花陽「でね、凛ちゃん。それでね…」凛「あ、かよちん。その話は飽きたから、凛の話を聞くにゃ」
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花陽「えっ、あぁうん…なになにー?」
凛「えっとねー…」
凛「あれ、何の話だっけ。」
凛「忘れたから、人参の話をするにゃ。」
凛「あのね、人参はね…」
花陽「…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
花陽「じゃあね凛ちゃん!」
凛「またにゃ~」
花陽「…はぁ」 prrrrre...
花陽「もしもし、真姫ちゃん?ちょっと聞きたい事があるんだけどね」
真姫「珍しいわね。内容は?」
花陽「相手の話してることを急に遮ったり、話題をあらぬ方向に飛ばして行ったり…そんな風にコミュニケーションに問題がある人って、病気とかだったりするのかな」
真姫「それは誰のことなの?」
花陽「例えばの話だよ」
真姫「例が少ないから、ただの会話が苦手な人ってこともあり得るわ。もう少し情報があるなら教えて欲しいわ、例だとしても」
花陽「うーん…あぁ。そういえばこの前…」 一週間前
海未家
海未「いらっしゃい、花陽、凛」
凛「いつ来ても大きな家だにゃぁ~。お邪魔します!」
花陽「私も、お邪魔します」
凛「今日は海未ちゃんと剣道にゃ!この日を待ち侘びてたにゃ!」
海未「ふふっ、では基礎から教えましょうか…」
花陽「お手柔らかに!」
凛「いや、ちゃんと教えて欲しいにゃ」
花陽「え?」
海未「?」
凛「だって今かよちん、お手柔らかにって言ったにゃ。それって、ゆるく教えて欲しいってことにゃ。凛は、剣道上手くなりたいにゃ」
花陽「あ…」
花陽「ああごめんね凛ちゃん。そうだよね、柔らかく教えてもらってたら、覚えれないもんね!」
凛「そうにゃ。海未ちゃん、しっかり教えてにゃ!」
海未「…あ。はい。はい、分かりました、では始めましょうか。」 アスペルガー症候群(アスペルガーしょうこうぐん、Asperger Syndrome,AS)は、知的障害を伴わないものの、興味・コミュニケーションについて特異性が認められる広汎性発達障害の一種である。
自閉症スペクトラムに分類されている。
近年、「成人の発達障害」が注目を浴びる中、特にアスペルガー症候群には衆目が集まるようになった。
パーソナリティ障害とも強い関連性があると指摘される。
放っておくと、うつ病や強迫性障害といった二次障害になることがある。
2012年の京都大学の神経化学研究チームの発表によると、アスペルガー症候群の者は衝動性や我慢などに強く関係する前頭葉の一部分である下前頭回などに異常があることがわかった。
興味の面では、特定の分野については驚異的なまでの集中力と知識を持ち、「空気を読む」行為が苦手、細かい部分に拘る(全体最適より部分最適に拘る)、考えが偏っている、感情表現が困難といった特徴を持つ。
「電話をかけながらメモが取れない」「券売機で切符が買えない」など一般人が出来る普通の行為が出来ない障害を持つこともある。
日本語ではしばしばアスペルガー、アスペとも略して呼ばれる。
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| :| | ,ィfひ「ハ` |ハ / fひソハ\ i ,' │
| l /( {::::::ノリ j/ l:::::::ノリ )〉 j / |
│ lハ | ` `ー ' `ー '゙ '゙ / / l 剣道練習中
花陽「フッ!!ホッ!!!ピャァァア」
海未「いいですよ、花陽!とてもいいです。ただ、あと少しだけ肩を下げてくださいね。動きが固くなります。」
花陽「はい!」
凛「……」
海未「?凛、どこを見てるのですか?」
凛「あの…あれ…漢字がいっぱいの…」
海未「ああ、あれは掛軸というんですよ。あれが、どうかしたのですか?」
凛「なんか」
海未「?」
凛「あの辺りの…下の花との…感じがなんか」
海未「あの辺りの雰囲気が好きなのですか?私も好きですよ、和という感じがしますよねぇ」
凛「違くて…和じゃなくって、分からないかなぁ」
海未「掛軸は今はどうでも良いのです。さぁ、練習しましょう!」
凛「待って、ちょっと…見てるから」
海未「……」
花陽「あはは…」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
花陽「こんなことがあってね…」
真姫「凛の事だったのね…」
花陽「あっ、うん。言っちゃった。そう、凛ちゃんの事なんだけど…今ので何か分かった?」
真姫「花陽が海未に"お手柔らかに"って言ったときの凛の反応は…その場の雰囲気を無視して言葉だけを呑み込んでる感じがするわ。」
花陽「そう!それ!雰囲気!凛ちゃんは雰囲気を感じて居ないの。」
真姫「それに、剣道を練習してるときの、異常な掛け軸への固執。あなたたちは剣道をしてたのよね?それなのに、凛はそれを放棄して、掛け軸へ執着して…なぜ興味を抱いているのかも言葉に出来ていない…」
花陽「真姫ちゃん、それで、今までの情報から分かること、ある?凛ちゃんは…」
真姫「一瞬で変わる話題。相手の気持ちを汲み取れない。雰囲気を感じ取れない。一つに対する執着。イメージを言葉にするのが困難。」
真姫「花陽、これはね。」 嘘です
凛ちゃんは夢だったラーメン屋を開業して幸せに暮しましたとさ
めでたしめでたし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています