【SS】栞子「今日はせつ菜さんやみなさんと、冬の花火大会です」
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スレ立てありがとうございます!
本作は下記作の続編となっております。
読まなくても大丈夫だと思いますが、お読み頂くとより理解しやすいかもしれません。
栞子「もっとせつ菜さんと触れ合いたい…どうすればよいのでしょう…。そうだ、ライブ中なら自然に…」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1662987719/
【SS】栞子「せつ菜さんとお付き合いすることになりました」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1663236510/
【SS】栞子、湯あみ中にせつ菜を想ふ
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1663591844/ ランジュ「ほら見て栞子! 上手くハートを描けているかしら!」♡ を花火で描いて
栞子「ふふ、ええ、よく出来ていますよ」ニッコリ
ランジュ「そうでしょう? ふふーん、合宿の時の経験が活きたわね!」胸を張って
璃奈「おー。ミアさん、私達も二人でハート描いてみよう。璃奈ちゃんボード『めらめら』」
ミア「な、なんでボクが。ま、まあ、どうしてもというならやらないことはないけど……」
愛「あ〜ん、りなりーもミアチもかわいいよ〜〜! ほら視線こっちこっち!」パシャパシャ
ランジュ「きゃあ! 見事なハートだわ! 二人ともやるじゃない!」 今日は花火同好会主催の『虹ヶ咲学園 冬の大花火大会』。
『お台場レインボー花火』が冬に開催されるように、お台場の地形では冬でも花火が映えることで有名なんだそうで。
虹ヶ咲学園の敷地内で手持ち花火を楽しんだ後、打ち上げ花火を鑑賞する企画です。
準備は結構大変でしたが、打ち上げ自体はプロの職人の方々の協力もあり、問題なさそうです。
当日の生徒会のお仕事は、分担した範囲を見廻るくらいです。 栞子「さて、それでは見廻りを続けてきますね」腕章を直して
ランジュ「とかなんとか言って〜。愛しの君に会いにいくんでしょう! 一緒に花火を見て、君の方が綺麗だよ、とか手を握っちゃうのかしら! きゃあ!」
栞子「そ、そんなことは……/// こほん。火を使うので、きちんと見廻りしないと危ないでしょう?」顔を赤くしながら
璃奈「場所が混むと危ないから、私達も三つに分かれたんだよね。栞子ちゃんも遠慮しないでせつ菜さんに真っ先に会いにいけばいいのに」
ミア「別にボク達の前でいちゃいちゃしても問題ないのにな。serious。真面目だね」
栞子「も、もう……そんなのではありません! ふぅ……愛さん、みなさんのこと、お願いしますね」
愛「オッケー。どーん! と愛さんにおまかせあれ。花火だけに!」
栞子「はぁ……では行ってきます」
みんな「「「「いってらっしゃーい!」」」」 学園内の敷地を歩いて確認していく。
屋台などの出店も出ていて、みんな楽しそうにしている。
火の始末もきちんとされており、ボランティアの方々も見廻ってくれている。
もちろん……せつ菜さんとその……たくさんいちゃいちゃするのも出来た、とは思うのですが。
でもしっかり生徒会長を引き継ぎました、というのも、見て頂きたいな……とも思って。 かすみ「あっ! しおこー! こっちこっち!」花火を持った手を大きく振って
しずく「わっ、かすみさん、危ないです!」
栞子「あっ……みなさんこちらにいらっしゃったのですね。楽しんでおられるでしょうか」トコトコ
エマ「うん♪ わたあめもりんごあめもとってもボーノ〜♪」ござの上でモグモグ
果林「エマ。それで何個目? ほどほどにしておかないと……あら栞子ちゃん。見廻りね、お疲れさま」
彼方「ん〜〜〜……あ〜〜栞子ちゃん。おつかれおつかれ」エマの膝枕に横になったまま手を振って
栞子「ふふ、お疲れ様です。……かすみさん、火を使っているので、無茶はしないでくださいね」
かすみ「む〜わかってるもん。ほら、こうしてバケツもしっかりあるから」ジュっと使い終わった花火をしっかり消して しずく「せつ菜さん達なら、確かあっちの方で遊んでいたはず。もう行ったのかな?」
栞子「いえ、まだです。他の方々のところも見て回らないといけませんし」
彼方「それにしても、栞子ちゃんとせつ菜ちゃんがねえ〜〜……彼方ちゃんちょ〜っと驚いちゃったぜ」
エマ「ふふふ。仲がいいのはうれしいことだよ。胸がぽかぽかするもんね」
栞子「い、いえ……///」
かすみ「? しお子とせつ菜先輩がどうかしたんですか?」
しずく「はぁ……これがかすみさんですよね。そこが可愛いところでもあるんだけど」
果林「ま、もし火遊びするなら、ひとけの無い場所でね。こういう雰囲気だと、燃え上がりかねないから」パチンとウィンクして
栞子「なっ……///」
かすみ「なんです? しお子、大きい花火でも打ち上げるんです?」
しずく「きっと大きいのをね。一緒に大きな声も出すんじゃないかな。たーまやーみたいに。さ、かすみさんはこっちで花火続けましょうね」
栞子「も、もう……そ、それでは、そろそろ他の場所も見てきますね」マッカになりながら
みんな「「「「「いってらっしゃーい!」」」」」 ふぅ……。
ランジュとミアさん以外に公表したわけでもないのですが。
どうやらせつ菜さんとお付き合いしていることは、みなさんにほとんど知られているみたいで。
特に果林さんやしずくさんには冷やかされてしまいます。
どうもかすみさんだけは気が付いていないようですが……。
しずくさんに教えて頂いた方向へ、いえ、元々の見廻りルートですけれど。
そこを回れば見廻りの予定は終了です。 せつ菜「いきますよ、侑さんっ! せつ菜スカーレットストームッッ!!!」勢いをつけて腕を交差し、二つ線香花火を持って
侑「なんの! ここは止めさせてもらうよ! フェンス・オブ・ガイアッ!!」両手の線香花火を横に揃えて
栞子「(わ……ふふ、ああいう純真なせつ菜さんも可愛いですね)」
歩夢「……あっ、栞子ちゃん! こっちだよ〜!」手を振って
せつ菜「えっ!? 栞子さんっ!?」勢いよく振り向き ポトッ
侑「やった! 私の勝ち〜!!」ガッツポーズ
せつ菜「あああっっ〜〜〜!!!!」ガクリ 栞子「ふふ、みなさん楽しんでおられるみたいですね」トコトコ
歩夢「お仕事おつかれさま、栞子ちゃん」
侑「ふふふ、ブイ! 栞子ちゃんおつかれさま〜」
せつ菜「く〜! まあここは勝ちは譲ってあげますっ! それよりも栞子さんっ! 生徒会業務、おつかれさまでしたっ!!」
せつ菜「ここまで来たってことは、これで見廻り業務は終わりってことですねっ!」
栞子「ええ、ひととおり廻ってきました」ニッコリ
侑「よーし! じゃあ改めて、花火大会を楽しんじゃおう!」
みんな「「「おー!」」」
…… 侑「むむむ、また栞子ちゃんの勝ちか〜」
栞子「ふふ。ポイントは、明鏡止水。邪念を捨てて水の様に静かに、を心掛けることです」
せつ菜「私はどうしても動きたくてうずうずしてしまいますっっ!!」
歩夢「ふふ……あ、そろそろ打ち上げ花火の時間かな? 片づけちゃおっか」
みんなで手分けして花火の処理をして。
侑「それじゃ、みんなで海の方に……あだだ!」
歩夢「(もう……侑ちゃん、そろそろ気を利かせてあげないと)」コソ
侑「(あっ、そうか。それもそうだね)」コソ
侑「っと、私と歩夢はあっちの方で観るから。二人でゆっくり観てきなよ」
せつ菜「あっ……ええと……。そ、そうですね。……私達も、こっちの方に行きましょうか」
栞子「……はい///」
侑「それじゃ、二人とも、楽しかったよ! またね〜」
歩夢「ふふ、今日は楽しかったよ。おつかれさま、栞子ちゃん」
栞子「ありがとうございます。侑さんも歩夢さんも、おつかれさまでした」
せつ菜「ええ! また明日ですっ!」ブンブンと手を振って せつ菜「こほんっ。……それでは、行きましょうか。私のお姫さまっ!」手を差し出して
栞子「あっ……/// はぃ……私の王子様、なんて」手を取って
二人で手を繋いで静かな場所へ移動して
栞子「でもこうやって、手を繋いでいると、その……皆さんにお付き合いしていることが、分かってしまうのではないでしょうか」
せつ菜「ふふっ、その時はその時です。私、もう大好きを隠さないことにしたのでっ!」
栞子「わ、私も、もう大好きに嘘はつかない、と決めましたけれど……」
せつ菜「それに、女の子同士で手を繋ぐなんて、普通のことですよ。……ほら、あの子達も、ほら、あっちも」
栞子「そ、そうでしょうか……。……確かに、みなさん繋いでいるみたいですね」
せつ菜「ええ。それに。……ほら、こうやってもっ!!」
栞子「わ、わ……せ、せつ菜さん……///」お姫さま抱っこされて
せつ菜「栞子さんとなら、ずっとこうしていたいですからっ!」クルッっとまわって
栞子「わ、わ……」ギュッとつかまって ―――そして、花火が打ち上がりはじめる。
せつ菜「わぁ……っ!!!」
栞子「わあ……!」
二人で次々に打ち上がる花火を一緒に見上げて。
せつ菜「……栞子さん。会長業務、おつかれさま。……こうやって、仕事が形になるの、嬉しいですよね?」
栞子「あ……はい、はい! 大変でしたけれど……でも、充実感があります」
せつ菜「ふふっ、やっぱり。栞子さんがしっかり後を継いでくれて、私も安心しましたっ。……それじゃ、ご褒美、あげませんとねっ」顔近づけて
栞子「あっ……ま、待って、みんなに見られ……」
せつ菜「大丈夫です……みんな、空を見ていますよ……」チュ
栞子「んっ……ちゅ……だ、だめ……ちゅ……」
せつ菜「ちゅぱ……ちゅぷ……栞子さんっ……」
栞子「ちゅ……んんっ!」
栞子「(せ、せつ菜さんの舌が……)ちゅむ……れろ……」
せつ菜「んむっ……れろ……」
栞子「ぷはっ……せ、せつ菜さん……」トロン
せつ菜「このまま……行きましょうか……」
…… ○生徒会室
栞子「すごい……誰ともすれ違いませんでした……」お姫さま抱っこされたままギュッとつかまって
せつ菜「ふふ、伊達にここで一年間生徒会長やっていたわけではありませんよ?」ガチャリ
栞子「あっ……せつ菜さん、今、鍵閉めましたよね……?」
せつ菜「はい。……栞子さんへのご褒美、まだ終わっていないですし」
栞子「さすがに、ここではだめ……です……」
せつ菜「大丈夫です。経験上、この時間帯ならもう誰も来ませし、廊下からも見られることはありませんから」ソファに優しく横たえて
栞子「その……流石に背徳感があるというか……」ジュク
せつ菜「ふふっ、頑張ったご褒美、ですからっ」チュ
栞子「んっ……ちゅ……」
せつ菜「栞子さんよく頑張りました。ちゅ……れろ……」
栞子「ちゅむ……れろ……ちゅぱ……」トロン
栞子「ぷは……も、もう……強引なんですから……///」
せつ菜「ふふっ、今日、栞子さんと一緒にいるの、我慢したんですから。たくさん求めちゃいますっ」
栞子「もう……では、我慢して頂いた、お返しです」チュ
せつ菜「ちゅ……あっ……んっ……れろ……」チュパチュパ ひゅ〜〜ドン!! と花火が打ち上がり、生徒会室も花火が照らす。
栞子「ちゅぱ……あ……花火も、窓からよく見えます……」
せつ菜「ふふ、ここなら、栞子さんも、よく見えますよね」スカートの下に手を入れ
栞子「ま、待ってください、その……汗も、流していませんし……」
せつ菜「栞子さんの汗なら大歓迎ですよ」下着を脱がせて
栞子「だから、そういう……あっ、舐めないで……」
せつ菜「ちゅ……はむ……」
栞子「ああっ、駄目、駄目ですっ♡」
せつ菜「ダメ、ですか?」
栞子「そ、そんな真剣な目で……」カァァ
栞子「……もう。……駄目……じゃないです……」
せつ菜「ふふっ、嬉しいっ。ちゅ……れろ……」
栞子「ふあっ、あっ、ああっ!!」 せつ菜「かわいいっ、栞子さん、かわいいっ!!」
栞子「あっ、きもちいいっ♡ せつ菜さん、きもちいいですっ!!」
せつ菜「好きっ、大好きっ! 大好きがもう止められないっっ♡ 栞子さんっ、強く、強く触れても、いいでしょうかっ!!」下着を脱いで
栞子「あ……はぃ……せつ菜さんで、私を、いっぱいにしてほしいです……♡」
せつ菜「栞子さんっ、好きっ大好きっ♡」チュク、ヌルヌル
栞子「ふぁぁ!! せつ菜さんのと、私のが、重なっあああああっ!!」
せつ菜「栞子さんっ!! 栞子さんっっ!!!」密着させて、腰を動かして
栞子「せつ菜さんっ! 大好きですっ! もっとっ! もっとくださいっ!!」
せつ菜「栞子さんっ!! わたしの、大好きを、全部っ!!栞子さんっ!!!!」
栞子「せつ菜さんっ! せつ菜さんっ!! 大好きっ、大好きっ!!あっ、ああっ、ふああああああああっっっっっ!!!」 花火が彩られる中、何度も肌を重ねて―――
栞子「ふぅ……ふぅ……」露わになった胸を、上下させて息を整え
せつ菜「ハァ……ハァ……」栞子を抱きしめたまま、息を整えて
栞子「……ここで、しちゃうなんて……もう……せつ菜さん、けだものです」
せつ菜「……ふふ、栞子さんだって、想像していたんじゃないんですか。意外とえっちなの、もう知っていますよ」ホッペプニプニつついて
栞子「ほんの少しも想像しないと言ったら、それは嘘になりますけれど……」
せつ菜「ふふ、やっぱり。素直でいい子です」チュ
栞子「もう……お返しです」チュ
せつ菜「ふふっ、嬉しい。……ねえ栞子さん。今回一人で頑張りたいというので我慢しましたけど。ちゃんと、お手伝いも、させてくださいね」
栞子「でも、せつ菜さんに悪……」
ピッとせつ菜は人差し指を栞子の唇に当てて。
せつ菜「一緒に、進んでいきたいんです。貴女と」
栞子「……はい」
抱き締め合って、もう一度キスをして。
その二人を祝福するかのように、花火の光が彩った。
おしまい。 しおせつよ永遠なれ
フォーエバーしおせつ
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