絵里「俺くん、この後空いてる?」俺「いえ、帰ります」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
絵里「………はあ」
俺「えっ」
絵里「あのねぇ俺くん、こういう時は例え帰りたくても空いてますって言うものなの」
俺「いや、でも
絵里「でももストライキもないわ」
俺「いや
絵里「と に か く」
絵里「待ってなさいよ。わかったわね」スタスタ
俺(ぷぎぎ〜!!!) 俺「…」ホジホジ
絵里「お待たせ」コツコツ
俺「はい」
絵里「それじゃ、行きましょう」
俺「え?仕事するんじゃないんですか?」
絵里「何言ってるの。もう定時でしょ」
俺「いや、でも、絢瀬さんが仕事
絵里「仕事なんて一言も言ってないわよ」
俺(こ…このアマ……)
絵里「さ、乗って」 ガロロロロロ…
絵里「♪」
俺「絢瀬さん」
絵里「ん?」
俺「どこ行くんですか?俺もう帰
絵里「ご飯食べに行くの。美味しい所よ」
俺「え〜」
絵里「何よその反応。上司に奢ってもらうのに失礼じゃない?」
俺「え?!奢ってくれるんスか?!やりー!お供しまーす!!」
絵里(ふふ) 俺(まあこのおばちゃん顔は良いからな〜)
俺(仕事もめちゃくちゃできるし)
俺(でもな〜…5歳近く年上だから…なーんか話辛いんだよなー……)
俺(……ま!タダ飯タダ飯!!)
俺「絢瀬さん!俺嬉しいっスよー!」
絵里「もう、そんなにはしゃいじゃって♪」 絵里「ここよ」バタン
俺「ほえー」
絵里「俺くん中華料理が好きでしょ?」
俺(え、何で知ってんの)
絵里「良いお店見つけといたのよ」スタスタ
俺(にこちゃんにしか教えてないのに…) かちゃもぐもにゅナポエロはぐ
俺「う…うンま〜い!!!!」
絵里「もう、子供みたいよ」
俺「うまうま」 俺「ふー食った食った」
絵里「美味しかったわね」
俺(ま、細かいことはいっか)
俺(上司についてくとタダ飯貰えるんだな〜勉強になったぜ)
俺(今度から上司の誘いは断らないようにしよ)
絵里「はいバター」カシャッ
俺「はにゃ?」
絵里「せっかく二人で食べに来たんだから、写真くらい撮っとかないと」
俺(ふーん、ま、飯貰えりゃ良いや) 俺「おはよーございまーす」
にこ「ちょっと」
俺「にゃ?」
にこ「アンタやるじゃない、絵里とご飯食べに行ったんでしょ?」
俺「うん、めちゃくちゃ美味しかった」
にこ(…こいつ…ただ餌食べたくらいの認識ね…)
俺「にこちゃんも今度行こうよー」
にこ「ま、考えとくわ」
にこ「……てか私は年上だって言ってんでしょ!」
俺「またまたー。俺より年下のくせに」
にこ「きーーー!!!!」 ことり「おはようございまぁす」
にこ「おはよ」
俺「あ♡ことりさん♡」
ことり「?」
俺(あぁ〜^俺はこの女神を見るためにこの世に生まれてきたんやな〜) 俺(ことりさん♡ことりさん♡ああ〜貴女の匂いに包まれながら眠りたい…)
絵里「おはよう」
俺(なんなら貴女の咀嚼した物だけ食べて生きていきたいんですよ…)
絵里「おはよう」
俺(好き好き大好き…貴女になら殺されても
絵里「お、は、よ、う」
俺「ん?あぁ、おはよざまーす」
絵里「失礼じゃない?」
俺「え?」
絵里「……ふん」スタスタ
俺(なんだよあのババァ!ぷみみ〜!!!) ことり「いただきまぁす」
俺「あ!ことりさん!!!それまさか手作り弁当っすか?!」
ことり「うん!最近凝ってるんだ〜」
俺(あぁ…おまけに家庭的…言うこと無しじゃないか……宇宙一の女神…)
ことり「そんな顔してもあげません!」
俺「ぴぎ〜」
ことり「…しょうがないな〜…はい♪」
俺「え」
ことり「いいよ、ひとつだけ」
俺(手作り…そして…か、か、かか、かか、間接
俺「いただきます!!!!!」はぐっ
ことり「どう?」
俺「……生きててよかった……」もにゅ…ぐす…
ことり「お、大袈裟だよ〜!」 絵里「…」
俺(生きててよかった…生きてて…)
絵里「いただきま〜す」ぱかっ
俺(ありがとう…この世の全て…)
絵里「今日のお弁当頑張ったからな〜」
俺(あの味…忘れないようにしよう…人生をかけて…
絵里「ん"ん"っ」
俺「?」
絵里「ごほっごほん」
俺「む、むせたんすか?」
絵里「いいえ」
俺「はぁ」 俺「あ、絢瀬さんもお弁当なんですか」
絵里「…!そうなの」
俺「すげー」もぐはぐ
絵里「俺くんは今日もコンビニ弁当?」
俺「はい」むしゃもにゅ
絵里「そんなのばかり食べてちゃ栄養が偏っちゃうわよ?」
俺(聞き飽きたんだよそういうの)
俺「え〜ならついでに俺の弁当も作ってくださいよーお金は渡すんでー」ガツくちゃ
絵里「!!!!!!!」
絵里「わかったわ!!!!!!!!!!!!」
俺(な、な、なんだよ急に)
絵里「とびきり美味しいの食べさせてあげるから」
俺「はあ、期待します」
絵里「………♡」 絵里「はい」コトッ
俺「みぎ?」
絵里「貴方のお弁当よ、これから作るって約束したでしょ?」
俺「あ、あぁ、そうですね」
絵里「毎月最後にお金は貰うから。安さにびっくりしちゃうわよ。コンビニ
俺「いただきまーす」ガブ
絵里「………」そわそわ
俺(まあ可もなく不可もなく)
俺(不味いわけでも特別美味いわけでもなく)
俺「美味しいですー」くちゃくちゃ
絵里「そう、よかったわ」
絵里(やったやった〜!!!嬉しいな〜!!!)
俺「んまんま」ガツもにゅ にこ「どっこいしょ」
絵里「…」もにゅもぐ
俺「うめ、うめ」
にこ「…」 俺「ふう、味はともかく腹は膨れたな」
ことり「でねー」
海未「ふふ」
穂乃果「あはは!」
穂乃果「あ!俺くーん!」どぅーん
俺「ぐええええなんだこいつーー!!!」
穂乃果「あー!上司に向かってこいつとか言
俺「わかったわかった!!!」
穂乃果「ホントにぃ〜?」
俺(この人距離が近すぎて浮気しちゃいそうになるんだよ〜!!!)
俺(俺はことりちゃん一筋って決めてるのに!!) 俺(でも正直な話一番エロいのは穂乃果さんなんだよな〜…理由はわからんが一番抜ける…)
海未「や!やめなさい穂乃果!!抱き合うなど破廉恥です!!!不純です!!!」
俺(こいつは一番の変人だな)
穂乃果「え〜?俺くんも嬉しいよね〜?」もぎゅ
俺「むひょひょ笑」
海未「あーー!!!ダメです!!!ダメー!!!」
ことり「あははは…」 海未「そもそも!!!!異性というのは
俺(こいつ劣化版ことりちゃんなんだよな…せめてケツはデカいとかならまだしも…)
海未「だいたい俺も受け身すぎます!!!!
俺(うーんでも顔は最高だし…こういう真面目な人ほど淫乱っていう神展開もなきにしもあらず…)
海未「わかりましたか!!!!」
俺「はい」
海未「よろしい!!!!!!!」 絵里「……」イライライライラ
俺「でもほのちゃん先輩俺のこと好きですよね?」
穂乃果「うん!!!!」
海未「なーーーーーー!!!!」
俺(ほひひ笑likeってわかってるけど、こういう性格の人は無抵抗で言ってくれるから、自己肯定感を簡単に上げられるぜ〜笑笑)
俺「ことりさんは?」
ことり「えっ…」
俺(断りきれない性格で、仲良しの穂乃果さんがああ言ったんだ!ことりさんも必ず同じように…
ことり「す、好きだよ」
俺「うぉっしゃああああああ!!!!!」
海未「軽々しく好きなどと言っては
絵里「私も好きよ」
四馬鹿「え」
絵里「私も」
スタスタスタ
俺「…」
穂乃果「よかったねー!俺くん!モテモテだよ!」
俺「はは…」 俺「あ、あと」スッ
海未「な!!!なんですか!!!卑猥な物でしょう!!!この動く雑貨屋!!!」
俺「いや、違
海未「ダメですダメです!!破廉恥はダメです!!!もっと健全で
穂乃果「ごめんね。一度興奮しちゃうとああなの」
俺「ははは」
海未「はあ…はあ…」
俺「そんな汚い物じゃないすよ。これ、誕生日の贈り物です」
海未「え」
俺「おめでとうございます」 海未「あ、ありがとうございます…」
海未「す、すみませんでした…あのような会話の後ですから、てっきりその類の物かと…」
俺「いやいや、そういう勘違いもありますよ」(お前が一番スケベじゃねぇか)
海未「…開けても良いですか)
俺「どうぞー」
パコッ
海未「……わあ」
俺「かんざしです。大和撫子の海未さんにピッタリだと思いまして」
海未「………///ありがとうございます……///」
穂乃果「あー、海未ちゃんお顔アチチだー」
海未「ち!!違います///」 ことり「お耳凄いことになってるよ」
海未「違!!あつ!暑いんですよ!!あー全く今日は暑いですねー!」ぬぎぬぎぱたぱた
俺「喜んでもらえて嬉しいですよ」
ことり「よかったね!海未ちゃん!」
海未「暑くて暑くて!!!!」ぱたぱた 俺「お疲れ様でーす」
お疲れ様ー
俺(ふう、今日もよく働いた…疲れた…)
俺(誰も分かってくれないがな)
俺(…レンタルビデオショップに行くか) 穂乃果「えー!」
海未「すみません、今日は一人で帰ってください」
ことり「ごめんね、ちょっと用事があって」
穂乃果「穂乃果も行くー!」
海未「茶道教室ですけど」
穂乃果「お疲れ様!また明日ー!」
…
穂乃果(はあ、一人で帰るなんて久しぶりだな)
穂乃果(あ!DVD屋さんだ!)
穂乃果(よーし!アニメいっぱい借りちゃお!) 俺(オナる元気もないんだけど…なぜだか借りたくなるんだよな…)
俺(やっぱ上司に逆レ物は外せんよなー…)ゴトッ
俺(うーん、あとメイド物と…)ゴトゴトッ
俺(よし…と)
俺「……」
俺(けっ…こいつら終わってんな…必死な顔してAV漁りやがって……)
俺(……しかし俺もなんでこんな顔面に産まれちったのかね〜)
俺(せめて平均くらいの顔ならまともな恋愛もできたんだろうな〜……)
俺(………)
俺(………クソ…イケメンが羨ましい……) 穂乃果「♪♪」
穂乃果(アンパンマンとー!ケロロ軍曹とー!)
穂乃果(あ!クレヨンしんちゃんも!)
ドサドサゴトトッ
穂乃果(これでよし!)るんるん
俺(あとはドM物だな…)ドサドサ
俺(よし…)
スタスタ
バサッ 穂乃果「?」バッタリ
俺「おぎっ……」
穂乃果「あー!俺くん!…そ…そこから出てきたってことは……!!///」
俺「いやいや違うんですよ」
穂乃果「……俺くん…///エッチだ〜………///」
俺「ちがちが違いますよ本当にたまたま入ったんですってばすぐ出てきましたよホントマジで」
穂乃果「………」
穂乃果「……言っちゃおっかな…」ボソ
俺「ぴぎ?!?!?!?!」
穂乃果「メイドさんに…上司さんに…」
俺「お!!!お願いします!!!!言わないでください!!!!!!」
俺(ことりさんにバレたら人生終わる!!!!)
穂乃果「……へぇー…」ニタニタ 穂乃果でAVネタとか、どうせアレに持ってくつもりだろ? 俺「おはよざまーす…」
穂乃果「おっはよー!俺くーん!」
俺(ちょ!ちょっと!穂乃果さん!)
穂乃果「んー?」
俺(昨日のこと、誰にも言ってないスよね?!)
穂乃果「昨日のことってー?」
俺(とぼけんなよ!お前が
穂乃果「あー!肩凝ったなー!」
俺「へえ」もみもみ 穂乃果「おてても凝っちゃったー!」
俺「へえへえ」もみもみもみ
穂乃果「足もー!」
俺「そりゃあもう」もみもみもみもみ
穂乃果「あ〜♪気持ちいいよ〜♪」
俺(このタコ……)
穂乃果「次は腰腰〜!」 絵里「俺くん、この
穂乃果「俺くん!わかってるよね?」
俺「はい」
…
穂乃果「あれ食べたいな〜」
俺「へー」
穂乃果「メイ
俺「少々お待ちください……」
穂乃果「よろしー!」 俺「お待たせしました…」
穂乃果「ありがとー!はい!」ちゃりん
俺「あざす」
穂乃果「ふほひー♪」もちゃもちゃ
俺(この人良い人すぎて殿様行動出来てないんだよなー。お金ちゃんとくれるし)
穂乃果「次あれねー」
俺「太りますよ」
穂乃果「………」 俺(……でも……)
俺(これ、側から見たら恋人やん)
俺(ぐひひ、今まで彼女なんていたことないが、こんな美人と隣にいられるんだ、全く悔しくねぇ!)
穂乃果「おいしー!」くちゃミリ…
俺(ゴミ達の嫉妬眼が気持ちいいぜ〜) 穂乃果「あー!!!」
俺「な、なんすかもう」
穂乃果「そういや、俺くんとLINE交換してなかったじゃーん!!!」
俺「あ、確かにそうですね」
穂乃果「…」ぽちぽち
穂乃果「はい!これで良し!」
俺(うーんでもこいつのLINE持ってたところ
穂乃果「ことりちゃんと海未ちゃんも送るね!」
俺「ほひー笑」 俺(ぐへへ笑一気に三人のLINEが手に入ったぜ…)
俺(早速ことりさんにら(ピロン
絵里:絵里です。追加しました 20:42
俺「……」
俺「無視」ゴロン 絵里「そででねーんでねー」ぐちぐち
希「飲み過ぎ」
絵里「のんでないだー、まだまだいけるわよ」
希「はいはい…」
…
絵里「んでねー、私がねー頑張ってるのにずーっと!もーずっーと」
希「はいはい」
絵里「若い子はだめねーーお姉さんがお勉強教えてあげなくちゃーーー」
希「はいはい…」
絵里「うっ…吐きそう…」
希「だから言ったやん…」 穂乃果「それじゃ!お疲れ様ー!」
海未「お疲れ様です」
ことり「お疲れ様!」
俺「お疲れ様でーす」
俺「……ふう…」
俺(この先もほのちゃんに好き放題されるのかな?興奮してきたな)
俺「……ん?」
絵里「おえ"っっ!!ぐええええ!!!」びちゃちゃ
希「はいはい頑張って…」ナデナデ
俺「…………何やってんだあいつ」 絵里「!!!!!!!!」
俺「あ…絢瀬さん…」
希「あら、知り合…もしかして………」
絵里「げぼぼ」
絵里(さ……最悪……見られた…………)
俺「俺飲み物買ってきますね」
希「ありがとうな〜」ナデナデ
絵里「ゲホッ…ゲホッ……」
絵里(見られた見られた…………) 俺「もう平気ですか?」
絵里「………うん」
希「ごめんな〜!エリチ飲み過ぎたみたいで…」
俺「えりち?」
希「あ、挨拶が遅れたな。ウチ、東條希。エリチの親友なん」
俺「あ、俺と言います…よろし
俺(乳デッッッッッッッ)
絵里「………………」
絵里(あ〜〜………もうホンット最悪………なんでよりによって戻してるところ………) 希「エリチがさ〜!俺くんが構ってくれへんってずーっと泣いてたんよ〜!」
俺「はにゃ?」
絵里「ちょっ!!!希!!!」
希「あれ、これあかんかった…?」
絵里「のっのっののっのぞっのぞみ」プルプル
希「え〜ごめんて〜」 俺「いや〜完璧超人だと思ってた絢瀬さんがねー」
絵里「………」
俺「まさか構って欲しかったなんてねー!」
絵里「………」
希「…ごめんって…」 俺「ただいまー」ガチャ
俺(……ぐへへ)
俺(絢瀬も顔だけなら超絶美人だからな…俺…まさかのモテ期到来か……?)
俺(でも絢瀬…俺にはことりさんという約束された愛があるんだよ……)
俺「あああああことりさーん!!!」 俺「………」
俺「決めた」
俺「今週末、俺は告白する!!!!!!」
俺「善は急げだ!!!!!!!」
俺「よーーーーーし!!!!」 俺「おはようございます!!!」運動部
ことり「おはよう」
海未「おはようございます」
穂乃果「おはよー!」
俺「ことりさん」
ことり「?」
俺「今日の夜、大切なお話があるので待っててくれませんか」
ことり「えー?わ、わかった」
俺(始まれ…俺の青春ラブコメ…) 絵里「はい」コトッ
俺「いつもありがとうございますやでホンマ」
絵里「……」
俺「いただきマンモス」くちゃもにゅ
絵里「…」じー
俺「ごちそうさマンモス」
絵里「どれが美味しかった?」
俺「全部全部」
絵里「どれが?」
俺「えっ」
俺(うーん…どれも似たような味だしな〜…)
俺(これといって何が美味いわけでも…)
俺「唐揚げ?ですかね」
絵里「………!そう」 絵里「にこ!唐揚げ!美味しい唐揚げの作り方教えて!いろんなパターンも!」
にこ「今お昼だからホントやめてくれる」
絵里「じゃあ今晩!今晩おうち行くから!」
にこ「あんた来るとしんどいのよ」
絵里「お"願いにごお"〜」グズグズ
にこ「泣かないでよ……」 穂乃果「終わった終わったー!ことりち
ことり「ごめんね、今日用事があって」
海未「おや、珍しいですね」
穂乃果「お仕事の話?」
ことり「ううん、俺くんにお話があるって」
海未「なるほど。何か頼み事かもしれませんね」
穂乃果「…ふーん」
ことり「だから、今日は二人で帰って欲しいの」
海未「わかりました。それでは」 穂乃果「…」
穂乃果「ごめん海未ちゃん!穂乃果も用事あったの思い出した!」
海未「おや、珍しいですね」
穂乃果「ごめんね海未ちゃん!」ぱたぱた
海未「なるほど。何か頼み事かもしれませんね」 18時
俺「………」パリッ
俺(幸せな家庭を作らなきゃな…)
俺『帰ったぞ』
ことり『お帰りなさい、あなた♪』
俺『おいおい、違うだろ?』
ことり『あ!ごめんなさい!…お帰りなさいませ、ご主人様♡』
俺『んぎーーーーー!!!!!』
ことり『お食事になさいますか?それともお風呂になさいますか?』
俺『そんなの…』
俺『お前に決まってんだろーー!!!」ガバッ
ことり『きゃーー♡』
俺(……むひょひょ笑) ことり「お待たせ〜!」ぱたぱた
俺「あ、ことりさん」
ことり「お話って何かな?」
俺「……ことりさん…」
俺「俺と!!!!結婚を前提にお付き合いしてください!!!!」
ことり「ごめんなさい!」
俺「…」
ことり「お…俺くんとは…上司部下の関係だし…友達でいたいし…」
ことり「い、良い人だから、きっと相手もすぐ見つかるよ!」
ことり「ごめんね!これからも友達でいようね!」
ことり「それじゃ!」ぱたぱた
俺「…」 ことり(なんか俺くん告ってきそうだし、どうやって断るか考えとかないと!) 俺「…」
俺「…」
穂乃果「見ーちゃった♪」
俺「………………ほのちゃん先輩……………」
穂乃果「俺くん、ことりちゃんのことが好きだったんだね」
俺「…」
俺「…」
穂乃果「ねぇ」
もぎゅっ
穂乃果「穂乃果はどうかな?」
俺「?!?!?!?!!!??!?!?!」
穂乃果「…♪」ギュウウウウウ
俺「あっあっ」
穂乃果「穂乃果、俺くんのこと好きだよ?」
穂乃果「妥協しちゃえばいいじゃん」
穂乃果「ね?穂乃果にしとこ?」
穂乃果「ね?」 にこ「二回揚げるのよ!」
絵里「なんで」
にこ「なんでも!」
にこ「小さく切り過ぎ!」
絵里「小さい方が食べやすいじゃない」
にこ「男は食べにくい方が好きなの!」 絵里「はい」コトッ
俺「ん」
絵里「唐揚げ、多めに入れといたから」
俺「ああ、そのことなんスけど」
俺「今日から弁当大丈夫っスわ」
絵里「はえ?あ、え、な」
俺「いや…まあ…友達が作ってくれるって」
絵里「わ、私が作ってあげるわよそんな友達にも悪いし私は全然
俺「とにかく」
俺「もう大丈夫ですので」
絵里(…………そんな……) 穂乃果「へえ、友達なんだ」
俺「しょうがないでしょ!振られた次の日から付き合ってるなんて知られたら、俺の立場がないでしょ!」
穂乃果「はは、それもそうだね」
穂乃果「どう?穂乃果の手作りお弁当!」
俺「今食べます」くちゃ…
俺「………え?!美味っっっ!!!」
穂乃果「えっへん!」
俺(こいつ…普段はやる気がないだけで、やったらなんでも出来るタイプか……) 絵里「……」
絵里(友達>私ってこと…?)
絵里(いやいや、私に作らせるのが悪いからっていうことも……)
絵里(友達って男?女?)
絵里「あーーーもーー!!!」ガツもにゅ この感じの俺くん毎年一回くらい見かけるけど同じ作者なんだろうか このたまごやきはすぐバッドエンドにもってくから油断しない方がいい ヨハネの書いてた人だろ?
大半がスレタイとは別の子とくっついてたぞ 今回かなり面白い
下手に安価したり量産しない方がいいな 俺「ふう…」
穂乃果「タバコ吸うんだ」
俺「ぎえーーー!!!!ビビった!!!!」
穂乃果「穂乃果はゆーれいじゃないよ!」
俺「夜に突然出てこないでくださいよ」
穂乃果「お話したかったんだもーん」 穂乃果「穂乃果も吸おっかなー!」ひょい
俺「おっ」
穂乃果「ライター貸して!」
俺「やめろ」
穂乃果「へ」
俺「…吸うもんじゃないっスよ」
穂乃果「……けちんぼー」
俺「ケチとかじゃないスから」 俺「吸ったことあるんすか」
穂乃果「ない!」
俺「でしょうね」
穂乃果「…」
穂乃果「お願い!一本だけ吸わせて!」
俺「ダメ」
穂乃果「おねがーい!」
俺「ダメです」 穂乃果「……」いじいじ
俺「……なんでそんなに吸いたいんスか」
穂乃果「………」
穂乃果「……全部俺くんと一緒がいいんだもん……」
俺「……」
穂乃果「匂いも、趣味も、時間も、愛も」
穂乃果「もっと言えば、昨日食べた物も、昨日瞬きした回数も、昨日顔を触った回数も」
穂乃果「同じが良い」
俺「無理ですよーそんなん」
穂乃果「ぶー!でも同じが良いの!」
俺「…」
俺「朝起きる時間、なら同じに出来ますよ」
穂乃果「ご飯を食べる時間は?」
俺「出来ます」
穂乃果「お風呂に入る時間は?」
俺「それは厳しい」
穂乃果「意気地無しー!」
俺「ははは」 穂乃果「あ、でも出社時間は別にしないとね」
俺「なんで」
穂乃果「バレちゃダメなんでしょ?」
俺「……あぁ」
穂乃果「えへへ♡禁断の愛だ♡」
俺「大袈裟ですよ」 絵里「……」ジューー
絵里「……」ジャッジャッ
絵里「……」ガチャガチャ
ゴトッコトッカタッ
絵里「……」むむむ
絵里(はあ…折角料理が上手くなったのに…食べてくれる人がいないんだもの…嫌んなっちゃうわ)
絵里「……」
絵里「…」ソボ…
絵里「おいしい」 穂乃果「はい♪あーん♪」
俺「あーん♪」
穂乃果「美味しい?」
俺「…」ナポ…
俺「美味しい〜!!!」
穂乃果「きゃ〜♡」 絵里「……」
絵里「……」ぽちぽち
…
俺「んがーぐおー」
穂乃果「…逃げちゃダメ、逃げちゃダメ」ジャー
穂乃果「おねがーい」カチャ
ピロリン
穂乃果「?」
ピロリン
穂乃果「俺く…寝ちゃってる…」
通知『絵里:絵里です。電話できる?』
穂乃果「……」
穂乃果「……」 こんなに面白いssが読めるなんて生きていて良かった 俺「おがっ」ぱち
穂乃果「…………」じろーーーーーーー
俺「きゃーーーーーーーーっ!!!」
穂乃果「んぎゃああーー!!!」
俺「な、な、な、な」
穂乃果「ごめんごめん、俺くんの寝顔がかわいくて、つい…あはは…」
俺「あははじゃないですよ全く」
穂乃果「それより、はい」
俺「?」
穂乃果「絵里ちゃん、絢瀬さんからLINEだよ」
俺「えー」
穂乃果「電話したがってるよ!出てあげなくちゃ」
穂乃果「何か大事な用事かもしれないし」
俺「うーん」 穂乃果が覚悟決めて抱かれようとしたら…って所かな?
おねがーい が何を表してるのかよく分からん 俺「もしもし」
絵里『……起きてる?』
俺「起きてなきゃ電話できませんよ」
絵里『くすっ…そうね…』
俺「なんですか?急に電話なんか…」
絵里『…』
絵里『初めて食べたお弁当…覚えてる?』
俺「は?」
絵里『もっと言えば…初めて食べたお弁当の具…』
絵里『またもっと言えば…その中で一番好きな
俺「待て待て待て!(千鳥ノブ)いきなりどうしたんですか!」
絵里『答えてくれたっていいじゃない』
俺「最近のチョコレートには薬でも入ってんすか?…まあ…強いて言えば…卵焼き…ですかね…」
絵里『卵焼き……ふふっ…かわいい…』
俺「そっくりそのまま返しますよ。で?これ聞いてどうするんスか」
絵里『…』 絵里『また…』
絵里『また…食べてほしいの…』
絵里『私のお弁当…』
俺「…」
絵里『卵焼き…頑張るから』
俺「……」
俺「甘いのは嫌ですよ」
絵里『任せて』 穂乃果「どうだったの?」
俺「あぁ、んー」
俺「弁当作りたいんだって」
穂乃果「えぇっ?!なんで?!」
俺「さあ…」
穂乃果「…付き合ってることがバレないためにも、お願いした方がいいんじゃない?」
俺「そうすっか」 にこ「…」すう…すう…
ピロピロピロ
にこ「……」
ピッ
にこ「………はい…もしも
絵里『にこにこにこにこにこ!!!!!美味しいた
にこ「…」ピッ
にこ「…」
ピロピロピロ 穂乃果「電気消しちゃうよー?」
俺「もうちょい」
穂乃果「もー!夜ふかしはダメなんだよー!」
俺「もうすぐ読み終わるから」
穂乃果「…」
穂乃果「ねーねー、なんて漫画?」すすす
俺「西木野刃」
穂乃果「あー!それ今人気なやつでしょー?!穂乃果も読みたーい!!!」 穂乃果「おはよー…」
ことり「穂乃果ちゃん…」
海未「外人選手みたいですよ…」
穂乃果「寝不足で……ふわぁ〜〜」
海未「ちょ!隠しなさいみっともない!!!」
穂乃果「んが〜〜〜」 俺「おはようございまーーす…」
絵里「………おはよう」
にこ「…………」イライライライラ
海未「きょ…今日は皆寝不足なんですね…」 絵里「……はい」
俺「あ、あざす」
絵里「……久しぶりね」
俺「ありがたくいただきますよー」ぱかっ
絵里「……」どきどき
俺「いただきマンモス」ざくっ
絵里「…」
俺「……」ミリ…もにゅ…
俺「…美味い」
絵里「……!!!………そう」
絵里「私もお昼食べようかしら」ハモ >>140
普通にNO EXIT ORION を口ずさんでるだけかと
いや、こわいわ 絵里「……ただいまー…」ガチャ
絵里「だ、れ、も、いーないー」ぽいぽい
絵里「ふー」ボフッ
絵里「……」
絵里「……」
絵里ちゃん、これどうすんの?早く教えてよ
……え"?!先輩?!いや、あの、お若く見え…あの
だーもう!イチイチ言わなくてもわかりますよ!!
この前行ったアニメショップの限定品で…!
……上手くいかないもんスねーー……
……いいスよ…慰めてくれなくたって…
絵里「………ふふ、碌な思い出が無いわね」
絵里「……でも」
絵里「私の物にしたいなぁ」 俺「終電無いじゃないスかーー!!!!!」
穂乃果「しょーがないじゃん!!!!!」
俺「なーにが『電車の時間もちゃんと頭に入ってるもん!』ですか!あんたが覚えてたのは土日の時間でしょこのアホのか!」
穂乃果「俺くんも覚えてなかったじゃーん!!」
俺「あんたがデートしたいって言うから仕方な
穂乃果「あーー!!!穂乃果とのデートは仕方なくなんだーー!!!」
俺「仕方なくに決まってんでしょ大人の子守りなんて!!!!!」
穂乃果「あーーーーん!!!あーーーーーーーん!!!!!」
俺「泣くな大通りのど真ん中で!!!!!!!」 絵里「……」
絵里(お風呂入ろ……)
…
絵里「おさきー……誰もいないか…」ほかほか
絵里「……」ふきふき
絵里「……」
絵里「……ご飯食べなきゃ…」ノソ… 絵里「……」もにゅ…くちゃ…
絵里(美味しいけど……にこには勝てない…)
絵里「……」
絵里「…ご馳走様……お粗末さまでした…」
絵里「……はあ」
絵里「……俺くん…今頃何やってるのかしら……」 俺「詰めろよもっと!!!!!」ぎゅうぎゅう
穂乃果「いたたた!!!お尻痛い!!」
俺「太りすぎなんだよ!!!」
穂乃果「あーー!!!あーーーーー!!!ついに言っちゃいけないこと言ったーーー!!!!」
俺「黙れ!!!!!!」
穂乃果「やっぱりどこかに泊めてもらおうよー!」
俺「こんな夜中に入れてくれるわけないでしょ!」
穂乃果「本当に公園で寝るの?!」
俺「じゃあ道路で寝ます?」
穂乃果「…穂乃果生徒会長もやったことあるのに…」
俺「んなこと今関係ないでしょ…」 俺「…とにかく…くっついて寝ましょう…」
穂乃果「えへっ♪ぎゅーするのは好きだよ?」
俺「バカ二匹が雑魚寝して凍死なんて洒落になりませんからね……」
俺「……星を見ながら眠ることだけは…素敵です」
穂乃果「ジャングルジムだからね」
穂乃果「……」
穂乃果「やっぱり穂乃果公園で寝るのやだー!!」
俺「ホテルも何も無いんだから我慢しろ!!!」 絵里「はい」ドサッ
俺「ありが…多いですね」
絵里「そ、そうかしら」
俺「いや、嬉しいですよ」ガツ、ミリ…
絵里「……」 絵里「はい」ドカッ
俺「デケ〜なんじゃこりゃ」
絵里「お、男の子でしょ、たくさん食べなきゃ…」
俺「もう食トレする年じゃないんですけどね…」
俺「でも美味いから食う」ぐちゃボリ
絵里「……」
絵里「ねえ」
俺「?」くちゃくちゃ
絵里「………迷惑じゃないかしら………」
俺「…」もちゃもにゅ
俺「何が」 絵里「……お弁当…」
俺「元々俺が頼んだんですよ」
絵里「……でも…」
俺「……まあ…その…」
絵里「……!…」
俺「これからは、毎日作ってもらわなくたっていいです」
俺「一度言ったように、友人が作ってくれるので」
絵里「…………そう…」 ガチャ
絵里「……」ぺた…ぺた…
ボフッ
絵里「……」
絵里(…これじゃ何をダシにして話せばいいのよ…)
絵里「…………」
絵里「勇気出してみなさいよ…絵里…」 俺くんSSは基本読まないけどこれは面白いから読んじゃうわ
続きが気になる 俺「よし!今日の仕事終わり!」
俺(さてと!早く帰ってMR上げの続きを
絵里「俺くん、今帰り?」
俺「はい」
絵里「ちょうど良かった、乗って」
俺「いや、俺帰ってゲームするん
絵里「乗りなさい」
俺「だから
絵里「ふーん、そういう態度とるんだ」
俺「は?」
絵里「キミがミスした時、庇ってあげたのは誰だったかしら?」
俺「お前ズルイよそれはずるい」
絵里「キミが遅刻した時…」
俺「わかりましたよ!付き合いますって!」 ガロロロロロ…
俺(でもま、飯奢ってもらえるならいっか)
俺(それにこのおばちゃん顔だけなら美人だし)
絵里「……」
絵里「ねえ」
俺「ぷみ?」
絵里「……」
絵里「………なんでもないわ」
俺「はあ」
俺「……?」
俺(ハンドル濡れてる……なんでだ?…) ガロロ……
俺(……ん?)
俺「あれ、何処すか、ここ」
絵里「私の家」ガチャ
俺「はあ?!」
絵里「ほら、降りて」
俺(何考えてだ?このババァ) 俺「おじゃましまーす」
俺(そういや女性の部屋に入るのって初めてだな)
俺(まだほのちゃん家には行ったことないし)
絵里「お茶よ」コトッ
俺「あ、どうも」
俺(………仕事の話か……?なんか大事なこととか……)シル…
絵里「……」
俺「……」
絵里「……」
俺(え、なんか喋れよ)
絵里「……」 俺(……あ!!!!!!)
俺(や!!!!やべー!!!!!!バカのマグカップ割ったのバレたのか!!!!!!)
俺(高級とか言ってたしな〜……チクショー…)
絵里「キミのことが好きなの」
俺(…な、なんとか言い訳しねぇと……)
俺「えっ」
絵里「キミが好き」
俺「はっ?いやいや
絵里「ずっと……好きだったの」 絵里「キミが…かわいくて…かわいくて…」
絵里「生意気で…スケベで…でも人情があって…」
絵里「顔なんかどうでもいいの…一緒にいて…キミが一番楽しかった……」
絵里「今までいろんな人に言い寄られたけど…全て断ってきたの……」
俺「待て待て待て」
絵里「キミじゃなきゃダメなの……」
絵里「お願い……」
俺(よ……よく見たらこいつの色気凄まじいな…)
俺「………」ゴクリ 俺「………ありがとうございます」
絵里「………!!!!!」
俺「でも…ごめんなさい…」
俺「俺…穂乃果さんとお付き合いしてるんです…」
俺「だから…その…絢瀬さんのお気持ちには…応えられません……」
絵里「…………」
絵里「……………」
絵里「……そう…」
絵里「……」
俺「……」
絵里「…お弁当…やっぱり迷惑だったんじゃない」
俺「……」
絵里「ごめんなさいね。余計なことしちゃって」
俺「いや…」
絵里「…穂乃果とねー……」 絵里「……幸せにしてあげなさいよ」とんっ
俺「もちろんです」
絵里「さ、振られちゃったわけだし送らなきゃね」
俺「い、いえ、そんな」
絵里「歩いて帰れる?」
俺「……」
絵里「行くわよ」 穂乃果「……」
俺:遅くなるから飯いらん 17:25
穂乃果「……もう9時じゃーん…」
穂乃果「……お仕事なわけないし……」
穂乃果「ぶー…」
穂乃果「……?」
シャッ
穂乃果「………………俺くん……………」
穂乃果「……………………絵里ちゃんの車……」 絵里「ほら、着いたわよ」
俺「………」ガチャ
絵里「……」
絵里「…ごめんなさいね…気まずくさせちゃって…」
俺「いえ、そんな」
絵里「………」
絵里「……お弁当…美味しかった…?」
俺「………はい」
絵里「何が一番美味しかった…?」
俺「……唐揚げ……」
絵里「ふふ、やっぱり」 絵里「にこに教えてもらったのよ」
俺「へえ、にこちゃん、料理できるんですか」
絵里「できるなんてもんじゃないわよ?とーっても上手なんだから」
俺「へー、似合わないもんですね」ゴソ…
俺「………あ」
絵里「ん?」
俺「や、なんでもないです」
絵里「教えなさいよ〜」
俺「あの、無意識にタバコ吸おうとして…」
絵里「……ふぅん」
絵里「見せて」ガサッ
俺「おっ」
絵里「……へぇ」
絵里「……一本貰っても良いかしら?」
俺「吸うんすか?」
絵里「吸わない」 絵里「………げほっげほっ!」
俺「言わんこっちゃない!大丈夫すか?」
絵里「えほっうえっほっ…吸うもんじゃないわね…」
俺「そりゃそうですよ」
絵里「………ふう」
俺「………っ」
絵里「……」
絵里「その吸い殻、ポイ捨てするつもり?」
俺「……え?……あ、そういや…灰皿…」
絵里「貸して、捨てといてあげる」
俺「い、良いんですか」
絵里「大丈夫よ」 絵里「………」
俺「それじゃ……俺は…これで……」
絵里「……俺くん」
俺「はい」
絵里「………」
絵里「おやすみ」
俺「おやすみなさい」 穂乃果「うがああぁぁあああぁあああ」
俺「泣くなよ」
穂乃果「だっで俺ぐんが、絵里ぢゃんにどられるがどおぼっで……」
俺「どこにも行かねぇよ」
穂乃果「……ぼんどに………?」
俺「ホントホント」 ガチャ
絵里「……」
絵里「……」
バタン
絵里「……」
絵里「………う」
絵里「うう……ううう………」 絵里「…………」
絵里(泣き疲れて寝ちゃった……)
絵里「……」ゴソ
絵里(あの子の吸い殻………)
絵里「………捨てられないわよ……こんなの……」 俺「それはもう適当にやっといていいよ」
はい!ありがとうございます!
俺「慣れんことだらけだと思うし、わからんことあったら聞いてくれ」
はい!
俺「ま、俺もわからんけどね」
あはははは
…
俺「ただいまー」ガチャ
穂乃果「お帰りなさい!」
俺「今年の新入りどもは元気が良かったよ」
穂乃果「いつまで頼れる先輩でいられるかな〜?」
俺「どういう意味だよ!」
穂乃果「あはは!」 穂乃果「そうそう、絵里ちゃん結婚するんだって」
俺「…へえ!やっとか!」
穂乃果「穂乃果も肩の荷が降りたよー!」
俺「お前はなんなんだよ……」
…
穂乃果「いただきまーす!」
俺「いただきます」
穂乃果「どう?どう?」
俺「うん、美味いよ」
穂乃果「よかったー!」
俺「そんなに心配しなくても、全部美味いよ」
俺「例え不味くてもお前の作る飯なら全部美味い」
穂乃果「えへへ…照れちゃうな…///」
俺「卵焼きもちゃんとしょっぱいしな」
穂乃果「今度甘いのにする?」
俺「やだね」
穂乃果「全部美味しいって言ったくせにー!」 絵里「よし、完璧!良い味だわ!」
絵里「こっちも良し!」
絵里「亜里沙ー!机拭いてー!」
亜里沙「はーい」
亜里沙「…わあ!良い匂い!」
絵里「久しぶりに三人で食事するんだもの、お姉ちゃん頑張っちゃった」
亜里沙「ハラショー!」 亜里沙「あ!そうだ!」
絵里「?」
亜里沙「お姉ちゃんの部屋に…その…」
絵里「私の部屋…?」
亜里沙「……タバコが…」
絵里「……あぁ」
亜里沙「お姉ちゃん!………吸うの…?」
絵里「…」
絵里「吸わないわよ、ふふ」
亜里沙「ホント?!良かったー!」
亜里沙「お姉ちゃんに病気になってほしくないもん!タバコなんか吸っちゃダメだよ!」
絵里「はいはい」ナデナデ 絵里「部屋にいるから、あの人が帰って来たら教えてね」
亜里沙「はーい!」 絵里「……」
カサ…
絵里「……」
絵里「……」
亜里沙「お姉ちゃーん!帰って来たよー!!」
絵里「あ……はーい!今行くわ!」
絵里「……」
絵里「……」
絵里「……」グシャグシャグシャ
ポイッ
完 ギャグかと思ったらちゃんとラブコメしてきれいに終わった 結局穂乃果と結ばれたか…こういうビターエンドすき
あと穂乃果にはタバコ吸うのを許さなかったのに絵里には許したのなんか色々考えさせられてすき
乙でした いい締め方だった
穂乃果の事もちゃんと大事にしてるみたいでよかったわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています