すみれ「かのんは口が軽すぎる」
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-廊下-
千砂都「あっすみれちゃーん!」
すみれ「どうしたのよ、朝から大声で」
千砂都「あのさ、ありあちゃんにすみれお姉ちゃんって呼ばせてるって本当?」
すみれ「はあっ!?ちょっとそれ誰から聞いたのよ!」
千砂都「いや〜誰からっていうか、まあその」
すみれ「はぁ……言わなくていいわよ」
すみれ「かのんでしょ、どうせ」
千砂都「やっぱわかっちゃう?」
すみれ「それはそうよ、だってそれを知ってるのはかのんしかいないもの」 千砂都「いやでも、ありあちゃんからって可能性も」
すみれ「千砂都はありあが……ありあちゃんが自分からそういうこと言うと思う?」
千砂都「ありあちゃんは…うん、言わないね」
すみれ「でしょ?あと呼ばせてるんじゃなくて向こうがたまに間違って呼んでくるだけだから、そこは勘違いしないで」
千砂都「なんかごめんね?変なこと言っちゃって」
すみれ「いいのよ、かのんの口が軽いのが問題なんだから………まったく」
千砂都「すみれちゃんも大変だね…」 -トイレ-
可可「やい!グソクムシ!」
すみれ「…」スタスタ
可可「えっ…グソクムシ…」
すみれ「……」スタスタ
可可「しゅ…しゅみれ……?」
すみれ「はーいすみれよ、次からはちゃんと名前で呼びなさい」
可可「くっ…この可可をテダマにとるとは腕を上げましたね」
すみれ「ふふっなによそれ、映画でもみたの?」
可可「ハイ!昨日レンレンと時代劇の映画を見ました!……ではなくすみれに質問があるデス」
すみれ「質問?……このパターンはもしかして…」 可可「かのんに聞いたのデスが、すみれはホラーの映画を見る時はコイビトツナギをしないと見れないというのは本当デスカ?」
すみれ「はい?」
可可「しかも見た後はずっと腕を抱きしめてきておっぱいが柔らかくてスバラシイと言ってました!」
すみれ「…………それ私以外には誰にも言ってないわよね?」
可可「無問題デス!すみれのプライバシーをペラペラ話すほど可可は愚かではありません」
すみれ「ありがとう、可可は優しいのね」ナデナデ
可可「可可はすみれのシンユウなので!優しいのは当然のコト!」
すみれ「そうよね、優しい可可はグソクムシなんて言わないわよね?」
可可「う゛っ…た、たまにならいいデスカ?」
すみれ「ええ、偶にならね」 -音楽室-
恋「すみれさん、少しよろしいですか?」
すみれ「ええ、大丈夫よ」
恋「かのんさんからすみれさんの指使いが凄いとお聞きしまして、いつも泣かされているとか」
すみれ「あいつ………」ギリッ
恋「それですみれさんにピアノや楽器のご経験があれば次の曲に取り入れてみたいと思いまして」
すみれ「そう……でも残念だけど授業以外でちゃんと楽器を触ったことはないの」
恋「そうですか、では凄い指使いとはなんのことなのですか?」
すみれ「恋…貴女はまだ純粋でいなさい、然るべき時が来たらサヤさんが教えてくれるわ」
恋「あの…もしかして私がなにか何か気に触ることを……」
すみれ「いえ、恋はなにも悪くないわ、恋はね」
恋「?」
すみれ「ごめんなさい、ちょっと用事を思い出したわ…続きはまた今度ね」スタスタ -教室-
すみれ「かのん」
かのん「あっ!ちょうど良かった、今ねみんなにすみれちゃんの」
バチンッ
かのん「あいったぁ〜ちょっとなにす…」
バチンッ
かのん「っ……もうなんなのさぁ…」
すみれ「部室行くわよ」
かのん「はぁ?!急にビンタなんてしてきてなんなの!」
すみれ「…」スッ
かのん「ひぃっ…わ、わかったからぁ」
かのん「ごめん!ちょっと行ってくるね」
ななみ「うん、気をつけてね」
やえ「なにいまの……」 -部室-
すみれ「さっき教室でなんの話してたの?」
かのん「…お泊まりの時のすみれちゃんはお風呂でシたがるからのぼせて大変って話を」
すみれ「普通そういうこと他人に言う?」
かのん「いや〜すみれちゃんだし良いかなって、いつもなんやかんや許してくれるし」
すみれ「アンタはなんで……」
かのん「あれ?」
すみれ「……なんで」ポロ すみれ「なんでそういうこと…ぐすっ…しゃべるのよぉ…秘密って言ったのに……」ポロポロ
すみれ「私がどんな気持ちでいつも……いつも」ポロポロ
かのん「わぁー!ちょっとすみれちゃん!!ごめん!ごめんって!」
すみれ「謝っても意味ないわよぉ……忘れた頃にまた話すんでしょ……うぅ…」
すみれ「もう限界なの…私の秘密もなんでもかんでもみんな知ってるし……恥ずかしいし無理なの…」グシッ
かのん「謝るから!もう絶対に喋ったりしないから許してよぉ!」 >>15
公式からの供給が何もないときに妄想するにはちょうどいいんだよかのすみは! すみれ「できないこと約束しないでよ、今日だって恋にもクラスのみんなにもえっちのこと知られてちゃったじゃない」
かのん「いやね?かわいいすみれちゃんを知って欲しくてつい口が勝手に」
バチンッ!
すみれ「口が勝手にじゃないわよ!!喋ってるのはアンタじゃない!」
かのん「痛いって……分かった、いくらでもビンタしていいから機嫌なおしてくれる?」
すみれ「いつもそうやってヘラヘラして、本気で怒ってる私がバカみたいじゃない」
すみれ「最悪……さっきも泣くつもりなんてなかったのに……本気なのは私だけなのね…ほんと最悪…」
かのん「す、すみれちゃんw?」
すみれ「アンタほんとそういうとこあるわよ…」
すみれ「……もう別れましょ、アンタの口の軽さとその態度にはうんざりよ」スタスタ
かのん「……まって!ちょっと!」
かのん「……え゛?」 ガチャ
千砂都「かのんちゃんさぁ……」
かのん「……ちぃちゃん…?」
可可「流石にすみれがかわいそうデス」
かのん「可可ちゃん…」
恋「っ…」スッ
かのん「目を逸らさないでよ恋ちゃん」
千砂都「ごめんね、部室の前で聞いてたんだ」
千砂都「今回のは……今回というか…まあかのんちゃんが悪いよ……」
かのん「終わった……もう終わりだよ……」
可可「可可たちもふざけてすみれに突撃してしまったのもたしかに悪いデスガ……」
恋「…謝りましょう」
かのん「でも、すみれちゃん別れるって…」
千砂都「今は愛想を尽かしちゃったとしても誠心誠意謝れば、すみれちゃんも話くらいは聞いてくれるよ」 恋「そもそも何故すみれさんの秘密を方々で話したりしたのですか?」
かのん「えっと……初めての彼女ができて……嬉しくって……その、浮かれてました……」
可可「ならそれをすみれに言うデス!言い訳でもなんでも、まず話をしないと始まりません!」
かのん「……うん!ダッシュで土下座してくる!」ダッ
かのん「す み れ ち ゃ ぁ ぁ ん!!」
恋「あの…まだ微妙に違う気がするのですが…」
千砂都「まあそれもかのんちゃんらしさだよ、とりあえず私たちもラインで謝っとこ?」 その後、かのんの土下座と号泣謝罪によって2人の仲はなんとか修復されたのでした。
「かーのーんー!あんたまた喋ったでしょー!」
「ご、ごめんなさーーーーーい!」
6cƠᴗƠ∂ 読了谢谢 実際子供の頃のグソクムシ平気でククにバラしてんだよな… 内心拉致られた恨みをちょっとだけ晴らしたかったところに
可可ちゃんがしつこく訊いてきたので
みたいなことですみれだってそれくらいなら
仕返されても仕方ないところはあったと思うよ
おたがい様よおたがい様 尻軽みたいな意味で口軽っていう
えっちなスレかと思っちゃった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています