かのん「すみれちゃんには内緒、私だけの秘密」
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短編 かのん→すみれ
性描写あり
かのんちゃんが可哀想なエンド すみれ「可可と付き合うことになった」
かのん「……っ、おめでとう」
かのん(あの時、咄嗟にそう答えた。ちゃんと笑えていたか自信はない)
〜〜〜
かのん「……はぁ」
すみれ「まーたため息ついてる、どうしたの?ここ最近ずっとね」 かのん「………すみれちゃんはいいよねー、可愛い彼女ができて」グビ
すみれ「まー、でも大学は別だから、結局こうやってアンタと飲んでる方が多いわけ」モグモグ
かのん「……そーなんだ」グビ
かのん「でも、付き合ってからは色々変わったんじゃない?」ニヤニヤ
すみれ「……そりゃあね///」テレテレ
かのん「で、どこまで進んだの?教えてみ?」グイグイ すみれ「うわ、おっさんの絡み方!…まだキスもしてないわよ」フイッ
かのん「でたー!すみれちゃんのお家芸!ザ・ヘタレ!」アハハ
すみれ「うざっ、あんただってしたことないでしょうが」
かのん「私は独り身だから〜、可可ちゃんみたいな彼女が居たら速攻だよ?」ケラケラ
すみれ「………まさかとは思うけど、あなた可可のことが…」 かのん「っ!違う違う!!、可可ちゃんのことは確かに可愛いとは思うけど、付き合いたいとか、そういう恋愛感情?っていうのはないから!」ガタッ
すみれ「そ…そう、なら良かった」
かのん「私は!すみれちゃんに腹が立ってんの!」グビッグビッ
すみれ「えっ、いきなりなんでよ」
かのん「……スカウトしたのは私なのに…」ボソ すみれ「ん?何て?」
かのん「なんでもない!お姉さん、中ジョッキ1つ!」
アイヨー!
すみれ「いつにも増して飲み過ぎじゃない?」
かのん「その時はすみれちゃんが介抱してくれるからいーの!」グビグビ 〜〜〜
かのん「うぇぇ」ウップ
すみれ「だから言ったじゃない」ハァ
すみれ「ほら、あんたの部屋着いたわよ。鍵出して」
ガチャ ギィィ
すみれ「うわ、汚っ、また空き缶だらけ」
かのん「あはは…うぇっ……」 すみれ「かろうじてベッドは寝れる状態なようね、ほら横になって。吐きそう?バケツ持ってくる?」
かのん「……一応持ってきて」
すみれ「ハイハイ」スクッ
かのん「………」
すみれ「はいバケツ、あと水。空き缶くらいは捨てておいてあげるから」
かのん「…ありがとう」 すみれ「それにしても多いわねー、友達呼んでどんちゃん騒ぎでもしてたんでしょ」ガサガサ
かのん「……そんなとこ」
すみれ「ゴミ袋、もう次でラストだから買っておきなさいよ?」ガサガサ
かのん「…ふふっ、すみれちゃん、お母さんみたい」
すみれ「誰がお母さんよ?!」 生えてるならこの作者は頭に書いていてくれてるでしょ すみれ「それじゃ、帰るから。流石に鍵はかけておきなさいよ?」
かのん「………泊まってってよ」クイ
すみれ「…明日1限からコマ入ってるの、ごめん」スクッ
かのん「……ううん、すみれちゃん、ありがと」ハラリ
ギィ バタン
かのん「……………」ポツン
かのん(可可ちゃんだったら、泊まってくれたのかな…)
かのん(…私、何やってんだろ)グス 〜〜〜
かのん(すみれちゃんとは同じ大学、同じ学部。学科違いだから授業のサイクルは似たり寄ったりで、毎週のように時間が合えば遊んでた)
かのん(けど、それは夜の日付が変わる前まで。遅くなると可可が心配するからと、すみれちゃんは帰ってしまう)
TV< ナンデヤネンッ! アハハハハハ!
ブチッ
かのん「つまらん」グビ かのん「………はー、私も早く新しい恋、見つけますかー」ノビー
すみれ『この前、可可と初めて──』
かのん「………」イラッ
かのん「普段は自分から話さないクセに…」ガサゴソ
かのん(こんなの、可可ちゃんには必要ないものなんだろうな…)ウィン ウィン 続きというか同じ世界ならすみれに生えてるんじゃない かのん「んっ………♡」ウィン ウィン
かのん「ふっ♡……あっ♡」ヌププ
かのん(バカみたいだけど…こうでもしないとやってらんない♡)
かのん「あ〜っ♡奥♡グリグリ好きっ♡」ウィン ウィン
ケータイ< ヴーヴーヴー
かのん「ひゃっ?!♡」ビクッ かのん(なんだ、すみれちゃんか…)
かのん「………」
すみれ『あっもしもし?かのん?』
かのん「ん、どうしたの?こんな夜遅くに」ウィン♡ウィン♡
すみれ『あ、もしかして起こしちゃった?』
かのん「ふっ♡…そんなこと、ないよ?で、なんのっ♡話?」ウィン♡ウィン♡ すみれ『明日の学部全体会の話なんだけど』
かのん「あー♡あれね、1号館に集まらなきゃいけないやつ…んっ♡」グリン♡グリン♡
かのん(やばい…すみれちゃんの声聞きながらだと、側で囁かれてるみたいで…!)ビクッ♡ビクッ♡
すみれ『教室って104だったかしら?』
かのん「んもぉー♡違うよっ♡106だよ、104は他の学部っ♡」グリン♡グリン♡
かのん(すみれちゃんっ♡すみれちゃんっ♡やっぱり好きっ♡♡)ビクッ♡ビクッ♡ すみれ『うわ、危なかったわ。扉開いて恥かくところだったw』
かのん「ふっ♡すみれちゃん♡やりそう♡」グリン♡グリン♡
かのん(あっ…そろそろイキそう…♡♡)カチッ カチッ
すみれ『そうよねー、……あれ?かのん、なんか具合でも悪い?』
かのん「へっ?♡そんなことないっ♡よっ♡」ズンッ♡ズンッ♡ すみれ『また風邪ひいたりしてない?』
かのん「だ、大丈夫っ♡最近ちゃんと服着て寝てるしっ♡」ズンッ♡ズンッ♡
すみれ『普段着てないn(『すみれー?まだデスかー?』)』
かのん「………あっ…♡♡♡」ビクンビクンビクン♡♡♡♡
すみれ『(ちょっと待っててー) あ、かのん?ありがと、また明日ね』ブツッ
ツーツーツー
かのん「……………」
かのん「……うっ…ひっぐ…ううっ」ポロポロ
おしまい ククの喘ぎ声前日譚乙
やはりかのん→すみれだったか。つらい乙 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています