【師弟愛系SS】第一回スクールアイドル全裸ラジオ体操フェスティバル
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
202X年……
夏休み初日、午前6時……
有明、虹ヶ咲学園・校舎前広場にて……
スクールアイドル史上・最大規模のイベントが始まろうとしていた……
ワイワイ……
ガヤガヤ……
⎛(cV„✪ ᗜ ✪V⎞「すごい!!すごいよぉ〜〜っ!!」
会場に集まった、全裸のスクールアイドル達に目移り…… 侑「東雲!!」
侑「藤黄!!」
侑「それに、Y.G.国際や紫苑!!」
侑「いろんな学校のスクールアイドルが一堂に会して、全裸ラジオ体操をするだなんて……!!」
٩⎛(cV≧ᴗ≦V⎞و✨「これがトキメかずに、いられるかって〜〜のっ!!!!」
(運営本部のテントの中にて、朝っぱらからテンション大爆発な高咲侑である)
(もちろん、この方も––––)
副会長「うぁぁ〜〜っ」限界オタク顔
副会長「せつ菜ちゃんのフルマン姿を、合法で拝めるなんてぇ〜〜っ」
白バズーカEOSで、せつ菜(全裸)を連写!!
副会長「日頃から徳を積んどいて、よかったぁ〜〜!!」😭
(日頃は冷静沈着な副会長も、この日ばかりはワニマガジン社のカメラマンさながらの熱の入れ様だ)
(と––––) @cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ(全裸)「侑ちゃ〜〜ん!!」
授業参観の親子のように、ステージから手を振る歩夢……
@cメ٩*˶ˆ ᴗ ˆ˵リو 「そこで見ててね〜〜!!侑ちゃ〜〜ん!!」
侑「バッチリ見てるよ〜〜!!歩夢〜〜!!」
侑「歩夢の第2のガニ股、期待してるから〜〜!!」
歩夢「そっ……」
歩夢「それは……期待しなくていいよぉっ」💦 愛(全裸)「うっひゃあ〜〜!!」
愛(全裸)「こんなに大勢で全裸ラジオ体操だなんて、夢のようだよぉ〜〜!!」
せつ菜(全裸)「夢……」
せつ菜「そうです……夢だったんですよ、これが」
愛「え?」
せつ菜「スクールアイドルになったら、夏休みに仲間で全裸ラジオ体操するのが……」
せつ菜の小ぶりな体が、感動に震える……
⁄/*イ`^ᗜ^リ「長年の夢が、これで叶いました!!」
(全裸ラジオ体操への憧憬を、思う存分に吐露するせつ菜の横で––––) しずく(全裸)「まったく……」
しずく(全裸)「みんなこうして、早寝早起きして集まってるっていうのに……」
いささか、不機嫌そうな面持ちで……
jΣミイ˶◉ _ ◉リ「皆さんの爪の垢を、ここにいない誰かさんに飲ませたいですよ」
せつ菜「あ……」
璃奈(全裸)「やっぱ、来なかったね……」
ミア(全裸)「放っておきなよ、あんな奴」
しずく「……」
jΣミイ ≖言≖リ「……かすみさんの馬鹿」ボソッ
(そこへ––––) 遥(全裸)「お姉ちゃ〜〜ん!!」
彼方(全裸)「おおっ、遥ちゃ〜〜ん」
かさね(全裸)「お久しぶりです!!みなさん」
(近江遥と支倉かさねが、東雲学院を代表して挨拶に来た)
ζ(*^ᴗ^*)ζ「かさね先輩って、すごいんだよ〜〜」
遥「これまで12年連続で、全裸ラジオ体操は皆勤賞なんだって!!」
ノレcイ´◉ω◉)「ええっ!?12年!?」
かさね「もぉ〜〜っ、遥ったらぁ」💦
かさね「後でみんなを驚かそうと思ってたのに、先にバラしたら台無しじゃん」
ζ㎗òヮóリ「それじゃあ聞くけどさぁ〜〜、さねやん」
愛「この運動の、正式名称は知ってる?」 ,━━━-、_
/" ´"" ゛ヽ
/ ,´ `、 ヽ いっち にぃ〜〜
. ゞ(””)ノ´`ゞゞ_ゞ_ゞ ゝ l
.,ノl ノ ∧ ∧ l ノ / さん しっ!!
ノヽゝ"" ワ """l lヽ`ゝ
y''j ヽ _____________l l ゝ
Oヽ/ ヽ_O
ヽ (_・_人_・_)、__/
l 。 l
( _ )
l l l /
l l l l
`-´ .`-´ 愛「どう?わかる?」
かさね「それは第2の『腕を振って体を捻る運動』だね」
おおっ……
愛「ほ、本物だ……」
せつ菜「あなたこそ将来、NHKに就職すべきです!!」
かさね「そ、そうかなぁ?」ハハッ
せつ菜「まるで、全裸ラジオ体操で一時代を築いた、Aqoursの高海千歌さんを彷彿とさせますよ!!」
かさね「」カチンッ
(と––––) 🔈『会場にお集まりの、スクールアイドルの皆さま……』
🔈『まもなく会場に、生け贄が運ばれてきます』
🔈『各自、指定された場所にて待機して下さい』
🔈『繰り返します……』
かさね「……」
かさね「いこう、遥」
遥「あっ……かさね先輩?」
スタスタスタ……
(運営の指示に従い––––)
(中央に設けたスペースを軸として、すべての参加校が、円形状に居並んでいる)
ザワザワザワ……
(みな、この一大イベントを盛り上げるための生け贄の到着を、いまかいまかと待ちわびていた)
(と、噂をすれば––––) エマ(全裸)「うんしょっ……うんしょっ……」💦
ランジュ(全裸)「もう一息よ、エマ」
(この日、最も重要な任務を請け負った2人が、学生寮からベッドを運搬しながら、会場に姿を見せた)
会場「ウォォォォォォン!!!!」
👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏
拍手パチパチパチパチ!!!!
ʃcʃ|.ò ᴗ ó)ʅ「待たせたわね!!みんな!!」
,,(d!.•ヮ•..)「果林ちゃんを運んできたよぉ〜〜!!」
(割れんばかりの、拍手喝采の中––––)
(ステージ中央に設置されたベッドの中で、肝心要な生け贄が熟睡していた) .
ヽ ワ ノ..... ヽ ワ ノ..... ヽ ワ ノ..... ヽ ワ ノ..... ヽ ワ ノ..... ヽ ワ ノ..... ヽ ワ ノ..... ヽ ワ ノ
/´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ
|(_・_人_・_) | |(_・_人_・_)| |(_・_人_・_)| (_・_人_・_)|| (_・_人_・_)|| |(_・_人_・_ |(_・_人_・_) | (_・_人_・_)
. (n| |n)(n| |n)(n| |n)(n| |n)(n| |n)(n| |n)(n| |n)(n| |n)
. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |
(____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____)
.,´" ̄`ヽ. Zzz……
{" {_li」!リ!i}
| ̄ ̄ゝル˘ヮ˘イ ̄ ̄|
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒\
| \ \
\ |⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
\ |_______|
. /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ
l l..... l l..... l l..... l l..... l l.....l l..... l l.....l l
ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ.....ヽ ノ
/´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ
| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
. ((_ _人__)) ((_ _人_ _) (_ 人_ _) (_ _人_ _) (_ _人_ _) ( __人_ _) (_ _人_ _) (_ _人_ _)
. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |
. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |
(____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____) (ζル|´A`ル「Zzz…………」
エマ「もうっ……果林ちゃんったら」
ランジュ「いい気なモンね。夏休みの初日から、大イビキだなんて」
(果林の登場に、誰よりも過剰な反応を見せたのが––––)
姫乃(全裸)「はわわわわわっ///」💦
姫乃(全裸)「わっ、私ったら……なんて恐れ多いことを……///」💦
憧れの人を前に、はげしく身悶え……
姫乃「か、果林さんの前で……裸になって……///」
姫乃「あまつさえ、カリンニウムを吸収するだなんて……///」
姫乃「一度に大量に浴びて……万が一、健康被害が生じたら……///」
姫乃の尻に、リコリスキック!! 姫乃「ひやぁっ!!??」😳💦
美咲(全裸)「なに1人で、全裸ためしてガッテンしてるのよ」
姫乃「み、美咲さんっ!?」
美咲「私たちは人体実験しに来たんじゃなくて、体操しに来たんだからね」
姫乃「そ……そうでしたね」😅
姫乃「あやうく、カリンニウムと健康維持との因果関係を、立証するところでした」 〜運営本部〜
副会長「これで役者が揃いましたね」
右月「放送開始まで、あと5分です」
左月「はやく、開催宣言を」
侑「うん」
マイクのスイッチON!!
🔈『会場に集まった、スクールアイドルの皆さん!!』
🔈『いい体してますね!!』⎛(cV„ಡ ᴗಡV⎞
🔈『第一回スクールアイドル全裸ラジオ体操フェスティバルの開催を、ここに宣言します!!』
ウワアアァァァァアアン!!
🔈『8月31日までの40日間、皆勤賞めざして頑張りましょう!!』
(侑の開催宣言を受けて、会場全体が興奮のるつぼと化した)
(そして、午前6時30分––––) ♪チャン チャンカ チャカチャ〜……
ラジオ『全国の皆さん!!おはようございます!!』
スクドル達「おはようございま〜〜す!!」
果林「Zzz…………」
ラジオ『朝の全裸ラジオ体操の時間がやって参りました!!』
ラジオ『まずは、全裸ラジオ体操の歌から!!』
♪チャン チャ〜カチャ〜〜……
せつ菜「♪新しい朝が来た〜」
愛「♪希望の朝だ〜」
遥「♪喜びに胸を開け」
かさね「♪大空あ〜お〜げ〜っ!!!!」
姫乃「♪ラジオ〜の 声に〜」
果林「Zzz…………」
黒羽姉妹「♪健やかな胸を〜」
ジェニファー「♪この香る風に 開けよ」
歩夢「♪それ 一 二 三」
(はるか渋谷の、NHK放送センターまで響けよとばかりに––––)
(少女達の朗らかな歌声が、大空へ飛び立った) かさね「……」
ζ(*◉ _ ◉*)ζ(うっ……かさね先輩……)
かさね「……」😠
遥(は、はじめて見た……)
遥(かさね先輩が、こんな真剣な表情してるの……)
(全裸ラジオ体操に、並々ならぬ情熱を傾けたかさねが、秘めたる闘志を燃やしていた)
かさね(負けたくない……)
かさね(あんな田舎者の偽物には、絶対負けたくない……)
ラジオ『それでは全裸ラジオ体操第一〜〜!!』
♪チャ〜ン チャ〜ンカ チャンチャン……
ラジオ『はいっ!1・2・3・4……』
歩夢「5・6・7・8っ」 _____
/:::::::、:゛ヽ
,-/::::::::::ヽ::ヽ いっち にぃ〜
l:/*=/`ヽ:ゝヽ:ゝ:彡ヽ
l::=l O O l:l彡:l さん しっ♡
. ヽ:ノ"" ワ ""ノ:/ヽ:/
人________ノ::l_/:l
`:,/ 、, ヽ::::リ
/ (_・_人_・_) ヽ
(_ノl 。 lヽ,_)
( Y )
ヽ l /
l l /
`-`-´ ポムニウム「🎀🎀🎀🎀🎀🎀🎀🎀」
(全裸ラジオ体操をする事により、歩夢のポムニウムの放射量が増幅されていく)
🔈『うひょひょひょひょ!!!!』
🔈『最高だよぉ!!あゆむぅ〜〜っ!!』
歩夢「ゆっ、侑ちゃんっ!?」
⎛(cV„◜﹃◝V⎞『ポムニウムのおかげで、体の疲れが吹っ飛びそうだよぉ!!』
歩夢「もうっ!!侑ちゃんのバカッ!!///」
ハハハハハハ……
歩夢「侑ちゃんったら、公私混同が過ぎるよぉ〜〜」
せつ菜「いいじゃないですか、歩夢さん」
せつ菜「聞けば、早朝から学校に来て、会場の準備をしてたそうじゃないですか」
せつ菜「侑さんには、いい疲労回復に……」
ラジオ『次は、腕を回す運動〜〜!!』 ____
. /::::::,:::、::::::::゛ヽ
/:::_-ノ´:::::::::::::::::::::ヽ
. ゝ@/::::ノ"ノ_ノノ´゛ヽ:::::::ヽ いっち!!
. l@/:-´∧ ∧ l::::::::l
. j::ノl:::l'."" ワ """ l:::ヽ:l にいっ!!
. j::ノl:::jヽ_______ノl::l_/:l
. j:ノ l::/ 、ヽ::l さんっ!!
ノ:l (_ ・_人_・ _)ノ ノ:::l
ノ::ヽ_) 。 (_ノ::::ゝ しっ!!
( Y )
. ヽ l /
l l /
`-`-´ せつ菜「5・6・7・8っ」
ペカニウム「🎙🎙🎙🎙🎙🎙🎙🎙」
🔈『うおおおおおおお!!!!せつ菜ちゃあああああああん!!!!』
せつ菜「ひっ!!!!」
🔈『ペカニウムを放射してくれて、感謝感激ですぅぅぅぅ!!!!』
🔈『五体の隅々から、明日への活力が沸いてきますぅぅぅぅ!!!!』
アハハハハハハ……
⁄/*イ` >___<リ💦「ふ、副会長〜〜っ」
せつ菜「まだ朝6時なのに……なんですか、明日って」
@cメ*˶・᷅ ᴗ ・᷄˵リ「どうやらせつ菜ちゃんのペカニウムには、副会長を活性化させる効果があるようだね」
せつ菜「あ、歩夢さんまでぇ……」
ラジオ『体を横に曲げる運動〜〜!!』
しずく「1・2・3・4……」
しずケツ「プリンッ」 .,': : j !: : : : {: : ,' : :l: : : : ,' 〃}:: :::! .!´ |
ィ: : ! !: : : : l : l: :/l : : : { / ノ ::l ' .l
.l: :{ !{、: : l: : !:ハ: : : :ト、_./ / :::! ,'
. !: l ヾヽ: : : :,' ヽ: : :l / ノ .:::/.l /
ヽl ヽ\: :l ,. .ヽ: !´ :/ !:\ /
ヽ `,..:'ヽ ! ヽヽ ..:::イ l :,イl\ /
/ .:::i .l / リ `ー'
, ' , ...::::! !/ ノ
.: ,' ..:::::l
,' ヽ
′ ′ 丶
′ :′ ヽ
,'. :,' 丶
.,' ', Ι
l 丶 )
! λ )
. { 丶 )
! ゞ |
l \ !
', 丿ヽ,' l
', ヽ l l
', │! )
《"ヽ__/゛》、
《/::::::::::::::::::::::::゛ヽ》
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::ノ´"ヽ::jj::ノ゛ヽ、:::::::l いっち にっ
l:::::l ◯ ◯ l:::::::::::l
l:::::l "" ‿ """ l::::ヽ:/ さん しっ
ヽ:jヽ_______ノl:::l_/:l
Oヽ/ ヽ_O :::l
lヽ (_・_人_・_)、__/:::::l
ノ::`l 。 l:::ノ:::::::ヽ
( _ )
l l l l
l l l l
l l l l
`-´ .`-´ しずく「5・6・7・8……」
しずケツ「プリンッ」
シズニウム「💙💙💙💙💙💙💙💙」
愛「ツいてないよねぇ〜〜、かすかすも」ヒソヒソ
愛「シズニウムを、気兼ねなく摂取できるチャンスなのに……」ヒソヒソ
璃奈「知ってる?愛さん」ヒソヒソ
璃奈「シズニウムって、二日酔いによく効くらしいよ」ヒソヒソ
愛「それマジ?ノーベル賞ものじゃん」ヒソヒソ
ミア「ボクは璃奈のリナニウムさえ浴びれば、それで満足さ」
ミア「見てよ、この笑顔www」😄😄😄
愛「すごっ……」
愛「ミアチったら、笑いダケを食べたみたいな顔してんじゃん」
ミア「これもリナニウムのおかげさ」
ノレcイ* ¯ ꒳¯*)「いえ〜〜〜〜いっ!!!!」
彼方「遥ちゃ〜〜ん!!見てるぅ〜〜!!??」 .ィ / 人
/´ /.:.:.: / ‐=ミ
.ィ /.:.:.: .:.イ ____ 、
/‖ ....:.:.:.:.ノ .:.:/ _ =─… '''  ̄ ̄  ̄ ̄ ≧ 、 )
!_ ....:.:.:.:.:.:.彡 .:.:/ =‐ ''^~ __ ___  ̄` 、ヽ ´
{ :.:.:.:.:.:.> .:.:.:./ > ´ ..........:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ニ=─= :.:.:.:.:.:..... ヾ
乂___>/ / .:.:.:.イ> ´ .....:.:.:.:.:ニ=─  ̄ ̄ ̄  ̄ =‐- `ヾミ、 ノ
/ / ....:.:/ ´ =‐ ............ -─=…‐-:.:...... _ `¨ \
/ .: / ...:.:./ ´ ........:.:.:.:.:.:.:ニ=‐  ̄ ____二ニニ=- _ ヽ
' .:.:.; ..:.:.:/ , ......:.:.:.:> ''^~ __...:.:.:.:.:.:.)⌒ソ ノ
廴ノ/ .:.:./ / ..:.:.:.:.:> ........ -‐…= -─=≧〈./ ´
.:. {/ / ...:.:.:.:> .......:.:.:.:.> ´ -‐  ̄ _ ヽ
/:. ...:.: .......:.:.:.:./ ........:.:.:.:.> .......:.:.ニ=─ ─=ニニニ≧ ノ
廴:.:.:/ ..:.:.:.ィ ´ ...:.:.:.:.:.:.:.: ´ .:.:.: .:.:.> ''^~ _ -─==ニニ> ´
// .../ .:.:.:.:.:/ .:.:> ....:.: ´ -==…─ _
/ / .:.:./ .:.:.:.:.:/ ..:.:.: ´ ...:.: ´ _ =─… …  ̄ `ヾ `ヽ
{ ( / .:.:.:/ .:.:.:.:.:/ .....:./ / ...:.:.:.:.: ...:.:ニ=‐=爻 ノ
乂 ...:.:.:/ .:.:.:.:.:/ .:.:.:.:/ / / ......:.:> ''^~ ......:.:.{ ,
// ..:.:.:.:.イ .:.:.:.:.:.:..../ / / ....:.:> ´  ̄ _j /
{ / .:.:.:.:.:/ .:.:.:.:/.:.:.:.:/.:./ / .:./ / _ -=ニ二
ー { .:.:.:.:.:.:{ , .:.:.:イ:.:.:.jゝ、.:.: .:.:.:.:/ / ..:.:.: ´ `ヾ__彡
乂:.:.:.:.:/ :.:.:.:彡´ }.:./.:./ / ......:./ __ ノ
─/ ー  ̄ 乂.:/ イ....:.:.:.:イ ´ ゝフ
廴 _ _ `Y.:.:ノ⌒ヾ=- / _ -=ニ二´
` ´ ニ=彡 ´ ___ ⌒ヽ
` 〉=- -……=ミ⌒) ノ
´ /=- ¨¨'''' ヽ ノ⌒ ´
/ニ=- `ー / ,
ノ=- 、__ノ /
ニ=‐ ,.ィa ¨´ > ´
_ -‐ ィa :.:.:.:彡
{/ > ´
_____
/:,´::::、:゛ヽ
. /:::":::::::ヽ::ヽ
. ノ:::ノヽ:ゝ:ノゝ0ゞ::l
´l::=l ◎ ◎ヽ:::ゞ ブォォォォン!!!!
. ヽ:ノ"" ⨌ """j:ヽ:l
. 人_________ノノ_/:ヽ ブォォォォン!!!!
. Oヽ/ ヽ_O::::ゞ
ヽ (_・_人_・_)、__/ ::ゞ
. l 。 l::/ヽゞ
( _ )
l l l /
l l l l
`-´ .`-´ 彼方「遥ちゃんのところへ、い〜〜っぱいカナニウムを飛ばしてあげるからねぇ〜〜っ!!!!」
かなパイ「ブルルンぴっ!!!!」
カナニウム「🐏🐏🐏🐏🐏🐏🐏🐏」
,,(d!. ・ั﹏・ั..)💦「か、彼方ちゃ〜〜ん」
エマ「やり過ぎはよくないよぉ〜〜っ」
エマ「そんないっぺんにカナニウムを放射したら、会場にいるみんなが熟睡しちゃうよぉ〜〜っ」
エマパイ(あまりに崇高過ぎるため、>>1 の力量では表現不可能)
エマニウム「🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞🍞」
(なお、エマニウムは乳がん予防に効果がある模様)
(さて––––)
(ニジガク以外のグループが、止め絵で全裸ラジオ体操している最中––––) 遥「す、すごい……」😳
遥「お姉ちゃんのニウムが、ここからでも伝わってくる……」
遥「私が起こすニウムなんて……」
はるパイ「スンッ……」
ハルニウム「🐑🐑🐑🐑」
(東雲のセンターを務める遥であったが、姉の体から無限発射されるカナニウムに、ただただ圧倒されるばかりである)
(その横で––––)
ラジオ『体を回す運動〜〜!!』
ラジオ『はいっ、1・2・3……』
かさね「キエエエエエエッ!!!!」😠
ぱいぱいでかポンカン「ブロロロロンッ!!」
カサネニウム「🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊」
ラジオ『5・6・7……』
かさね「オンドリャアアア!!!!」😫
ぱいぱいでかポンカン「ブロロロロンッ!!」
カサネニウム「🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊」 (早朝とは思えない鬼気迫るテンションで、かさねの全裸ラジオ体操が火を吹いた)
(いったい何が、彼女にそこまでさせるのか……)
かさね(見てる……!!)
かさね(みんな見てる……!!)
かさね(私の全裸ラジオ体操から発せられる、カサネニウムの放射線量に驚いて、こっちを見てるっ!!)
(この時、かさねの体にガイガーカウンターを当てれば、おそらく通常の何百倍ものの量のカサネニウムが検出されたに違いない)
かさね(これだけ注目を浴びれば……)
かさね(十中八九、今大会のMVPは間違いない……)
かさね(ニコ生のアンケだって、きっと1に殺到するはず!!)
かさね(……)
かさね(そう……)
かさね(1期最終回だというのに、1が40%弱しか取れなかった女とは違う……!!)
腕ブオンッッッッ!!!!
かさね(私は高海千歌の、かませ犬じゃない!!)
腕ブオンッッッッ!!!! (その時––––)
遥「1・2・3・4……」
遥「……」
遥「う……」
ζ(*◎口◎*)ζ💦「ううっ……」
(良薬も、度が過ぎれば毒薬になる)
遥(な、なんだろう……)
遥(急に、意識が朦朧として……)💦💦
(かさねの側で、カサネニウムを過剰摂取してしまった遥の体調に、異変が生じはじめたのだ)
(無理もない––––)
(東雲のセンターとはいえ、彼女はまだ、体が出来上がっていない1年生なのだから)
遥「ああっ……」 ≧ュ、 || /三/ ,ィク'〃
ニ三≧ュ ii/三/ ,ィク'〃
`寸三ム i三l/ ,ィク'〃 __,r≦
`寸ニム iニ/ /ニ〃 .,r≦三ニ-‐''´
`寸ム iク' ,l|ツ" ,ィ幺ニ/
_ マ/ム i/ ,l|' ,ィ幺ニ>" _
_`寸ム ii l|| ,ィ幺>" __,r≦三三ニ
_゙マム | l||' / / ,,-''" ̄__ ノノ
_゙ム | ii| /" /,,-‐'' ̄
、 `マl, ', |i /./ ´ ____
丶、 ゙、 ゙、 l. /./ _,,-‐''ニ三三三三三三二ニ=-
\ ,,,_ ヽ \ l l/ ,-'' ___`丶、
___ `守ミュ、 丶、 -‐''' ̄ ̄''‐-=ニ=-、 `丶、
 ゙゙̄ミ三ミニュ、__ `ヾュ、_ ,,-‐  ̄`丶、 ヾ三ヽ
` ゙゙̄''‐=三二ニ=-─'''"" ./l. ', `ヽ 丶、\ ヽヽ
_,ィ// | ヽ マ ム \\
_,,_ /ニニ/ ,l| ゙、 ゙マニl \
,ィ幺ニニ=‐-=,,,,___ _,ィ≦ジ" ,ィl|' ,l|l 'lニl,
,ィク' ___-=ニ三>" ,━、 _____ .,━- マム
,ィ≦ニ="" ̄ ̄ ̄ /:▽:::::::、:゛▽:::l マl,
""´ l:△:::::::::ヽ:△:::l 'l|l
,l:/::ノリ`ヽ:ノ`ヽヽ:ヽ:::l 'l|
ll:::l > < l::l:l:::l l|
l:ヽノ"" 口 """l:ノヽ人:ノ
(:(ヽ______U _ノ)(⌒)
目の前の光景が、飴細工のようにひしゃげて見える…… 遥「も……もうダメェ」
遥「立っていられない……っ」😰
夢遊病のように、足下フラフラァ〜〜ッ
ノレcイ º ωº)「!!!!????」
彼方「ど、どうしちゃったのぉ!?遥ちゃん!!」
,,(d!.ºㅁº..)「大変っ……!!」
エマ「あのままだと、果林ちゃんのベッドに……!!」
意識障害に陥った遥が、ステージ中央へと彷徨う!!
そして……
ζ(* ≧Д≦ *)ζ「きゃああああっ!!!!」
前後不覚の状態で、果林のベッドへと倒れ込む!! スクドル達「!!!!????」
彼方「はっ」
ノレcイ ≧Д≦)💦「はるかちゃあああああん!!!!!!!!!」
矢も楯もたまらず、妹の元へ駆け寄る彼方!!
遥「ううっ……」
遥「いったぁ〜〜〜〜……」💦
彼方「大丈夫っ!?遥ちゃんっ!!」
遥「お……」
遥「おねえちゃ……」
(と––––)
果林「…………」
果林「…………ん」
果林「うぅ〜〜〜〜ん……」
近江姉妹「!!!!????」
(ζル|´A`ル「ふあぁぁぁ……」
果林「……」
果林「……」
果林「え」 .
ヽ ワ ノ..... ヽ ワ ノ..... ヽ ワ ノ..... ヽ ワ ノ..... ヽ ワ ノ..... ヽ ワ ノ..... ヽ ワ ノ..... ヽ ワ ノ
/´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ
|(_・_人_・_) | |(_・_人_・_)| |(_・_人_・_)| (_・_人_・_)|| (_・_人_・_)|| |(_・_人_・_ |(_・_人_・_) | (_・_人_・_)
. (n| |n)(n| |n)(n| |n)(n| |n)(n| |n)(n| |n)(n| |n)(n| |n)
. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |
(____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____)
.,´" ̄`ヽ.
{" {_li」!リ!i}
| ̄ ̄ゝル◉__◉イ |
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒\ ,´" ̄`',-,´ ̄`゛ヽ-,
| \ \ ノ、ハ从,( fノリヽ、 l l
\ |⌒⌒⌒⌒⌒⌒|ハレ;˚ω˚)l;ヮ;リb人(
\ |_______|ノ(つ とと___ノ)
. /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ
l l..... l l..... l l..... l l..... l l.....l l..... l l.....l l
ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ.....ヽ ノ
/´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ
| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
. ((_ _人__)) ((_ _人_ _) (_ 人_ _) (_ _人_ _) (_ _人_ _) ( __人_ _) (_ _人_ _) (_ _人_ _)
. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |
. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |
(____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____)
(眠りから覚めた果林の網膜に、異形の光景が張り付く) 果林「な……何これ」
彼方「か……果林ちゃん……」
果林「えっ?彼方……?」
果林「それに、遥ちゃんまで……」
周囲の人間たちを観察……
果林「なんで、みんなして裸なの……」
果林「……」
果林「ハッ!!!!」🤭
(降って湧いたトラブルにより、全裸ラジオ体操がストップしている)
果林「も……」
果林「もしかして私……」
果林「全裸ラジオ体操の生け贄に……」 〜運営本部〜
⎛(cV≧Д≦V⎞💦「そ、そんなぁ……」
侑「まさか、果林さんが眼を覚ますなんて……」
副会長「ちょっと!!話が違うじゃないですか!!」
副会長「『果林さんなら、人工衛星が頭上に降ってきても起きないから』って、太鼓判を押したのは誰ですか!!」
侑「私だって、まさか遥ちゃんが降ってくるとは思わないもんっ!!」
(二人の口論に、水を差すように––––)
右京「2人とも、言い争ってる場合じゃないですよぉ」
左京「遥さんが、みんなの怒りの矢面に……」
侑「あ……」💦 〜ステージ〜
スクドル達「……」😡😡😡😡😡
遥「ひぃ……」
(読者諸君も、テレビで見た事があるだろう––––)
(『クラス全員で大縄飛びチャレンジ』にて、縄に引っかかって号泣する生徒を、みんなでなだめすかす光景を––––)
(『30人31脚』にて、転んでしまって大泣きする生徒に、『お前のせいじゃない』と慰める教師の姿を––––)
(だが、それらは所詮、テレビ故の演出である)
(現実はこのように、メンタルケアの欠片もない憎悪の篭もった視線が、ひとりの元凶に注がれるものなのだ) 遥「お、おねえちゃん……」😨
肩ブルブル、歯ガチガチ……
遥「私のせいで、みんなの全裸ラジオ体操が……」
(あ〜〜あ……)
(やってくれたよ、アイツ……)
(開催初日でゲームオーバーとか、バチ寒いわぁ)
(せっかく気持ちよく、全裸ラジオ体操してたのに……)
(ってかさぁ、あの子たしか虹の身内なんしょ?)
(そうそう……)
(お姉ちゃんお姉ちゃんって、鼻にかけてイキッてたの、すっげー臭かったよねwww)
遥「……」
(誰も、その様なことを口にする者はなかった)
(けれども、絶望の淵にいる遥の耳には、こういった類の幻聴が、嫌でも流れ込むのである) 遥「……グスッ」😢
自分がいた場所へ、トボトボと戻る遥……
彼方「は、遥ちゃん!?」
遥「……ヒック」
遥「……ごめんなさい」
遥「迷惑かけて、ごめんなさい……皆さん」
地面に置いてた、スタンプ帳を手に取り……
遥「私なんか……」
遥「私なんか、全裸ラジオ体操をする資格なんか……」
彼方「!!!!」
ノレcイ* ◎ω◎*)「ま……まさか!!!!」
スタンプ帳を掴む両手に、力を入れ……
遥「もう全裸ラジオ体操する資格なんか、私にはないんだああああああああああ!!!!」😭
スタンプ帳を、引き裂こうとする!!!!
彼方「だめええええええええええ!!!!」 _,,,,rー'ブ´\,,
__r''゙ .../ ,、 ヽ,,,,
};| .::;;/ ./ , \
.r'''ー、 /´} {:!...::/ ./..../ .,;:::: \_
_,ノ .\.//;;;{ }i゙'j::|:::::::|:::::::/ ./ー;::::... ゙
._,,,,__,,,r/゙ ヽ; \::::::::::{ {;じノ|::::::|::::::/ .ノ゙::::::::::::::::::::::::
´''゙゙ ノ゙ ..\; ....ヽ;:::::::ミ;:::::::}'''!.ノ┐/-j:/:::::::::::::::::::::::::::::
'^:: } .\ .ゝ、;:::::::::};;____;;;::::::゙ーλノ人ソ:::::::\_:::::::::::_;;;;
;:::....ノ \ :\_;;_;} ゙゙丶、;::::::://゙`'ー---''''゙
i;::::::':..`\.. .\.::::::::`} .\/.
;:::、;:ヽ;::::\:::,,,,::`ー-´
;>ー',,,,,__`ー-ァ´
,! ,! ゙ ̄
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> ビリビリビリビリッ!!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ 遥「……」
遥「……」
遥「……え?」
(遥のスタンプ帳は、いまだ破かれずにいる)
(すると、この裂ける音の正体は……)
かさね「資格がないのは、私の方だよ。遥」
自分のスタンプ帳を、憎々しげに千切るかさね……
遥「か……かさね先輩……」
遥「ど……どうして……」
遥「スタンプ帳を破ったら、かさね先輩の皆勤賞が……」
かさね「……」
ひどく活気のない、沈んだ声色で…… かさね「ごめん……遥」
かさね「もっと私が、周囲への気遣いができていれば、こんな事には……」
遥「……」
かさね「私のカサネニウムのせいで、遥が……」
(終わった––––)
(どうやら高海千歌には、どうやっても勝てない運命にあるらしい––––)
(固く唇を噛みしめるかさねの眼からは、もはや闘争心が失われていた) かさね「会場の皆さんっ!!」😫
かさね「すべては私の、不徳の致すところです!!」
かさね「どうか遥を、責めないであげて下さい!!」
ざわざわざわ……
かさね「この責任を取るために……」
かさね「わたしは……私は……」😖
遥「え……?」
かさね「今日限りで……」
かさね「今日限りで、スクールアイドルを……」
??「自暴自棄になるのは、まだ早いよ!!」
かさね「……え?」
薫子「みんなの全裸ラジオ体操は、まだ終わってないんだから!!」
ᶘイº⇁ºナ川(全裸)「ね……姉さんっ!?」 ザワザワザワ……
(道に迷う子羊を救うべく、三船薫子が立ち上がった)
かさね「ど……どういう事ですか?」
かさね「生け贄が起きてしまった以上、全裸ラジオ体操を続ける事は……」
薫子「フフンッ」😏
(と、薫子が懐から取り出したのは––––)
薫子「この『全裸ラジオ体操憲法(ポケット版)』によるとね……」
📖ページパラパラ……
薫子「あったあった」
薫子「え〜〜……ゴホンッ」 第116条
不測の事態により、生け贄が眼を覚ましてしまった場合は、競技不成立となる。
ただし、新たに生け贄を設けた場合は、競技を続行できる。
薫子「……ってあるんだなぁ♪」
かさね「え……」
かさね「それじゃあ、別の生け贄を用意すれば……」
遥「せ、先輩……!!」😀
感極まって、かさねに抱きつきっ!!
遥「よかったですね!!先輩!!」😄
かさね「は、遥っ!?」
ζ(*^ᴗ^*)ζ「これでまた、先輩と全裸ラジオ体操ができますよ!!」
(かさねの皆勤賞が、首の皮一枚でつながった事を、自分のことのように喜ぶ遥であったが––––) かさね「……遥」
かさね「……いいの?こんな私と」
かさね「後輩を酷い目に遭わせた、この私と……」
遥、「もう何も言わないで」と、首を振り……
遥「わたし、見たいんです!!」
遥「かさね先輩が、皆勤賞を達成する瞬間を!!」
かさね「はっ……遥」
かさね「それは……本心なんだよね?」
かさね「カサネニウムの効果じゃないよね?」
遥「かさね先輩っ!!!!」🤩
ハルニウム「🐑🐑🐑🐑🐑🐑🐑🐑」
(ハルニウムを間近で摂取したかさねの心が、解きほぐされていく)
(そして––––) かさね「は……」
かさね「遥っっっっ!!!!」😭
👏👏👏👏👏👏👏👏
パチパチパチパチパチ……
(不穏な空気が、万雷の拍手へと変わった)
(美しき師弟愛が、みんなの憎しみを取り除いたのである)
果林「いい話じゃない、彼方……」
果林「知らなかったわ……私」
果林の目頭に、熱いモノが……
果林「全裸ラジオ体操って、こんなにも熱くなれて、青春をかける値打ちがあるモノだったのね」
(と––––) 彼方「そうだ、遥ちゃん」
彼方「ここはひとつ、彼方ちゃんが一肌脱いで、新たな生け贄になってあげるよぉ〜〜」
遥「え?お姉ちゃんが?」
ノレcイ* ¯ ꒳¯*)「お姉ちゃん……どちらかというと、生け贄役の方が向いてると思うんだぁ〜〜」
かさね「い、いいんですか?彼方さん」
彼方「彼方ちゃん、いっぱいすやぴしたいしねぇ〜〜」
(ところが––––)
薫子「あ〜〜、ごめんね。彼方」💦
薫子「この条文には、まだ続きがあるんだ」
彼方「え?」
新たな生け贄は、事情を知らない人間に限る。
薫子「……ってね」 彼方「そ、そんなぁ〜〜」
彼方「それじゃあ、誰を生け贄にすれば……」
jΣミイ˶º ᴗº˶リ「ちょうどいい人がいますよ。彼方先輩」
彼方「え?」
しずく「ほら……」
しずく「まだ気づかないですか?」
彼方「……?」
しずく「部長のクセに、朝寝坊して欠席している子が、ウチにいるじゃないですか💙」
ノレcイ* ✨ω✨*)「あ……!!」
(そして––––)
⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞「みなさ〜〜ん!!」
侑「突然ですが、スクールアイドル全裸ラジオ体操フェスティバルは、明日から会場を変えます!!」
ザワザワザワ……
侑「新しい会場は……」
,," ̄''`ヽ
@。八ゞ、) それから
ノcイˆᴗˆハ 翌日……
と) 芥)つ
く/_i_i_>
し'ノ 〜虹ヶ咲学園ブース(中須家・かすみの部屋)〜
\ r'´ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄`、::.
l} 、:: \ヘ,___,_ ______/::.
|l \:: | | |、:..
|l'-,、イ\: | | ::..
|l ´ヽ,ノ: | | 从cι˘- _ -˘* , l、:::
|l | :| | |,r'",´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ、l:::::
|l.,\\| :| | ,' :::::... ..::ll::::
|l | :| | | :::::::... . .:::|l::::
|l__,,| :| | | ::::.... ..:::|l::::
|l ̄`~~| :| | | |l::::
|l | :| | | |l::::
|l | :| | | ''"´ |l::::
|l \\[]:| | | |l::::
|l ィ'´~ヽ | | ``' |l::::
|l-''´ヽ,/:: | | ''"´ |l::::
|l /:: | \,'´____..:::::::::::::::_`l__,イ:::: かすみ「Zzz…………」
璃奈(全裸)「いい寝顔してるね。かすみちゃん」
ミア(全裸)「夢にも思わないだろうな……」
ミア「まさか自分が、生け贄にされてるなんて」
カスニウム「👑👑」
从[´・֊・]从「あ、カスニウム……」
ミア「近づいたら危ないよ!!璃奈」💦
泡喰って、璃奈の腕を引っ張る……
ミア「こんな気味悪いニウムを浴びたら、どんな健康被害が……」
しずく(全裸)「恐るるに足らずだよ、ミアさん」
ミア「え?」 しずく「かすみさんのカスニウムは、人体になんら影響を与えない……」
凍り付くような微笑みで……
jΣミイ˶ˆ ᴗ ˆ˶リ「文字通り、カスみたいなクソ雑魚ニウムだから」
ミア「あ……ホントだ」
ζ ノᴗ ˘´Y「いくら浴びても、何ともないよ。璃奈」
璃奈「こんな役立たずなニウムを持ったかすみちゃんには、同情を禁じえない……」
かすみ「Zzz…………」 果林(全裸)「うぅん……」ウトウト
エマ(全裸)「しっかりしてよぉ、果林ちゃん」
(ζル|´A`ル「あ〜〜……眠いっ」
果林「馴れない事を、急にするもんじゃないわね」
エマ「果林ちゃんは、朝起きるだけで偉いよ」
果林「自慢じゃないけど、八丈島にいた頃は、全裸ラジオ体操はいつも三日坊主だったのよね」
果林「そんな人間に、全裸ラジオ体操へ出ろだなんて……」
(ζル|´A`ル「ふあぁぁあ〜〜〜〜……」
(と––––) エマ「もぉっ……しょうがないなぁ〜〜」
,,(d!.•᷅ - •᷄..)「愛ちゃん、アイニウムをお願い」
愛(全裸)「オッケー!!」
果林の前で、突如、全裸ラジオ体操をする愛さん!!
ζ㎗òヮóリ 「1・2・3・4っ!!」
アイニウム「☀☀☀☀☀☀☀☀」
果林「……」
果林「……あちっ」💦
愛「5・6・7・8っ!!」
(ζル| ◉A☆ル💦「あちちちちちちち!!!!」
(一万ルクス相当のアイニウムを一度に浴びて、果林が悲鳴を上げる!!)
エマ「どう?目が覚めた?」
果林「覚めたからっ!!もう覚めたからっ!!!!あちちっ!!!!」 _ /:.:.:.:
/:::: :::::\ 、 /::.:.:.:.
::::::ヽ |:.:.:..:. \
.::ノ ヽ;.;..:.: ..:.:)
‐< __て:.:.:__/
...::::::) ヽ
, -= ::::ヽ (:.:.:::: _ノ
(::::::::::: :::::ノ ..:.:.::_,)
>:::: ::j ..: :.::_
(_:::: :::::r' (_)
 ̄ (_::::ノ
Ο
。
_____
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
. /:.:.:.,´、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.l_/'j:ヽ:.j':.:j'i'i:.:.:.:.:.:.:.l ブスブスブス!!
l:.:.:j''> < ヽ:.:.:.:.:.:l
☀☀☀☀☀☀☀💥l:.:.ゝ"" 口 """ l:.ノ:.:.ノ
ヽ:.:.ゝ、___________ノ:.:.:.:ノ
. `):/ 、ヽ
l (_ ・_人_・ _)ノ ノ
ヽ_) 。 (_ノ
( Y )
. ヽ l /
l l /
`-`-´
果林の体から、ブスブスと煙が上がる!! 果林「頼むからもう、アイニウムを飛ばさないでぇ〜〜〜〜っ!!!!」
エマ「もういいよ、愛ちゃん」
かすみ「Zzz…………」
ランジュ(全裸)「愛のアイニウムったら、殺傷能力がバツグンね」
愛「いやぁ〜〜……」
愛「あんまし強いってのも、考え物なんだよね」
エヘヘと、鼻を擦りながら……
愛「一度、毎朝通ってた公園を、焦土にしちゃった事があるし……」
ランジュ「わかるわぁ〜〜、その悩み」
ランジュ「ランジュも昔、全裸太極拳をやってるときに、ランジュウムで町中の草木を焼き尽くしちゃって、当局にすごく怒られたことがあるわ」
栞子(全裸)「あぁ……ありましたね、そんな事も」
忌々しい記憶を、脳内再生しつつ……
ᶘイ ˘ ⇁ ˘ ナ川「私のシオニウムで、焼けた植物を再生してなければ、いまごろランジュは塀の中ですよ」
かすみ「Zzz…………」
(そこへ––––) 侑「みんな〜〜、もうすぐ放送が始まるよ」
薫子「は〜〜い、世間話はそこまで!!」
👏
薫子、手をパンパン叩き……
薫子「口を休めて、はやくスタンバイする〜〜!!」
メンバー全員「は〜〜い」
かすみ「Zzz…………」
(熟睡するかすみの前で、フルマン姿で待機するニジガクメンバー)
(そして––––) ♪チャン チャンカ チャカチャ〜……
ラジオ『全国の皆さん!!おはようございます!!』
11人「おはようございま〜〜す!!」 〜中須家・玄関前〜
_
|: | _人人人人人人人人人人人人人人人_
__,.|: | > おはようございま〜〜す!! <
|: |  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
|: | __________
|: | /\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ _,,-
|: | // \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ |_,,-
|: | ∠/ \_________\ |.i-
|: | | ___ | | ̄| ̄||≡| |_ !.l-
|: | |/\ \|__|_|_||≡|_ |」___ |
|:_| // \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ .,,-''!.i-
|| ̄| ∠/ \______________\,:::!.i-
||≡| ,;:'""':;, '""':;, '""'':;, |___i ..| | ̄| ̄|||≡| ,;:'""':;,"'':;,"'':;,
||≡| i':::::::::::::'i,,::::::::'i,,::::::::'i, |┐┐|__|::::| | _| |||≡|i':::::::::::::'i::,:::i,::::i,
||≡| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |┐┐|||| :::| └| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ . /´ ̄ヽ
l l..... l l..... l l..... l l..... l l.....l l..... l l.....l l
ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ..... ヽ ノ.....ヽ ノ
/´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ /´ `ヽ
| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |
. ((_ _人__)) ((_ _人_ _) (_ 人_ _) (_ _人_ _) (_ _人_ _) ( __人_ _) (_ _人_ _) (_ _人_ _)
. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |
. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |. | | |
(____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____).. (____,|____)
(中須家に入りきらなかった、全裸のスクールアイドル達が
狭い道路に、ギッシリ敷き詰められている) 〜虹ヶ咲ブース〜
ラジオ『朝の全裸ラジオ体操の時間がやって参りました!!』
ラジオ『まずは、全裸ラジオ体操の歌から!!』
♪チャン チャ〜カチャ〜〜……
歩夢「♪新しい朝が来た〜」
かすみ「Zzz…………」
しずく「♪希望の朝だ〜」 〜東雲学院ブース(中須家・ダイニングキッチン)〜
遥「♪ラジオ〜の 声に〜」
かさね「♪健やかな胸を〜」
遥(かさね先輩……)
遥(昨日と今日とじゃ、まるで別人みたい……)
(これも、ハルニウムのお陰なのか––––)
(柔和に澄み切ったかさねの顔からは、もはや高海千歌への嫉妬心が見られない)
(彼女の足下にある、セロテープで修復したスタンプ帳が、その証左であろう) 〜虹ヶ咲ブース〜
ミア「♪この香る風に 開けよ」
ランジュ「♪それ 一 二 三」
(スクールアイドル達の熱唱で、ただでさえ薄い家中の壁が、ひどく振動した)
ラジオ『それでは全裸ラジオ体操第一〜〜!!』
♪チャ〜ン チャ〜ンカ チャンチャン……
ラジオ『はいっ!1・2・3・4……』
ニジガク一同「5・6・7・8っ!!」
🦵🦵🦵🦵🦵🦵🦵🦵
足音ドスンドスンッ!!
かすみ「Zzz…………」 ラジオ『1・2・3・4……』
しずく「5・6・7・8っ」
しずケツ「プリンッ」
シズニウム「💙💙💙💙💙💙💙💙💙」
.
💙
Zzz…… 💙
,´" ̄` パキーン!! 💙
l ハゝゝ l 💙
| ̄ ̄ ハイ˘ヮ˘ハ💥💙💙💙💙💙💙💙💙
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒\
| \ \
\ |⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
\ |_______|
シズニウムが、尽くかすみに反射される!! jΣミイ˶º ◻︎º˶リ 💦(そ、そんな……)
しずく(シズニウムが、まったく効かない……)
かすみ「Zzz…………」
しずく(これじゃあ、かすみさんにシズニウムを毎朝浴びせて……)
しずく(私だけに夢中になるよう、睡眠学習させる私の計画が……)
(しずくが新たな生け贄に、かすみを提案した真の狙いは、ここにあったのだ)
しずく(……)
かすみ「Zzz…………」
しずく(……)
しずく(……そっか)
しずく(かすみさんも、心の奥底では……)
jΣミイ´•̥ _ •̥ リ(私のことを、変わった子だと嘲り笑ってたんだ……)
かすみ「Zzz…………」
しずく(だから、無意識状態でも、私のシズニウムを拒絶して……)
(と––––) カスニウム「👑👑👑👑」
しずく(……え?)
カスニウム「👑👑👑👑👑👑👑👑👑👑」
. カスニウム VS シズニウム
バババババ!!!!!!!!
👑👑👑👑👑👑👑👑👑💥💙💙💙💙💙
しずく(う……嘘っ!?)
しずく(カスニウムに、撃ち負けてるっ!?)
かすみ「Zzz…………」
しずく(こ……このままだと……)
しずく(みんなが見てる前で、カスニウムに完全敗北しちゃう……)
カスニウム「👑👑👑👑👑👑👑👑」
jΣミイ˶> ◻︎<˶リ💦「ま……負けるかぁ〜〜っ!!」
シズニウムを増幅させるべく、さらに激しく全裸ラジオ体操!! (カスニウムの猛攻を前に、激しく抵抗するしずくであったが––––)
. カスニウム VS シズニウム
バババババ!!!!!!!!
👑👑👑👑👑👑👑👑👑👑👑👑💥💙💙
(もはや勝敗は、火を見るより明らかであった)
しずく(か……かすみさん……)
かすみ「Zzz…………」
jΣミイ˶ˆ ᴗˆ˵リ ニコッ
しずく(クソ雑魚卒業だね……かすみさん) _人人人人人人_
> .,-、,-、 <
ドバァァァァ!!!! > .,´ ̄`゛ヽ <
> (ノルヽ_ミ} <
👑👑👑👑👑💥> 1>ロ<リbi| <
> と ・ ・つ| <
> | y )~ <
> し`J <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ しずく「💛💛💛💛💛💛💛💛」
璃奈「……!?」
しずく「……」
ミア「ど……どうしたんだい?しずく?」
(と––––)
しずく「……しゅきっ💙」
璃奈「え?」
jΣミイ˶💙 ᴗ💛˵リ 「だいしゅきだよぉ💙かすみさぁん💙」
突如、かすみのベッドの中に入る……
ミア「what……?」
しずく「エヘヘッ💙」
しずく「夏休みの間は、一緒にすやぴしようねっ💙かすみさんっ💙」
(そう言ったきり––––) かすみ「Zzz…………」
しずく「Zzz…………」
Zzz…… Zzz……
.,-、,-、
,´" ̄` .,´ ̄`゛ヽ
l ハゝゝ l(ノルヽ_ミ}
|ハイ˘ヮ˘ハ1˘ヮ˘リbi|
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒\
| \ \
\ |⌒⌒⌒⌒⌒⌒
\ |_______|
(かすみにピッタリ身を寄せて
天使のような寝顔を浮かべたしずくが
夢の世界へと落ちていった) ミア「あ〜〜……」
ミア「なるほど」
しずくの謎の行動に、合点がいく……
ミア「ボク……わかった気がする」
栞子「わかったって……何がですか?」
ミア「カスニウムの、真の効能にさ」
栞子「え?」
璃奈「まさかカスニウムに、こんな使い道があったなんてね」
璃奈「もっとも、効き目があるのは、この地球上で1人しかいないけど……」
ᶘイº⇁ºナ川「……?」キョトン
かすみ「Zzz…………」
しずく「Zzz…………」
シズカスニウム「👑💧👑💧👑💧👑💧」 〜藤黄学園ブース(中須家・金庫のある部屋)〜
ラジオ『さぁ、つづいて全裸ラジオ体操第二〜!!』
♪チャンチャカチャ〜 チャンチャカチャ〜……
姫乃(ああっ)モジモジ
姫乃(いまごろ果林さんも、ガニ股になって……)モジモジ
ヒメニウム「🇯🇵🇯🇵🇯🇵🇯🇵🇯🇵🇯🇵🇯🇵🇯🇵」
姫乃の側にあった金庫へ、ヒメニウムが降り注ぐ……
姫乃(そうだ……!!)🤩
姫乃(みんなが帰った後に、こっそりかすみさんの部屋へ忍び込んで……)
姫乃(部屋中に残留してるカリンニウムを、ジップロックに詰めて……)
金庫チーーンッ!!
姫乃「えっ!?」😳
金庫の扉パッカ〜〜ン!! 姫乃「やだ……嘘……」🤭💦
姫乃「考え事をしていて、つい誤ヒメニウムしてしまいました……」
(全裸ラジオ体操そっちのけで––––)
(中に入っていた預金通帳を、部を代表して美咲が眼を通す)
美咲「……」
美咲「す……すごい……」💦
美咲「初めて見たよ……こんな通帳……」
姫乃「な……なにが書いてあるのですか?」
内容に圧倒され、肩が震えが止まらない美咲……
美咲「私の家の預金残高とは、あまりにも桁が違いすぎる……」😨
姫乃「ええ……」😱
(異次元をいく中須家の全財産に、兜を脱ぐ思いの藤黄メンバーであった) ※Y.G.国際学園は中須家の浴室、紫苑女学院は夫婦の寝室にて、止め絵で全裸ラジオ体操をしている。
※止め絵で映し出される風景の中には、中須家の前に屯していたスクールアイドル達が、熱狂的に全裸ラジオ体操をして、多種多様なニウムを乱射している光景も混じっている。 μ'sは真姫ちゃん、Aqoursは善子と毎回何故か寝てる人を取り囲んでやってたのはそういうルールだからだったのか
奥が深いな 〜虹ヶ咲ブース〜
(クライマックス補正により、ヌルヌル作画で全裸ラジオ体操するニジガクメンバー)
ラジオ『1・2・3・4……』
彼方「はぁ……」
かなパイ「ぷるぴ……」
カナニウム「🐏🐏🐏」
果林「いまいち冴えてないわね、彼方」
エマ「ちょっと、カナニウムの出力が弱いね」
彼方「うん……」
(彼方の心は、姉の監視下から離れた妹へと、思いを馳せていた)
彼方「大丈夫かなぁ……遥ちゃん」
彼方「また昨日みたいに、具合が悪くなったりしてないかなぁ……」
かすみ「Zzz…………」
しずく「Zzz…………」 エマ「フフッ……」
エマ「彼方ちゃんったら、素直じゃないなぁ」
彼方「え?」
,,(d!.*´͈ ˘ `͈*..)「ホントは遥ちゃんに、素敵な先輩ができてヤキモチやいてるんでしょ〜〜?」
ノレcイ´◉ω◉)💦「な……っ!?」
果林「もう……彼方ったら心配性ね」
果林「『親はなくとも子は育つ』って、よく言うじゃない」
彼方「うう〜〜っ」
彼方「なんだか遥ちゃんが、遠いところへ行っちゃったような気分だよぉ〜〜っ」
かすみ「Zzz…………」
しずく「Zzz…………」 〜東雲ブース〜
かさね「1・2・3・4っ!!」😃✨
ぱいぱいでかポンカン「ぷるるるんっ」
遥「はぁ……///」
遥(こ……これが……)
遥(これがかさね先輩の、全裸ラジオ体操……)
洗練されたかさねの体操に、見とれる遥……
遥(奇声を発しながら、独りよがりに手足を振り回してた昨日とは、うって変わって……)
遥(なんて流麗で、指先や陰毛にまで命が宿っているかのような、躍動感のある全裸ラジオ体操なんだろう……) かさね「5・6・7・8っ!!」
ぱいぱいでかポンカン「ぷるるるんっ」
遥(やっぱ凄いな……かさね先輩……)
遥(12年連続皆勤賞は、伊達じゃない……)
(近江遥は、当面の人生の指標を、支倉かさねに見いだした)
遥(……なりたい)
ζ(*✪ᴗ✪*)ζ(この人みたいなスクールアイドルに、私はなりたい!!)
かさね「腕が止まってるよ!!遥!!」
遥「は……っ!!」
かさね「最後の深呼吸まで、気を抜かないように!!」
遥「は、ハイッ!!」💦 ラジオ『最後に深呼吸〜〜』
ラジオ『1・2・3・4……』
かさね「5・6・7・8……ハァ〜〜」
かさね(ありがとう……遥)
かさね(遥が私に、気づかせてくれたんだよ)
かさね(高海千歌の真似をしてるだけじゃ、高海千歌を超えられないってね)
かさね(これからの私は、私だけの全裸ラジオ体操を目指すよ)
ラジオ『1・2・3・4……』
遥「5・6・7・8……ハァ〜〜」
遥(あぁ……よかった!!)
遥(東雲に入って、ほんとよかった……!!)
遥(だって、こんな素晴らしい先輩の全裸ラジオ体操を、毎日見られるんだもん!!)
ζ(*^ᴗ^*)ζ(今年の夏休みは、最高の夏休みになりそうだよぉ!!) __((____ ,━、 _____ .,━-、
/":::::::::゛ヽ /:▽:::::::、:゛▽:::l
. /:::::::::::::::ヽ l:△:::::::::ヽ:△:::l
l: : : :ノ´ヽ:i:ゝ:ヽ::ヽ l:/::ノリ`ヽ:ノ`ヽヽ:ヽ:::l
l: : : l::l ∧ ∧ j::l ll:::l ○ ∧ l::l:l:::l
. ノ: (::)l:l""" ワ ""y::ノ l:ヽノ"" ワ """l:ノヽ人:ノ
´゛(::)lヽ______________ノ:)ゝ (:(ヽ________ノ(⌒)
Oヽ/ ヽ(⌒) Oヽ/ ヽl l
ヽ (_ ・_人_ ・_)iヽ___/ ヽ (_ ・_人_ ・_)iヽ___/
.l 。 l l 。 l
.l __ ) .l __ )
. / / ヽ l / / ヽ l
l l l l l l l l
`-´ `-´ `-´ `-´
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> カサハルニウム「🍊🐑🍊🐑🍊🐑🍊🐑🍊🐑🍊🐑」 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^YY^Y^Y ̄ ♪チャ〜〜ン チャ〜〜ン チャ〜〜〜〜ン……
ラジオ『これで、今朝の全裸ラジオ体操はおわりです』
ラジオ『それではみなさん、ごきげんよう!!』
全裸ラジオ体操––––
それは、うら若きスクールアイドル達が、純粋な魂を光り輝かせる、まさに青春の祭典である。
この師弟は、これからも見る者の心を打つニウムを、放ち続けるであろう。
たとえ、あなたが信じようと、信じまいと……
〜おわり〜 ニウムとかいうのμ'sとAqoursには無かったと思うんですが… 全裸ラジオ体操がここまで大きな規模になるとはな…… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています