ランジュ「みんなで麻雀するわよ!!」
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侑「むぅ……」打西
栞子(回していきましょう)打⑨(九筒)
ランジュ「………」
ランジュ(無理に勝負する必要はないわ。点差は十分リードしてる。このままミアが和了れば栞子の親も流れる。アタシはオリに徹すれば……)
ランジュ(……ううん! ダメよ!)
ランジュ(絶対に一位になるって決めたんだから……それに、ミアが高い手を張ってるかもしれない。だとしたら、私も押さなきゃ!)
ランジュ「これよ!」打①
ミア「……ロン。裏が……1枚乗ったから、12000」
ランジュ「あっ……」 ランジュ(しまった……いくらなんでも、ドラを捨てるのはやりすぎだったわ)
ランジュ(でも、まだ大丈夫! 次で取り返せばいいんだから!)
ミア(意外だな……ランジュが、こんな見え見えの待ちに振り込むだなんて)
ミア(いや、逆にそれがランジュらしさなのか? 計算とか理屈じゃなくて、感性と本能で打つからこそのエラーってやつなのかな)
栞子「流されてしまいましたね」ジャラジャラ
ランジュ「………」
栞子(……ランジュ?) 東四局 0本場
ミア +12000
ランジュ -12000
ランジュ:43800
ミア:29100
侑:12600
栞子:14500
しずく「ここまで快進撃を続けてきたランジュさん、ここに来て痛恨の12000放銃ですね」
果林「今までが怖いくらいだったのよ」
璃奈「人間アピールかもしれない」
かすみ「りな子、言い方」 栞子(確かに手痛い放銃ではありました)
栞子(しかし、それはあまりにもランジュらしからぬ一打)
栞子(―――今思えば、ここからランジュの中の歯車はズレていたのです)
栞子(次局……) 南一局 0本場 親 ランジュ ドラ「八(八萬)」
十巡目
ランジュ手牌 三三三八八八⑦⑧⑨23東東 ツモ2
ランジュ(……役なし一索-四索の両面待ちが、二索-東の双ポン待ちに変わるかどうか)
ランジュ(後者の場合、ツモれば三暗刻。ドラ3もあって跳満……)
ランジュ(いえ……今は慎重にならなきゃ。さっき12000振り込んだんだから)
ランジュ(確率的には、両面のほうが出やすいはず。それに、東が出たらポンもできる……) ランジュ(今必要なのは点数より、堅実さ……だから、ツモ切りでいいはずよね)
ランジュ「……」打2(二索)
侑「ランジュちゃんそれロン! 七対子で3200点!」
ランジュ「くっ……単騎待ち……!」
ランジュ(3200点なら、まだ許容範囲よ……大丈夫) 歩夢「なんていうか、ちょっと、ランジュちゃんのテンポが悪くなってきた?」
愛「うん。さっきほどの、なんだろ……覇気が薄れてるっていうのかな」
果林「そうね……確かに、今までとはまるで別人みたいね」
せつ菜「らしからぬ一打、というのでしょうか……」
ミア(ずいぶんあっけなくランジュの親が流れたな……とはいえ、まだ四万点超えてるから、油断はできない)
栞子(先程までの流れが嘘のような連続振込でランジュの親は流れました)
ランジュ「………」
南一局 0本場
侑 +3200
ランジュ -3200
ランジュ:40600
ミア:29100
侑:15800
栞子:14500 南二局 0本場 親 ミア ドラ「北」
しずく「ランジュさんの連続放銃で親も終了。それでも、四万点はキープしてるので依然トップはランジュさんです」
かすみ「さて……波乱は……うげ、相変わらずランジュ先輩の手牌が化け物」
愛「うひゃぁ、すでに満貫確定じゃん」
エマ「ドラがいっぱい集まるねえ」
ランジュ手牌 三四③③④④⑤69北北北發
ランジュ(これなら……大丈夫。今度こそ勝てるわ!) ミア(親だってのに、手牌が進まない……!)打八萬
侑「チー!」 チー七八九 打白
ミア「むぅ……ベイビーちゃんのくせに」
侑(なんとか、なんとかこの局、あがりきる!)
侑手牌 一一二三四六六4⑤南 チー七八九
かすみ「先輩すごい! 清一色と……一気通貫!?」
エマ「これって、すごい高くなるんじゃないかな!」
歩夢「すごいよ侑ちゃん!!」
侑(この局は、必ずモノにする……!) 数順後
栞子「……」 打六萬
侑「ポン!」 六六六 打⑤
侑手牌 一一二三四五六 チー七八九 ポン六六六
かすみ「先輩が聴牌!! 一萬なら、清一色と一気通貫ですよ!!」
せつ菜「テンションあがってきますね!!」
ランジュ(染め手気配……させないわ!)
ランジュ「吃!」 チー③④⑤ 打發
ランジュ手牌 三四③④⑤66北北北 チー③④⑤ しずく「負けじとランジュさんも聴牌、二萬-五萬待ち!」
ミア(鳴いた……聴牌したのか?)打九萬
侑(来い……っ!)
侑(これは……!) ツモ六萬
侑「よしっ! カン!!」 カン 六六六六
栞子(ここで加槓……嶺上にかけるつもりですか)
侑「リンシャンツモ……が、だめっ……!」打7(七索) ミア「じゃ、新ドラ開けてよ」
侑「新ドラは……九萬!! よしっ!! 結果オーライ!!」
栞子(………)打發
ランジュ「ここでツモれば……!」
ランジュ「……!」 ツモ北
ランジュ「なら……私も杠(カン)よ!!!」 カン北北北北
侑「ドラ4!?」
ミア「この土壇場でやってくれる……」 栞子「まず新ドラは……六萬ですか」
ランジュ「!?」
侑「わっ! ドラ5だ!!」
ミア「墓穴を掘ったね、ランジュ」
ランジュ「嶺上は……くっ!」 ツモ一萬
しずく「ここでランジュさん、侑さんの高めアタリ牌をツモってしまった!」
璃奈「切るにはあまりにもリスクが高い牌。聴牌崩しでベタオリするしか」 ランジュ(どうする……萬子染めの侑に対して、一萬を切るのは正直リスキーだわ)
ランジュ(ここは萬子以外で……)
ランジュ(……いえ、でも)
ランジュ(すでにドラ5なんだから、染め手じゃない可能性も……?)
ランジュ(例えば役牌絡みとか……)
ランジュ(……そ、そうよ)
ランジュ(だから……この一萬だって、切れるはずよね……?)
ランジュ(大丈夫……ランジュは……ランジュは、強い……!)
ランジュ 打 一萬
璃奈「あっ」 侑「ロンッ!! 清一色一気通貫、ドラ5で三倍満! 24000!!」
ランジュ「そんな……っ!!」
しずく「おーっと!! ここで起死回生逆転のロン和了!! 強力無比な三倍満!!」
かすみ「えっと、これでランジュ先輩、一気に三位に転落……?」
南二局 0本場
侑 +24000
ランジュ -24000
ランジュ:16600
ミア:29100
侑:39800
栞子:14500 ランジュ(どうしようどうしようどうしよう……!!)
ランジュ(なんで、一萬なんて切っちゃったの……!?)
ランジュ(ダメ……こんなんじゃ……ランジュは、ランジュは……!!)
ランジュ(勝たなきゃ……次……なんとかして絶対に……!)
栞子「…………ランジュ」 南三局 0本場 親 侑 ドラ「⑤(五筒)」
11巡目
ミア(……明らかに、ランジュは不調だ。確かに、もとから調子に波があるタイプだったとは思う)
ミア(だけど……こんなにも崩れやすいプレイヤーだったか?)
侑「2位とは1万点差かぁ……なんとか親のうちにもう一回上がっておきたいけど……」打三萬
栞子「御無礼します、自摸りました。4000-2000です」
侑「うわちゃー……親終了ですかー……」
栞子「ふぅ。ようやく和了れました」
ランジュ「………」
南三局 0本場
栞子 +8000
ランジュ、ミア -2000
侑 -4000
ランジュ:14600
ミア:27100
侑:35800
栞子:22500 オーラス 0本場 親 栞子 ドラ「1(一索)」
しずく「さて。オーラスになりました。点数状況としては……」
かすみ「先輩がトップで35800点。次点がミア子の27100点。満貫ツモで逆転トップですね~。しお子も、満貫直撃だと足りないけどラス親だから、連荘チャンスがある点では全然一位は狙えますよ~」
果林「ランジュは……流石にここからの逆転は厳しいかしら」
愛「うーん……後半、すごい勢いで失速しちゃってたからね」
彼方「一応、跳満直撃なら捲れるからね~。望みがないわけじゃないよ~」
せつ菜「ええ。勝負は最後まで何が起きるかわかりませんから」 数巡後
璃奈「そろそろ中盤戦。侑さんが鳴いて早和了志向だけど……」
エマ「あ、栞子ちゃんが聴牌したよ!」
栞子「リーチです」打2(二索)
ランジュ「っ……通って……」打8?(八筒)
栞子「御無礼します。一発につき、12000点です」
ランジュ「そ……そんな………」
オーラス 0本場
栞子 +12000
ランジュ -12000
ランジュ:2600
ミア:27100
侑:35800
栞子:34500 栞子「ギリギリで仕留めそこねましたか……」
侑「あ、危な~! あと1300点で逆転2位になるところだったよ!!」
栞子「ということは、続行ですね。泣いても笑っても、次がラストになるでしょう」
ランジュ(これで……おしまい、なの……?)
ランジュ(どうして……こんな大事な時に、私は勝てないのよ……)
栞子「………」 栞子「そういえば、皆さんは一位になった暁には何をおねがいするつもりだったんですか?」
ミア「そういう栞子はどうなのさ」
栞子「そうですね……特に思いつかないのですが……あ」
侑「なになに?」
栞子「また、皆さんと一緒にカラオケに行きたいです。特に、侑さんはカラオケでないと歌を聞く機会がありませんから」
侑「えぇ~っ!? そんな、私は作曲専門だから、みんなと違って歌はそんなに得意じゃないんだけどなぁ」
ミア「でも、いいんじゃない? school idol以外の曲を聞くとインスピレーションも湧いてくるしね」 栞子「ランジュは、なにか決めていますか?」
ランジュ「え………あ、アタシ?」
栞子「はい。私達だけが明かすのは不公平ですから」
ランジュ「アタシは………」
ランジュ「その……アタシも、みんなと一緒に遊びに行きたい……」
ランジュ「と、友達と一緒に、どこかに遊びに行くって……あんまり、したことないから…・…」
栞子「でしたら、誰が一位になっても結果は同じということでしょうか」
ランジュ「えっ」 栞子「だって、結局みんなで遊びに行くんですよね?」
侑「えへへ。そうなっちゃうね」
ランジュ「誰が一位でも……同じ……」
ミア「そうなると張り合いがないね。ボクだけ別の願い事にしようかな」
侑「じゃあ、ミアちゃんが勝ったらバッティングセンターとか?」
ミア「なんでベイビーちゃんが決めるのさ。……ま、それも悪くないかもね」
栞子「ランジュ」
ランジュ「?」 栞子「勝負に囚われて振る舞いが固くなってしまうのは、あなたの良さを殺してしまう」
栞子「あなたはもっと傍若無人に、天真爛漫に振る舞っている方が、ショウ・ランジュらしくていいと思います」
ランジュ「栞子……」
栞子「とはいえ、勝負は勝負です。きっちりあなたをトバして、一位にならせていただきます」
ランジュ「言ったわね、栞子!!」
ランジュ「ランジュだって、手加減しないんだから!!」
栞子「ええ。望むところです」
ミア「ちょっと。ボクたちのこと、忘れないでよね」
侑「というか今のところ私が一位だからね! 私が勝ったら、いろんな曲のリクエストするから!」 オーラス 1本場 親 栞子 ドラ「中」
しずく「さあ。オーラスは一本場! ここで全てが決まるでしょう!」
かすみ「ランジュ先輩、なんだか表情が吹っ切れましたね」
歩夢「うん。すごい、いい表情してるよ」
せつ菜「しかし……配牌はバラバラで全然揃ってな……え?」
愛「いや、これは……!」
ランジュ手牌 一三九①⑨19東南西北白中 ランジュ「………!」
しずく「は、配牌で国士無双一向聴!?」
果林「最後の最後に、化け物じみた天運ね……!」
歩夢「でも………」
エマ「あっ……栞子ちゃんの手牌見て!」
彼方「いやー……栞子ちゃんも、持ってるねぇ」 栞子手牌 三四五六七①⑥⑨335發發發
かすみ「發暗刻……ってことは、ドラ表示牌と合わせて發はもう残ってない……?」
璃奈「国士無双なら、暗槓に対しても槍槓和了が出来るけど、それも出来ない」
果林「ちゃんかんほーら?」
愛「槍槓って役があって、すでにポンした牌に一牌加えてカンにする加槓をした時に、その牌でロンすると一役付くんだけど、国士無双に限っては、暗槓。つまり、手牌から四枚晒してカンした場合にもロンできるっていうローカルルールだよ」
彼方「まだ栞子ちゃんが四枚抱えてたほうが、望みがあったかもだねぇ」
せつ菜「いずれにせよ、ランジュさんの国士無双は封じられました……」 栞子(ランジュ……貴方は確かに強い。ですが私とて、仲間でライバル! 負けるわけにはいきません!)打①(一筒)
かすみ「發暗刻はキープ…これじゃ、ランジュ先輩の国士無双はどれだけ待っても和了れないってこと……ですよね」
しずく「……となると、他の二人の配牌は―――」
ランジュ「九種九牌よ」パタン
「「「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」」」 ミア「その手牌……国士無双一向聴で、九種九牌だって!?」
侑「そんな、役満なら逆転できたのに!?」
ランジュ「和了れない役満には興味ないの。ね? 栞子?」
栞子「………ふふっ。なんのことでしょうか」パタリ
ミア(栞子の伏せた牌……まさか、發はもう死に体だった?)
侑(いやいや!! だとしても、この点数状況でふつー流局にする!?)
ミア(でも……勝利のためなら、たとえ役満の一向聴であっても見切りをつける)
ミア(間違いない……ゲーム開始当初の、あの強いランジュに戻ってる……!)
栞子(ランジュ……貴方のその感性は、確かに本物です)
栞子(貴方は、常に私達の想像を超えていく……!) オーラス 2本場 親 栞子 ドラ「白」
しずく「さて。各自、山から手牌を取っていきます」
ランジュ(………)
一萬 二筒 北 東
ランジュ(あら。また国士かしら)
五筒 三索 七萬 八筒
ランジュ(……ダメね。バラバラじゃない)
白 發 四萬 中 九索
ランジュ(酷い配牌……今日の対局で、一番酷いんじゃないかしら?) 果林「でも……ひどい配牌ね。九種九牌にもならない、それでいてバラバラ……」
愛「えーっと……何向聴なの? あれ……」
せつ菜「ええっと………ど、どうなんでしょう? 本当にバラバラで……」
ランジュ(1,2,3……)
ランジュ(理牌してみても、本当にバラバラじゃないの)
ランジュ「………ふふっ」
かすみ「ランジュ先輩……笑ってますね」 ランジュ(バラバラの、13種類の牌)
ランジュ(バラバラの、13人)
ランジュ(そんなのまるで、この同好会みたいじゃない)
ランジュ(…………!)
ランジュ(………これって……) 栞子(先程の九種九牌だけでも、ランジュが復活したことはわかります)
栞子(敵に塩を送った形になってしまいましたね)
栞子(……とはいえ、その状況から逆転するのは容易ではないでしょう?)
栞子(勝負は勝負です)
栞子「手加減はしませんよ、ランジュ!」
栞子「ダブル立直です!!」打九萬
栞子手牌 二三四五六⑧⑧⑧345西西 しずく「行ったー! すべてが決まる最終居面で、初戦を彷彿とさせるダブル立直!!」
かすみ「しかもこれは一萬-四萬-七萬の三面待ち!! ランジュ先輩のバラバラの配牌じゃ全然間に合いませんよぅ!」
歩夢「…………もしかしたら」
果林「歩夢?」
ランジュ「ねえ栞子」
栞子「はい。なんでしょうか」
ランジュ「さっきはありがとう。お陰で、今は迷わずに打つことが出来るわ」
栞子「どういたしまして。ですが、今この状況についてはどう打開するのですか?」
ランジュ「ふふっ……簡単よ」 ランジュ「ランジュが、盛大に、荘厳に、華麗に、そして圧倒的に!!」
ランジュ「勝つ!! それだけよ!!」
ランジュ「――――自摸!!!」 ツモ 中
一四七②⑤⑧39東北白發中 中
侑「え……全然ばらっばらなんだけど……もしかして、チョンボ?」 栞子「………その役は……まさか……」
ランジュ「そう。一つの雀頭を除いて、その他全ての牌が完全にバラバラ」
ランジュ「刻子順子の面子はおろか、両面、嵌張、辺張搭子すらもない」
ランジュ「?九牌というくくりで全てを揃える国士無双よりも、更にバラバラ」
ランジュ「十三種類、みんなバラバラのものが、第一手で一つに集った時に起きる奇跡の役」 ランジュ「十三不塔!!!! 役満は16200-8200!!」
栞子「………まったく。貴方という人は」
ミア「やってくれるよ……最後の最後に」
侑「うわーっ!! すごいすごい!! 初めて見た!!」
侑「……って、あれ? ということはもしかして」
オーラス 2本場
ランジュ +33600
ミア、侑 -8200
栞子 -16200
最終結果
ランジュ:36200
ミア:18900
侑:27600
栞子:17300 侑「逆転されてる!?」ガーン
歩夢「惜しかったね、侑ちゃん」
しずく「なんということでしょう!! 最後の最後に、ローカル役である十三不塔和了で、ランジュさんが劇的な逆転一位!! 栞子さん、一位を目前にしてランジュさんの役満の前に最下位へ!!」
栞子「参りましたね……リー棒払ってなくても最下位じゃないですか」
ミア「三位……納得いかない」
ランジュ「やったやったわ!! ランジュが一位よ!!」 かすみ「というわけで、優勝はランジュ先輩です!!」
しずく「優勝商品として、他の三人になんでも命令することができ、いたっ! かすみさん台本で叩かないで!!」
かすみ「風紀を乱すようなことをいわないの!!」
歩夢「おめでとう、ランジュちゃん!」
愛「いやー! すごい勝負だった!!」
せつ菜「ええ! 手に汗握る名勝負でした!!」
璃奈「他のみんなも惜しかった」
果林「ええ。いいもの見せてもらったわ」
エマ「みんな頑張ったねー!」
彼方「彼方ちゃんの眠気も吹っ飛んじゃったよー」 ランジュ「ありがとうみんな!」
ミア「で? 一体どんな命令が待ってるんだい?」
栞子「ランジュのことですから、きっと荒唐無稽な……」
侑「え……さ、逆立ちして校内一周とか!?」
ランジュ「そんなこと頼まないわよ!!」
ランジュ「えっと……それじゃ」 ランジュ「今度の休みの日……一緒に、カラオケに行きたいんだけど」
ランジュ「付いてきて……くれる?」
侑「もちろん!!」
栞子「ええ。喜んで」
ミア「はしゃぎすぎて喉潰さないようにね」 愛「あー! 四人だけでずるいずるい!」
かすみ「かすみん達も誘ってくださいよ~!」
せつ菜「では、次は二四時間耐久カラオケ大会ですね!!」
果林「いや……二四時間は流石にキツイわ……」
璃奈「でも、楽しみ」
エマ「うん! 早くみんなの歌が聞きたいな!」
しずく「はい! すでに次の休みが待ち遠しいですね」
歩夢「じゃあ、大きい部屋のあるお店にしないとね」
彼方「じゃあカラオケに備えて、今から寝溜めしておかないとな~」 ランジュ「無問題ラ! ランジュの知ってる、大きいお店があるの!!」
ランジュ「部屋も広いし、ドリンクも飲み放題で、デザートもついてくるのよ!!」
ランジュ「みんな!! ランジュに付いてきて!!!」
「「「「「「「「「「「「はーーい!!」」」」」」」」」」」」 オチも良かったし おもろかったわ
ただ>>72 六萬何枚あるの? シーサンプーターと虹をリンクさせてくるのめちゃくちゃ熱いな 2期の復習しながら読んだよ~!
面白かった~!乙! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています