穂乃果「ごめんごめ〜ん!待った?!」俺「ドゥフフ遅いよ」
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穂乃果「許してよ〜!朝寝坊しちゃって!」
穂乃果「ほら!寒いでしょ!着替えなきゃ〜!とは思ったんだけどさ〜!」
俺「お、俺、だらしない女嫌いなんだよね」ボソッ
穂乃果「……!!!」ガーン
俺「ホント…人の時間ナンダト……」ブツブツ
穂乃果「あーん!ごめんなさーい!」
海未「…」絶句 穂乃果「あ!俺くん!ここ美味しいんだよ!」
俺「………」
俺「……不味そ」
穂乃果「……!!!」ガーン
俺「……」スタスタスタスタ
穂乃果「ま、待ってよ」ぱたぱた 俺「……」
俺「ここ…」
穂乃果「ほえ?」
俺「め、め、飯食うんだろ?」
穂乃果「うん!」
俺「……チッ…」スタスタ
穂乃果「わあ!穂乃果牛丼屋さん初めて!」 穂乃果「えっとねー!穂乃果はねー!」わくわく
俺「……」ピンポーン
穂乃果「えっ?えっ?」
俺「これと…これ…」
穂乃果「あっ、あっ」
俺「…」
穂乃果「わ、私も同じのでお願いします」
俺「…」 穂乃果「おいしー!」
俺「…」ぐっちゃニッチャ
俺「…」ぴちゃぴちゃ
穂乃果「もー!こっち向いて!」ゴシゴシ
俺「…や、やめてよ!」
穂乃果「お口拭くから黙ってて!」ゴシゴシ 海未「…ということがあったんです…」
ことり「………」
海未「…」
ことり「な、な、な」
海未「わかりません……」
ことり「……」
ことり「ほ、穂乃果ちゃんが幸せなら、私は」
海未「……」 俺「……」ブッ
穂乃果「わっ!俺くん臭いよ〜!」
俺「……チッ」ホジホジ
穂乃果「お鼻ほじらないー!」
俺「……」 凛「……ホントだ…」
花陽「酷い…」
穂乃果「はい!あーん!」
俺「……な、な、なにこれ」
穂乃果「見たらわかるでしょ!おにぎりだよ!」
俺「お、お、俺、人の握った
穂乃果「だいじょーぶ!ラップで包んだだけだからおてては触れてないよ!」
俺「いや」
穂乃果「あーん!」
海未「……」
凛「で、でも、これだけじゃまだ悪い人とは」
絵里「そうよ…そういう人だっているだろうし…」
俺「……」ぐっちゃぐっちゃ
穂乃果「どうかな?」
俺「……不味い」
穂乃果「そ、そう」
海未「………………」
絵里「ひゃー」 海未「穂乃果…」
穂乃果「?」
海未「その…最近一緒にいる殿方ですが…」
穂乃果「あー!海未ちゃん見てたのー!」
海未「も、申し訳ありません」
穂乃果「えへへー!もー!」
な、なんとも思ってないのかな
さあ… 俺「………」
俺「ただいま」
俺母「…」
俺「ただいま」
俺母「……なに?帰ってきたの?」
俺「そりゃ…俺の家だから…」
俺母「………チッ」
俺「……」 俺「……あれ?」
俺「母ちゃん、ここにあったバイト代知らない?」
俺母「……」
俺「母ちゃん」
俺母「あああああああああああ!!!!!!しつこい!!!!!!!!!!!謝ればいいんでしょもう!!!!!!!!!!」
俺「いや、俺まだ何も
俺母「黙れ!!!!!!!!!!!!帰ってくるなり金の話か!!!!!!!!!!!」
俺「そういうことじゃ…」
俺「……まさかまたパチンコ行ったの?!」 俺母「話をすり替えんな!!!!!!!金の話かこら!!!!!!帰ってきて親に一番にする話が!!!!!!!!!」
俺「……お!お前が人の金を
俺母「お前っで言うな"あああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
ガシャッパリーーーン!!!!
俺母「出て行く!!!!!!!もう出て行く!!!!!!!!!!!!」
俺「母ちゃん」
俺母「もう帰って来ないからな!!!!!!だからめちゃくちゃにしてやる!!!!!!!!!!!!」
ガラガラガラガラガチャッ!!!!!
バリーーン!!!!!!!! 俺「………」
俺「……」
ピローン
俺「ん」
ほのか:明日ドーナツ食べに行かない? 18:12
俺「……」 俺「ホント……ドーナツとか……ガキか……」ぶつぶつ
穂乃果「もー!美味しいんだよー?」
俺「……」
穂乃果「ほら!しゅっぱーつ!」ギュッ
俺「!は!離せよ!」 穂乃果「これとねー!これとねー!」ヒョイヒョイ
俺「……」
穂乃果「?」
穂乃果「俺くん、もしかしてお金ない?」コソッ
俺「…!!」
穂乃果「やっぱり……ごめんね…穂乃果、気が利かなくて…」
俺「はあ?黙れ」
穂乃果「今日は穂乃果が奢っちゃうから!いっぱい美味しいもの食べようよ!」
俺「いや、そ、それは」
穂乃果「遠慮しないで!」 俺くんの家庭環境は実体験って悲しいことはないよね? 俺「ただいま」
俺母「………」
俺「…」
俺母「………」
俺母「ねえ、なんか良い匂いしない?」
俺「……」
俺母「ねえ!!なんか食べてきたでしょ!!!!!!!!!!!!!」
俺母「おかしいじゃん!!!!!!!なんで私が家にいるのに一人だけ美味い物食べてんの?!?!?!?!?!」
俺「はい」
俺母「ほんっっっとクソみたいな子供を持つとイライラするわああああああああああああ!!!!!」
俺母「え??あり得なくない???普通。そんなことしないよね?母親が大事なら」
俺「大事だよ」
俺母「うそつくなああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
ガリッ!!
俺「痛っ…」
俺母「嘘つき!!!!!!!!!!!!!!!」 描写がリアル過ぎやしないか?
実体験じゃないだろうな 穂乃果「あーーーーーー!!!!」
俺「……」ホジホジ
穂乃果「ほっぺ!膿んでるよー!」
俺「……あぁ」
穂乃果「…うぅ…酷すぎるよ…こんなの……」
俺「……」スタスタ
穂乃果「待って!ちゃんと手当てしてそれから… 穂乃果「俺くん!購買行こ!奢るから!」
俺「い、いいよ…」
穂乃果「わーい!」
俺「違う!必要ないのいいよ!!!」
穂乃果「もー!なんでー!!!」
俺「……」
穂乃果「この前買ったパン美味しかったんだよー!俺くんも一緒に食べようよー!」グイグイ
俺「やめろ!!!」
海未「………」 俺「……」
海未「あの…」
俺「………」
海未「……なぜ…穂乃果にあのような態度をとるのですか……」
俺「……」
俺「別に」スタスタ
海未「待ちなさい!」ガシッ
俺「な、な、なんだよ」
海未「説明してください!でなければ、穂乃果の親友の私が納得できません!」
俺「納得できなくていいよ」
海未「よくありません!」 俺「離せって…」
海未「離しません」
俺「……」
俺「…はあ…はいはい……」
海未「……わかっていただけましたか…」
俺「おっぱいポチッ!」ポチッ
海未「あ、あ、え?」
俺「バーカバーカ!死ねブース!」ダッ 俺母「ねえ」
俺「……なに?」
俺母「お母さんありがとうは?」
俺「え?」
俺母「………やっぱりそうだ!!!!!きいいいいいあああああああああああああ!!!!!!!!」
俺「な、なんだよ!どういうこ
俺母「本当にありがとうって思ってればすぐ出るはずだろうが!!!!!!!!!!!!!!!」
俺母「私に感謝一つしてないんだね!!!!!!!!!!!!!!最低のクソガキだな!!!!!!!!!」
俺「母ちゃん」
俺母「きいいいいいい!!!!!!!!!!!」 穂乃果「おーい!」
俺「……」とぼとぼ
穂乃果「おーい!!」たったったったっ
俺「……ん」
穂乃果「どぅーん!!!」どかっ
俺「ぐえっ!!なんだよお前まで!!!!」
穂乃果「ごめんごめん!たまたまお散歩してたら俺くんがいたから!えへへ」
俺「……チッ」
穂乃果「もー!穂乃果は大丈夫だよ!」
穂乃果「あ!そうだ!」ゴソゴソ
穂乃果「はい!どーぞ!」どっさり
俺「……?何これ…」
穂乃果「ほむまん!」
俺「いや、ほむまんが何かわかんねぇよ」 穂乃果「穂乃果の家和菓子屋さんなんだ!」
穂乃果「和菓子屋穂むら!そしてそこの看板商品!!」どーん
俺「へえ」
穂乃果「今なら穂むらの看板娘!穂乃果もつけちゃいます!!!」
俺「いらね」
穂乃果「あーん!」 俺(結局貰っちった……)
俺「……」
ガラガラ
俺「母ちゃん」
俺母「……」くちゃくちゃ
俺「これ、和菓子屋さんで買ってきたんだ」
俺母「……」ボリボリ
俺(……それ…俺が買ってきた菓子じゃねぇかよ…)
俺「ここ、置いとくね」
ガラガラ 俺くんは俺が幸せにするから穂乃果は解放してやってくれ 穂乃果「俺くん!昨日のほむまん食べてくれた?」
俺「……食ってねぇよ…不味そうだったし」
海未「な!!!俺!!!」ガタッ!
ことり「わわ!海未ちゃん〜!」
穂乃果「ストップ!ストップ!」
海未「人からいただいた食べ物を!!!!
俺「許してちょんまげ〜」
海未「俺!!!!!今日という今日は
俺「おっぱいタッチ」ぺたぺた
海未「えゃ」
ことり「え〜〜〜!!!///」
穂乃果「…」
海未「………は……破廉恥な!!!!!!!!」
ドコバキ 俺「母ちゃん、晩御飯ホイコーローで良い?」
俺母「……それ聞かなきゃいけない?」
俺「ごめん」
俺母「どうせ私が嫌って言ってもそれになるんでしょ?だったら聞く意味ないじゃん。おちょくってんの?もしかしてさぁ」
俺「ごめん」 俺「いただきます」
俺母「……」ちゃぐっちゃぐっクチャ
俺「……」ハモ…
俺母「……」ノソ…
ピッ
なんでやねんアホンダラ!!!
わはははは
俺母「はははは」 海未「穂乃果…なぜ俺と親しくするのですか…」
穂乃果「?」
海未「いえ…その…悪い人と言うわけではなく、親しくするなと言うわけでも…
ことり(おっぱい揉まれたんだから悪い人でしょ海未ちゃん……)
穂乃果「優しい人だから!」
海未「……は」
ことり「……へ」
穂乃果「とーーーっても優しい人なんだ!」 俺「…映画なんて見ないよ……」
穂乃果「面白いってばー!」
…
俺「………グス…」
穂乃果「か…感動したね………」 俺「ただいま」
俺母「正座しろ!!!!!!!!!!!!」
俺「……なんだよ急に…」
俺母「なんで母親の許可なく外出するんだよ!!!!!!!!!!!」
俺「……言ったらさせてくれないだろ」
俺母「うるさあああああああああい!!!!!」 穂乃果「俺く〜ん!」べたべた
俺「や、や、やめ、やめろよ」
穂乃果「冷た〜い!」
俺「………」
俺「…やめてくれよ…」
穂乃果「………俺くん?」
俺「もう…俺に関わらないでくれよ…」
俺「俺は…ダメなんだよ………」 俺「俺みたいなゴミと関わると…穂乃果がドンドンダメになっていく……」
俺「嫌なんだ…穂乃果には美しいままでいてほしいんだ……だから…頼むよ……」
穂乃果「…………」
俺「ずっと…お前に嫌われることばかりしてただろ…なのに…なんでこんなに優しいんだよ………」
穂乃果「………」 穂乃果「知ってたよ」
俺「………え?」
穂乃果「穂乃果のこと、守るためだって」
俺「ダメだ…お前は…俺なんかと…」
穂乃果「穂乃果は俺くんの隣にいられればいいの」
穂乃果「それが幸せなんだ」
穂乃果「穂乃果の幸せ」 穂乃果「俺くんのお母さん」
俺「………!!!」
穂乃果「酷い人だよね」
俺「な、なんで、知って
穂乃果「見てたから」
穂乃果「穂乃果がやっつけちゃおうかな、って思ったけど、それは俺くんが望む結末じゃないから」
穂乃果「穂乃果も、どうしたらいいかわからなかったの」
俺「………」 穂乃果「………」
穂乃果「逃げよっか」
俺「へ」
穂乃果「どこか」
穂乃果「どこか、遠くへ」 穂乃果「寒くない…?」
俺「………あぁ」
穂乃果「朝までこうしてよ」ギュッ
俺「………」ギュッ
穂乃果「朝になったら出発して」
穂乃果「どこか遠くで」
穂乃果「二人で暮らそうね」
俺「………ガキ二人が暮らせるわけないだろ…」
穂乃果「生きていけたら良いの!」
俺「たくましいな…」 俺母「あああああああどこ行ったんだよ!!!!」
俺母「腹減ったぞ!!!!!飯作れ!!!!!!洗濯しろ!!!!!!!!!!!」
俺母「きあああああああああ!!!!!!!!!」 穂乃果「えっほ!えっほ!」ザッザッ
俺「…もう休んでこうぜ…」ザッザッ
穂乃果「何言ってるの!まだまだ歩くよ!」
俺「………はは」
穂乃果「?」
俺「幸せだよ………ははは、たまらねぇ…」
俺「肉体的にはずっとこっちの方が辛いはずなのに…めちゃくちゃ幸せだ……」
俺「お前といればなんでも幸せだよ………」
穂乃果「もう!それはこっちのセリフ!いいから早く進むよ!」
俺「はいはい」スック
穂乃果「もしこの先どうにもならなくなったら、二人で死んじゃえば良いよ」
俺「いいなそれ」ザッザッ
穂乃果「ほらほら!走るよー!」ダッ
俺「やだーーー!!!!!」ダッ
完 実際こうやって失踪した場合働く場所はともかく住む場所とか住民登録とかってどうなるの? 一応戸籍とか移して親から見つからんように隠せばいけるけど無茶なもんは無茶 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています