ともり「全員で歌う曲も、いろんな場所に立って参加していました。」

ともり「実は、そのやり方、私は避けたいと思っていたんです。」

???「ズゥ…ズッ・・・」

ともり「私はせつ菜を体現しないといけないなと思っていて、ステージにいる間、動けない私を見せちゃうとせつ菜が動けないという見え方になっちゃうので。」

ともり「でも、『歌だけでも』というお声を頂いて、こうしてステージに立って……。」

???「………ズッ、ズゥゥ」

ともり「ダンスの振りとかを確認するのは私にはなかったんですけど、リハーサルを見ていると、みんなと同じことをしたくなるんです。」

ともり「みんなを見ながら、この動きできるかもとか、みんなと同じことをしたいな、みんなと立つの楽しいなって。」

???「ズズッゥ……」

ともり「きのうまでの3公演でどうしても立てなかった曲があるんです。」

???「………ズッ、ズゥゥ」

ともり「それは侑ちゃんのピアノから始まる『TOKIMEKI Runners』で、リハで何回やっても歌えなくなっちゃうんです。」

ともり「思い入れが強すぎて……。イントロを聴くだけでダメになってしまってムリかもしれないと思って……。」

???「ズズッゥ……」

ともり「それでも、みんなから『一緒に歌いたい』と言ってもらえて、きょう最終日だけでも立とうと思って歌ったんです。そこで、パッと横を見たときにみんなの顔がある安心感があってすごく幸せで。みんなとステージに立つのは、(観客の)みんなから、(キャストの)みんなからの温かい言葉もそうで、救われて、今回すごーく楽しいライブでした」。

もえぴ「うぅっ…!!ウゥ……ズズッ!!」