侑「天神小学校?」歩夢「ここは何処なの!?」
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注意
・コープスパーティを原作にしたSSです。
・原作のキャラは一部を除き登場予定にありません。
・残虐、残酷な表現が多く含まれてます。
・原作のネタバレが含まれます。
・キャラクターの死亡描写があります。
上記の注意事項に苦手な人はご注意下さい。 歩夢「ね、ねぇ侑ちゃん。他のところを探してみよ!
もしかしたら他のところなら開くかも知れないから...
...だからもうやめてッ!」
────ッ!
侑「あ、あれ?私は何を...?痛ッ!」
気づいたら私の足から痛みが
侑(あ、足が痛い...ッ!私、さっきまで何を..!)
歩夢「大丈夫!?足を見せて!...っ」
靴を脱いで足を見てみると、足の爪が割れていてそこから血が流れてた。さらに親指は骨折もしたのか、変な方向に指が曲がってる。 侑「ッ!!ッッ!!」ジンジン
意識し始めたら痛みがさらに増してきた。
侑(ヤバい...本当に痛い...っ!)
歩夢「酷い怪我っ...侑ちゃん...っおぶるから捕まって!」
侑「ごめんっ..!休めるところまで...お願い...ッ」
歩夢「うん!さっき歩いてる時、保健室があったからそこまで我慢して!」
歩夢は私をおぶりながら来た道を戻る。
侑(歩夢。いつのまにか私より力持ちだね。)
...
..... 【保健室】
保健室について歩夢が応急手当をしてくれた。
応急手当と言っても保健室には手当に使えそうなものは殆ど無く、
歩夢が包帯代わりに自分の制服をハサミで切って傷口を圧迫してくれた。
歩夢「うん、これで一応応急手当は出来たよ」
侑「ごめんね歩夢。制服...帰ったら必ず弁償するから」
歩夢「気にしないで、それより傷の方は大丈夫?」
侑「全然!歩夢のおかげでこれっぽっちも痛く────ッ!!」ズキズキッ
歩夢「全然大丈夫じゃないよ!侑ちゃんしばらく安静にしてて。」
侑「うん...」 歩夢「それにしても、懐かしいね。」
侑「懐かしいって?」
歩夢「覚えてる?幼稚園の頃、私が転んで怪我したときに侑ちゃんが私をおんぶして怪我の手当をしてくれたんだよ?」ニコッ
侑「うん、覚えてるよ。結局私じゃ手当の仕方が全然分からなくて、お母さんにやってもらったんだけどね」アハハ
歩夢「うん、でも私すごく嬉しかったんだ。痛くて辛かった時に私を助けてくれて...」
侑「そっか、それなら今日のヒーローは歩夢だね。」
歩夢「っ//も、もう...そうやってすぐに...」
侑(なんだろう、少し前まではしていたような会話なのに、凄く懐かしく感じる...) 侑(歩夢とはこれからも、こんな風に過ごしていきたいな...)
侑「ねぇ、歩夢...」
歩夢「うん、どうしたの侑ちゃん」
侑「私たち、これからもずっと友達でいようね。」
歩夢「...もう、何言ってるの侑ちゃん。そんなの当たり前だよ」
侑「あはは、そうだね。それに私たちは絆で結ばれてるからね。この紙で...」
歩夢「うん...」ガサゴソ
歩夢「あれ....?」
侑「歩夢...どうしたの?」
歩夢「ないっ!おまじないの紙が無くなってる!」ガサゴソ
歩夢「あっ、侑ちゃんをおぶったときにもしかしたら...っ」
侑「あ、歩夢...?」
歩夢「ごめんね侑ちゃん!少し玄関戻ってみる!すぐ戻るからじっとしてて!」ガララ
侑「あっ─────」 今日はここまでにします。
明日、Episode1終了予定です。
遅れましたが、感想、支援ありがとうございました。
原作の雰囲気に少しでも近づけるように頑張っていきます。 妹の手記
5
お姉ちゃんたちとこの学校にきてから何日たったんだろう
食べるもの、のむものが全然ない...おなかすいちゃった...
おねえちゃんが私をたべてっていった。
できないって言ったらあたまをなでてくれた。
だいじょうぶ。◾◾◾にはおねえちゃんがいるもん。
9
おねえちゃんかたい。でもいっぱい
14
まだたくさんのこってる!まだだいじょうぶ!
15
吐き出した。おなかにあるものぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ
◾◾◾が今まであたべていたものがおねえちゃんだったなんてやだ!こわいよだれかきてたすけて
30
ごめんね。おねえちゃん。
以下空白 侑(行っちゃった...)
侑(歩夢...早く戻ってこないかな...)
歩夢が出て言ってすぐに保健室は静寂に包まれる。
侑(足の怪我...なんとかならないかな....)
足の怪我を気にして私は布団に潜る。
迂闊だった。
ここが何処だかまだ理解できていなかったんだ... ネぇ おねエちゃん アソぼ?
侑(ッ!!?)
突如耳元から小さい子供みたいな声が聞こえる?
ううん...耳元からだけじゃない。
この保健室の至る所から...聞こえる...聴こえる...!
子供の笑い声が!!
アハハハ!!! イヒヒヒヒヒ!!
アハアハハハアアハハハハアアアアハハハ!!
侑「い、いや、いやああああ!!!」
侑(ヤバい...!ここはヤバい!!早くはやくでないと!!──────ッ!」
一目散に保健室から出ようと思った私は扉が黒い糸のようなものでみっしり縛られていたことに気づく...
https://i.imgur.com/stBOjjD.jpeg
侑(これ...糸じゃない...人の髪だ!!こんなにいっぱい...!)
ハやくニげないト おねエちゃん シンジャウよ?
アハハアハハハハハハ!!! 侑(...ッ!!!!)ブチブチブヂヂ‼︎
必死で髪をちぎる。はやくここから出ないと不味いことになっちゃう。はやく早くハヤク!!
....オネえちゃンなんかつマんない。もうイイや。バイバイ
侑(...ッ!)
侑「いやああああああああぁぁぁぁぁああ!!!!」 ────────────────────────
【玄関】
歩夢「あ、良かったぁ...」
玄関に戻るとおまじないの切れ端を見つけることが出来た。
これがないとなぜだか異様に不安になってしまう。
これからは落とさないように大切に持っていないと...
歩夢(早く保健室に戻らなきゃ、侑ちゃんを待たせちゃう)
ドオオオオオン!!!!
歩夢(!?)グラグラ
2階から強く何かを叩きつけるような音が聞こえた。
校舎が軽く揺れるほど強い衝撃に思わず身体を伏せる。
歩夢(な、なに...なんの音?)
一体なんの音か私は音がなった方へ歩みを進める。 歩夢が怪我してる侑ちゃんを置いていく時点でもう明らかに正常ではなさそう 【2階】
テクテクテク
歩夢(何をやってるんだろう...早く侑ちゃんのところへ戻らないといけないのに...)
そう、頭の中で理解しても身体が言うことを聞いてくれない。
頭がズキズキする...痛い...っ
私の考えとは裏腹に音がなる方へドンドン進んでいく。
一歩一歩と進み、あと一歩先へ進んだ曲がり角...そこに何かがある...
歩夢「....」ゴクンッ
嫌な汗が止まらない
歩夢「...ッ!頭がいた、い..ッ」ズキズキ
この先は見てはいけない。見たら後悔する...
そんな警告のような頭痛が頭にヒビく...
だけど、まるで操られたかのように、私は一歩、前へ──────── 歩夢「────────ッ!!」
曲がったところにあるのは壁だった。
壁には血が付いていた....
...血だけじゃない...そこには肉が、臓器が壁にべっちゃりとくっついていた....まるで、粘土を粘土板に思いっきり叩きつけたような...
歩夢「ひっ....ぁ...ぁぁ...」
ぼちゃっと壁から床に落ちた...ぐちゃぐちゃになった足なことを理解した...してしまった。
歩夢「あ...ああっ...ああああ!!」
あまりの惨状に思わず足を滑らす...違う...気づいたら血が足元まで流れていてそれで転んだんだ...
ぶにゅっ...と床についた手には変な感触が付く。
駄目...手元を見ては...見ちゃ...ッ 歩夢「いやああああああああッッ!!」
歩夢(やだっ!!怖い!気持ちわるい!!動いて!!早く動いてよぉ!)
恐怖で足がすくみ、この場から離れることができない!
そんな私の足に何かが転がってきた。
コロ....コロ...と転がるそれと私は【眼】があった。
歩夢「ぃ...ぁ...」
歩夢「っわあああああああああああ!!!」ッッダ‼︎
さっきまで動かなかった身体は急に言うことをききだして私は一目散に逃げ出した。
1秒でも早くこの場から離れてしまいたかった...
全力でその場から離れる私を眼がじっと見つめているような気がした。
....
...... 歩夢「はぁ...はぁ...ッ!ゲホッ!ゴホッ...!ゔええっ!」ビチャチャ
今まで見たことないグロテスクな光景を生で目撃して、私は思わず吐き出した....
歩夢「ひぐっ...!もう、限界...!お願いっ!ここから出して!」
精神に限界が来てしまい、私は叫び声をあげる
だけど、帰ってくる返事はなく、私の心臓の音のみが聴こえる...
歩夢「そう、だ...侑ちゃん...侑ちゃんのところに戻らなきゃ...」フラフラ あーなんかすっっっごく嫌な予感すんねんなぁ(原作未履修) 【保健室】
歩夢「え...」
保健室に戻ると、そこに侑ちゃんがいない。
歩夢「侑ちゃん!何処!?何処にいるの!!?ゲホッゴホッ!」
廊下に出て声をあげる。さっきの悲鳴をあげたからか、喉が痛い...でも、そんなことは今どうでもいい!
歩夢「侑ちゃん!!返事して!!侑ちゃん!!」
喉が千切れるほど声を出して呼ぶ。
だけど、返事は来ない... おネえちゃン おネえちゃン さガしものノばショおしえテあげルよ
歩夢「ッ!?」
背後を振り返ると赤い服を着ている長い髪の子供がいた。
明らかに、普通の子供じゃないのはすぐに気づいた。
赤い服の子供「保険室にいタおねエちゃんは女子トイレにいルよ?イヒヒヒヒ」
少女の声は目の前にいるのに、耳元から聞こえてくる。
赤い服の少女「早く向かわなイと 手遅れになっちゃウかもね!!!アハハハハハハアハハ!!!」
歩夢「────ッ!!」ダッ?
私は急いで女子トイレへ向かう。少女のいうことは嘘か真実かなんて気にしていられない。
今はすぐに侑ちゃんに会いたい。その一心で私の身体は動いた。
歩夢(侑ちゃん!侑ちゃん!!)
...
...... 【二階女子トイレ】
歩夢「はぁ...!はぁ!」
私は、子供が話していた女子トイレの扉の前までついた。
歩夢「侑ちゃん!侑ちゃんいるの!?」
声をあげると、女子トイレのほうから声が聞こえた。
「んんんっ!?んんんんんんんんんんッ!!んんんんんんんんん!!」
歩夢「侑ちゃん!!?」
歩夢(聞こえる...侑ちゃんの声だ!!)
間違いなく、侑ちゃんの声が扉の奥から聞こえた。
でも、その声はまるで口をふさがれたようなこもった声だった。
歩夢「侑ちゃん!何が起きてるの!!まってて今開けるね!!」
侑「んんんんんッ!!んんんんんん!!」
私は急いで扉を開けようとした。しかし....
ガタガタガタガタ
歩夢「っ!!」
歩夢(この扉...かたい...ッ!でも、全力で開けられないことは無い...っ!)
歩夢「うううううわあああああああああああ!!!!」
ガラガラガラ!! 歩夢「侑ちゃ────────.....は?」
私の目の前には侑ちゃんがいた。
でも違う。侑ちゃんの脚。侑ちゃんの身体はあるのに...首から上がない
歩夢「え?」
目の前の身体はバタンっと倒れる。
ドクドク...ドクドクと溢れる音....
歩夢「ぁ....うそ....」
ゴロゴロと足元に転がる。
ゴロ...ゴロ...と転がるそれと私は【眼】があった。 侑「────」
歩夢「ぁ...ぁあ....あああああああああああああああ!!!!」
歩夢「嘘ッ!!!嘘嘘嘘ッ!!こんなの嘘だあぁ!!!」
歩夢「なんで!!どうして!!」
歩夢「うあああああああああああああああああ!!!!」
オキテルジタイガワカラナイ
歩夢「返事してぇ...返事してよおおお!!侑ちゃん!!」
今までずっと一緒にいた。幼馴染が
私の大好きな人の首が斬れてるなんて。耐え斬れなかった。信じれなかった
ヒハハハハハハ!!!!
イヒヒッ!!ギャハハハハハ!!
アハハハハハハハ!!アーッハハハハハハハ!!! 以上でcapture1については終了となります。
以下はお知らせです。
このスレは以上で完結となります。
既プレイの方は察しがついてたと思いますが、
capture1については原作の流れに近い形で動かしていました。
(侑、歩夢の関係性が原作に近しいと感じたため)
しかし、capture2以降については原作に近い関係性が大きく減るためオリジナル展開がcapture1と比べて多くなり、構成がほとんど出来上がっていません。
そのため、次の更新は構成が出来上がりましたら
新しいスレで投下しようと考えています。 >>5 修正
璃奈「....」ソワソワ
しずく「うん、璃奈さんどうしたの?なんだかソワソワしてるけど」
璃奈「うん、私ね、そのおまじない知ってる。
昔ネットを調べてる時に読んだことある。」
璃奈「ただ、その時は一緒にする人もいなかったから、やったことはないけど...」
かすみ「なら今日かすみんたちでやろうよ!ね!侑先輩♪」
侑「うん!私もみんなでやりたいと思っておまじないに必要な紙も用意したんだ!」
https://i.imgur.com/C48iR0w.jpeg 原作知らないからびっくりした
歩夢はこれで壊れそう 乙です!
昔BDのSSを書いたの思い出した
EX CHAPTERの追加のような内容で
さやかや森繁や袋井やさやか、そしてさやかの活躍をもっと見たかったから
しかし天神小は実家のような安心感があるなぁ これがアバドーンだったらまだワンチャンだったんだが おつ
侑ちゃんいなくなって歩夢もみんなも酷いことになりそうだけど続き楽しみにしてます おつ続き期待しているぞ
>>88
犬丸お前こんな所で何やってんだw ■の手記
10
■ちゃんがつかっていた手記に書きます。
私をかばって■ちゃんが子供に殺されました。
私が怖くて動けなくなったせいで■ちゃんが死にました。
この手記を拾った方にお願いがあります。
もし、生きて帰ったなら、この手記を下記の家に届けてください....
以下、住所がかかれた紙が書かれている。 >>94修正
■の手記
10
■ちゃんがつかっていたしゅきにかきます
私をかばって■ちゃんが子供に殺されました。
私が怖くて動けなくなったせいでしにました。
せっかくたすけてくれたのにごめんね。◾ちゃん...私は限界です...
ごめんね。
もしこの手記を拾って生きて帰ったなら、
この手記を家に届けてください....
──────── 小泉家
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