低の人間じゃないですか わざわざ保守されるようレス数稼いで書き込んだんだから続きあるでしょ ヤンデレきな子いいっすね
printempsめざしてほしいっす きな子「ちょっと眠そうっすね。昨日の夜は何かしてたんすか?」 きな子「あ〜、動画を作ってたんすね。おつかれさまっす」 きな子「きな子は?って、ん〜、きな子は夏美ちゃんにメッセージを送ったあとはすぐ寝たっすよ?」 きな子「え〜別に珍しくないっすよ。たまたま、本当にたまたま夏美ちゃんの顔が浮かんで、おやすみって言いたくて」 きな子「なんか顔が怖いって、まったく酷いっすね夏美ちゃん。全然そんなことないっすよ〜」 きな子「夏美ちゃんはやっぱりきな子には興味ないんすね……」 きな子「『もう好きって言っちゃおうかな』ってなんなんすか?」 きな子「『匂いだけでドキドキする』ってなんなんすか?」 きな子「@tosってなんなんすか?うわぁ、膨大な量のポエムっす……」 きな子「はぁっ……ちょっと、えっと、夏美ちゃんの足音が聞こえて……」 きな子「結局、夏美ちゃんの好きぴは分からないままっす……」 きな子「……あの、夏美ちゃん、ちょっといいっすか?」 きな子「きな子、その、夏美ちゃんのことが好きっす……!」 きな子「『いいですの』って、え、え、え、いいんすか?」 きな子「まさかOKされるとは思ってなかったっす…」 きな子「……いちおう、裏垢チェックっす。『まあいいか』って、なんのことっすか?」 自分から告白しようと思ってたのにきな子からされたからの「まあいいか」っすよね? きな子「えっ、あ、秘密に……はい、わかったっす。きな子たちスクールアイドルっすからね……」 きな子「Liella!のみんなには……あ、それも……。い、いやいや、了解っす!」 きな子「それで……あ、あの、急なんすけど、次の休みにデートしないっすか?」 きな子「えと、きな子の家でも、外でも……はい、じゃあ、きな子が考えるっすね」 きな子「夏美ちゃんの行きたい場所とかは、って、ううん、きな子が考えるっすね」 きな子「……とは言ったものの、着ていく服をどうしようか迷うっす。デート、勝負服なんて持ってないっす……」 きな子「夏美ちゃんはどんな服で来てくれるんすかね」 きな子「『下着どっちがいいと思う?』ってなんなんすか?」 きな子「わ、ダメっすよこんな肌が見えてる写真つけちゃ!いいねいっぱい付いてるっすし」 きな子「こ、こんにちはっす。いや、きな子も今来たところっす」 きな子「夏美ちゃん、スカート似合ってるっす。すごくかわいいっす!」 キナキナがいいねシタのは表垢デスよね?
裏垢デハ何を呟いてるのか気になりマス 『最近、よくものを無くす』
ダメっすよ夏美ちゃん、普段マニーマニー言ってるのに……
『だから新しいシャーペンを買いました』
シャーペンっすか、私がこの前勝手に貰ってったのがまずかったすかね
この前ハンカチも貰っちゃったすけどちゃんと大切に枕元においてるっすからね
みたいなね きな子「ありがとうっす、夏美ちゃんもきな子のをどうぞっす!」 きな子「ん〜、ジューシーですごく美味しいっす。さっき飲んだスムージーもっすけど、この辺はおしゃれで美味しいものばかりっす!」 きな子「あ、そうっす。二人で写真とか……え、夏美ちゃんが撮ってくれるんすか?」 きな子「い、いやっ、なんでもないっす!ほんとっす!」 きな子「……その、さっきの写真って、SNSにあげるんすか?」 きな子「……そ、そうっすよね。きな子たち、だけの……」 きな子「うぅ……夏美ちゃんが近くて目のやり場に困ったっす……絶対変だと思われたっすよ……」 きな子「『胸ばっか見てきて草』って……うぅ、やっぱりバレてたっす……」 きな子「……さっきの写真は、あがってないっすね……」 次からきな子とのデートの時は肌の露出多めの服着て来てそう
「肌が見えすぎっす!」と咎めるも無意識に目線がチラチラ胸や脚に行っていることに気が付いて喜んでそう きな子「え、あ、きな子のこと送ってくれるんすか……?」 きな子「でもでも、悪いっすよ。夏美ちゃんすごく遠回りになるじゃないっすか……」 きな子「…………ん。じゃあ、お言葉に甘えさせてもらうっす」 きな子「な、夏美ちゃん!…………あの、その、手とか」 きな子「手を、うぅ……繋げたらなぁ、って…………」 きな子「……ちょっと、部屋に……、きな子の部屋に上がっていかないっすか?夏美ちゃんが良ければ、なんすけど」 きな子「あっ、あーっ、明日配信があるんすね……。なら、大丈夫っす!引き止めて悪かったっす!」 きな子「……もうっ!ばかばかばか!あの流れで部屋に誘うとかきな子はおばかっす!見てたのもバレてたっすし、夏美ちゃんに絶対引かれたっす!」 きな子「はっ……い、一応、一応……メッセージを送るっす」 きな子「『疲れた日に限ってむらむらするのなんなの?』ってなんなんすか?」 きな子「……『そんな私の部屋には新しいおもちゃがある!今日使う!』って、えっと、なんなんすか?」 きな子「あ、返信……きな子も、たのしかった、です、こんどは…………って、これじゃがっついてるように思われるっすよね……反省っす……今日の感想だけでやめておくっす」 きな子「ん、また更新されてるっす……『明日楽しみ。やっぱり人気だった青かな?』って、なんのことっすか……?」 きな子「青、人気…………って、この間の下着のことっすか?」 この間下着まで見えてたのかよ
そら目のやり場に困るわ きな子「……あ、もうこんな時間…寝なきゃっす……」 きな子「今日撮った写真……ホーム画面にしていいっすかね……?」 きな子「内緒だって約束っすけど、これくらいなら……。スマホの画面なんて見せる機会ないっすし、大丈夫っすよね、うん」 きな子「わわっ、なんすか!?……って、夏美ちゃんのエルチューブの通知っす」 きな子「なになに……『【まったり】楽しくゲームやりますの!』」 きな子「配信ってゲーム配信だったんすか。それならきな子のことを誘ってくれても良かったのに……」 きな子「……でも、うーん…………ちょっとコメントするくらいに留めておいた方がいいっすよね、多分」 きな子「今日のところは寝るっす。夏美ちゃんの配信の時間に起きられなかったら困るっすし……」 きな子「配信予定時間まで、あと3時間もあるっす……」 きな子「……あれ?ゲストなんて書いてあったかな……」 きな子「昨日見たときは書いてなかったはずっすけど……。ゲストって誰なんすかね……?」 昨日まで予定になかったはずのゲストは誰…
誰……誰……誰……
俺⁉
俺‼
俺俺俺俺‼
Ahh~↑↑↑💥💥真夏🌞🌴🏄🎇🎆🌺のJamboree~~~~‼‼レゲエ🇯🇲💃🙌🏻砂浜🌺🌺🏖🏖🌴🌞Big Wave🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊💥💥💥 きな子「はいしん、がんばってね……って、うぅん、どうなんすかね……」 きな子「わ、返信すぐに来たっす。ええと、ふふっ、変なスタンプっすねぇ……」 きな子「夏美ちゃんに引かれないように、明るい感じで、ただ単に疑問を持っただけって感じで……これでいいかな?……よし、送信っす」 きな子「あぁ、そうっすよね。ゲームといえば、恋先輩、うん」 きな子「そうと分かれば、コメントでも、えっと、『見てるっすよー!』とかで……」 きな子「いや、待つっす。なんか距離が近すぎないっすか?」 きな子「なんか、なんていうか……普通に楽しそうっすね」 きな子「……あ、もうこんな時間……ご飯食べなきゃ……」 きな子「返信、来ないっす。夏美ちゃんのアカウントも、裏垢の方も、何も……終わってからもう何時間も経ってるのに……」 きな子「電話とか、していいっすかね。……心配で、そう、夏美ちゃんが心配だから、いいっすよね?」 きな子「…………出ないっす。どうしてっすか……?」 きな子『……うん、あの、返信なかったから……ちょっと心配で……』 きな子『切り抜きの編集、っすか。恋先輩は?……あ、もう……よかった……』 きな子『いや、いやいや!なんでもないっす!でも、ただ、ちょっと……夏美ちゃんがすごく楽しそうだったから』 きな子『……いや、今のは忘れてくださいっす。ごめんなさいっす、邪魔して…………うん、また明日、学校で』 きな子「……でも、もし恋先輩だったとしたら、きな子が聞いたら……」 きな子「それはダメっす……絶対に、何があっても……」 きな子「そうっすか。……昨日、楽しそうだったっすよね」 きな子「ゲームは、たしかにしたいっすけど……夏美ちゃんと」 きな子「その、それ以外にもいろいろってことっす。この間の、でぇ……あっ、この間、きな子は凄く楽しかったから」 きな子「……今日の部活。終わったら、2人で帰りたいっす」 きな子「そうっすか。じゃあ、えと、とりあえず、教室で待ち合わせでいいっすか?」 きな子「……ん。…………あ、そこ間違ってるっすよ」 ……ん。…………あでエッチな課題が始まったのかと思ってしまったっす きな子「まだ感触が残ってるみたいでドキドキするっす……」 きな子「夏美ちゃん、きな子が近付いても嫌がる素振り全くなかったっすよね」 きな子「きな子絶対顔真っ赤だったっす。今になっても、はぁ……あついっす」 きな子「秘密、って。あのあと聞いてもはぐらかされたっすし」 きな子「でも思い返すと、きな子みたいにドキドキしてる感じはなかった気も……」 きな子「んー……やっぱり、夏美ちゃんはきな子と違って」 本当にやわらかい部分っていうのは…
やっぱりいいっす きな子「……恋先輩っすか?それともすみれ先輩?かのん先輩?」 きな子「拗ねないで、無理やりにでも着いていくべきだったっすかね……」 きな子「それか……って、それはさすがにダメっすよね」 きな子「『今日はすみれ先輩と放課後デートですの〜♡』?」 きな子「……でも、でもでもっ、すみれ先輩も、恋先輩だって…………」 きな子「でも、もし、きな子が、夏美ちゃんだったら……」 きな子「すぐけす。ずっとまえから、したかった……」 きな子「いいじゃないっすか、これくらいなら。ね?」 きな子「わぁ、髪の毛もふわふわでやわらかいっすね」 きな子「いいんすよ、夏美ちゃんは編集してて。きな子のことなんて気にせずに」 きな子「……どうしてパソコン閉じるんすか?きな子のことなんて気にしなくていいんすよ?」 きな子「……あの、それ、きな子じゃダメなんすか?」 きな子「ごまかさないで、きな子の質問に答えてくださいっす。はい、か、いいえ、っす」 巧妙な誘い受けってワケね
随分とギャラクシーじゃない きな子「だってせっかくの夏美ちゃんとのデートっすから」 きな子「……そういえば、ってことでもないっすけど、夏美ちゃんは今日もかわいいっすね」 きな子「……この服って、もしかしてすみれ先輩と一緒に買った服っすか?」 きな子「えっ?……ふふ、似合ってるっす。かわいいっすよ?」 きな子「……あっ、ところで、撮影はしないんすか?」 きな子「というか、そもそもそういう話だったっすよね」 きな子「写真、と、動画も。デートの記録としてっす」 きな子「ポーズは、ピースでいいかな?それとも……あ、恋人繋ぎがいいっすね」 きな子「ほら、この間のデートでも、きな子のこと送ってくれたから……」 きな子「今日のデート。夏美ちゃんは楽しかったっすか?」 きな子「きな子はすっごく楽しかったっすけど、夏美ちゃんはどうなのかなぁって、思って」 きな子「……あ、そうっすよね。ちょっと歩きまわりすぎたっすよね」 きな子「なんていうか、夏美ちゃんと行きたいって思ってた場所、たくさんあって……」 きな子「距離?って、あぁ、きな子と夏美ちゃんの、っすか」 きな子「たしかに、ずっと……今も手を繋いでるっすからね」 きな子「きな子……この手を、その、まだ離したくないっす」 きな子「……あとちょっとで着くっすけど、もう少しお喋りしたいなぁって」 きな子「じゃあその、少し道をショートカットして行くっすよ」 きな子「せっかく2人きりなんすから、こっち向いてほしいっす」 きな子「……そりゃあ、見られたくないもののひとつやふたつはあると思うっすけど…………いや、きな子はないっすよ?」 きな子「たしかに、いつもの夏美ちゃんといえばいつもの夏美ちゃんっすけど、でもっ……」 きな子「べつに見せろなんて言ってないっす。ただ、夏美ちゃんとお喋りしたいだけで……」 きな子「……だいすきな、なつみちゃんと、でーと、したっす……」 きな子「……『なにしてるんですの?』って、今日の夏美ちゃんとのデートのことをSNSに書き込んでるっす」 きな子「いつもよりくっついてる写真と動画もたくさん撮ったっすから、それも一緒に載せるっすよ」 きな子「きな子と夏美ちゃんが付き合ってることはみんなに秘密だからっすか?」 きな子「それとも、きな子とデートしてること自体が恥ずかしいことだからっすか?」 きな子「夏美ちゃんは仕方なくきな子と付き合ってくれてるんだ、って思ってたっすから」 きな子「きな子はお願いしてる側で、だからあんまり夏美ちゃんを困らせるようなことはしたくないって……しないようにしなきゃって」 きな子「2人で会ってる時の夏美ちゃんはきな子のことだけを見てくれるから、きな子だけに笑顔を向けてくれるから、それだけでいいんじゃないかなって」 きな子「夏美ちゃん、やっとこっち見てくれたっすね」 きな子「うーんと、最初からこうすればよかったんだなぁ、って」 きな子「だって夏美ちゃんの力じゃ、上に乗ったきな子のこと、絶対にどかせないっすもん」 きな子「あはは、怖くないっすよー。きな子、優しくするっすから」 きな子「もうっ、優しくするって言ってるじゃないっすか」 きな子「そうっす。きな子がぎゅーってしてあげるから、もっとだらんとしてていいっすからね」 きな子「んー、夏美ちゃんのからだ、あったかくて、いい匂いがするっす」 きな子「……あ、どきどきしてるっすね、夏美ちゃん」 きな子「隠そうとしなくていいっすよ。こんなに密着してたらどうせ伝わるんすから」 きな子「夏美ちゃんってけっこう好きなんすよね、こういうの」 きな子「ふふっ、こういうのはこういうのっす。きな子と夏美ちゃん、相性いいかもっすね」 きな子がCEO押し倒すのもはやきなcの定番化してますね(歓喜) きな子「電気?……んー、じゃあ目隠しはどうっすか?」 きな子「最近なぜかあんまり寝られなくて、アイマスク使ってたんすよ」 きな子「……だって、きな子は夏美ちゃんのこと見ていたいっすもん」 きな子「さっきも言ったっすけど、この状況じゃ夏美ちゃんは逃げられないっす」 きな子「うん。夏美ちゃんは何も悪くないっすよ。悪いのは全部きな子っすから」 きな子「だから……本当は動けるのに動かなかったとしても、それもきな子のせいっす」 きな子「夏美ちゃんの身体、すごくきれいっすから、隠さなくていいっすよ」 きな子「怖かったり恥ずかしかったりしたら、目、閉じてていいっすから」 いよいよクライマックスか
一線超えちゃったもんな
>>555
このSSは連投タイプなんだから確実にウェーブが終わるまで投稿しないでくれ
途中に感想が挟まると読みにくい 投稿者のIDワンタップでそれだけ読めるだろ
このもんじゃいい歳こいてお母さんに服着せてもらってそう 連続投稿の規制避けが必要かもと思って合いの手入れるのはよくやる きな子「それとも帰っちゃったんすかね……ていうか、そうっすよね」 きな子「大丈夫っすよね。昨日だって、夏美ちゃん……」 きな子「……でも、何も言わず帰ったってことは、怒ったりしてるのかも……?」 きな子「やりすぎたんすかね、二重の意味で……なんて」 きな子「やっぱり、さすがにダメだったんすかね……」 きな子「頭がぐるぐるして、ちょっと気分が悪くなって」 きな子「夏美ちゃんも、抵抗しなかったっすけど……」 きな子「『夏美ちゃん、怒ってるっすか?』……みたいな……でも、探る感じよりも最初から謝った方が……」 きな子「けど、『無理やり押し倒してごめんなさい』……っていうのも、なんか……」 きな子「明日、夏美ちゃんにどういう風に接すればいいのかも……」 きな子『今日は……というか、また日を改めて、というか……』 きな子「なんで、なんでうちに入ってきてるんすか!?」 きな子「そっ、そうなんすね。あぁ、たしかに閉まってたっす」 きな子「……いや、きな子聞いてないっす!無断っす!」 きな子「う……夏美ちゃんなら、持っててくれてもいいっすけど……」 きな子「いやいや、こっちだってわけがわからないっす!」 きな子「……そりゃ元気っすよ。だってズル休みっすもん」 きな子「だ、だって昨日夏美ちゃんが返信くれなかったっすから、なんだか怖くなっちゃって……」 きな子「せいよっ……!?いや、きな子は強くないっすから!」 きな子「それは、夏美ちゃんがかわいかったからで……きな子は強くないし悪くないっす。悪いのは全部夏美ちゃんっす」 きな子「……忘れたっす。あの時のきな子はおかしくなってただけっす……」 きな子「ていうかその……怒ったりはしてないんすね」 きな子「きな子と……きな子が、無理やりしちゃったことっす」 きな子「……そ、それは、良かった?っすけど……やっぱり、お互いはじめてだったのに、って」 きな子「うぅ……でも、それは誘導尋問っす!……えっちなのは夏美ちゃんっす!」 きな子「……今日は、そういうのじゃなくて……きな子たちのことをちゃんと話したいっす」 きな子「うん。秘密にしてることとか、その他のことも」 きな子「夏美ちゃんが、きな子よりも他の人といる方が楽しそうにしてることっす」 きな子「……少なくとも、きな子にはそう見えるって話っす」 きな子「『きな子がやめてほしいなら』……っすか?」 きな子「でも、きな子は、Ltubeを頑張ってる夏美ちゃんも好きっす……いつも笑顔を振りまいてる夏美ちゃんも……」 きな子「それに、きな子が制限することではないっすから」 きな子「けど、わからないのは嫌なんす。夏美ちゃんが何を考えてるかな、とか、きな子のことを本当はどう思ってるのかな、ってこと、とか」 きな子「本当は他に好きな人がいるんじゃないかなって、考えるだけで、もやもやして嫉妬して……」 きな子「……や、わかってるっすよ。人の本当の気持ちなんてわからない。それは当たり前のことっす」 きな子「きな子は、夏美ちゃんが好きっす。夏美ちゃんはきな子にとってずっと特別な存在っす」 きな子「それだけは、知っててほしいっていうか……きな子の本当の気持ちっすから」 きな子「……夏美ちゃんのことをもっともっと知りたいし、ちょっとでも多くわかるようになりたいっす」 きな子「だから教えてほしいっす。夏美ちゃんの口から、きな子に、夏美ちゃんの気持ちを」 いやよいやよも好きのうち
この言葉通りだったということっす きな子「……あっ、もうそろそろ帰らなきゃっすよね」 きな子「ちょっと話しすぎたっすね。途中、結構脱線してたっすけど」 きな子「……いやいや、そんなことないっすよ。楽しかった、とは少し違うかもっすけど、そういうのも必要?だと思うっすから」 きな子「すぐ着替えるっすから、外で待っててほしいっす」 きな子「今日、きな子の家に来てくれて嬉しかったっす」 きな子「思ったんすけど、今まで全部きな子からっすよね」 きな子「もしそうだとしたら、それは夏美ちゃんの表情とかがかわいいからっす……」 きな子「夏美ちゃんのマネっすよ……似てないっすか?」 きな子「……ほら、人来るかもしれないっすから、はやく」 きな子「あの日から夏美ちゃんは……誰かと何かをするときは、きちんと前もってきな子に報告してくれるようになったっすけど……」 きな子「あんなに求められたら、きな子も止められ……」 きな子「……あ、っと、思い出してる場合じゃなくて」 きな子「あのときの夏美ちゃんの言葉を信じて見ないべきか、それとも……」 きな子「んー……んんん〜っ…………やっぱり、気になるっす」 きな子「信じてるっすよ、信じてるっすけど……裏垢のことそのものは聞いてないっすから……信じてないことにはならないっすよね」 きな子「それに、単純に知りたいっす。夏美ちゃんのことならなんだって……好きだから……」 きな子「何もなければ、これで最後にするっす……から」 きな子「……ええと、『フォローしてくださっている皆さまへ』……?」 きな子「……『実は先日、私のことをとっても愛してくれる、かわいくて素敵な恋人ができました』」 きな子「『もうほんっっっっとにかわいくて、でも時々かっこいいところもあって』……」 きな子「すごく大切にされてるなぁ、私のことだけを好きでいてくれているんだなぁ──って」 きな子「──ですので、この煩悩まみれのアカウントを、闇に葬るために、もうすぐ消去いたします……」 きな子「『たくさんのいいね、リプなど、今までありがとうございました』……?」 みたいなのくれよ
ってことで、初めてSS書いたのと形式が面倒で時間かかりすぎてごめんなさい
保守や感想などありがとうございました〜 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています