ランジュ「香港が舞台のゲームを教えて欲しいラ!」歩夢「はい香港97」
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可可「我愛北京天安門 天安門上太陽昇〜♪」
可可「偉大領袖毛主席 導引我門向前進〜♪」
歩夢「!?」 ランジュ「香港が舞台のゲームですって!?面白そうじゃないの!」
歩夢「うんうん、ランジュちゃんもきっと好きになるよ!」
歩夢「ネットに上がってるプレイ動画を見せてあげるね!」(スマホポチポチ)
『我愛北京天安門 天安門上太陽昇〜♪我愛北京天安門 天安門上太陽昇〜♪我愛北京天安門(ry』
ランジュ「ずいぶんと古いゲームなのて。Nintendoのゲームなの?」 (麻雀の)香港
上海や四川省に比べるとマイナーだが 歩夢「ううん、これはhappysoftって会社が作った同人ゲームみたいなもので、マジコンを使うことでスーパーファミコンでプレイできるんだよ!でも、マジコンは違法ツールだから使っちゃダメだよ!」
ランジュ「違法ツール!?プレイしちゃだめなゲームじゃないの!」
歩夢「まぁ、発売当初は合法だったから…」
歩夢「それより、オープニングを見て!」
『1997年がやってきた。大陸から薄汚い人民が痰を吐きながら大挙して押し寄せてくる!』
ランジュ「なっ…中国人を薄汚い人民呼ばわりするの!?ゲーム会社を人種差別で訴えてやるわ!」
歩夢「まぁまぁ、このゲームを作った会社はとっくに解散してるし…」 『犯罪多発!香港が汚れる!そこで香港政庁は あのブルース・リーの親戚、陳を秘密に呼び…
人民抹殺計画を依頼した。』
ランジュ「ブルース・リーの親戚!?どう見てもこの画像は適当にキャプチャしてきたジャッキーチェンじゃないの!」
ランジュ「しかも陳って…あまりにも普通すぎる名前じゃない!もっとひねりはないの!?」
『陳は殺しのプロだ。 12億人民を一人残らず抹殺せよ!』
ランジュ「12億人!?陳のチョップは核爆弾か何かなの!?」
『しかし、中国では死亡したケ小平を巨大兵器に改造する研究が着々と進んでいた!』
ランジュ「巨大兵器!?もう何が何なの…」
歩夢「ちなみにケ小平は1997年に死んだんだよ〜」 歩夢「どう?オープニングムービーだけでもすごく面白そうでしょう!」
ランジュ「オープニングだけでお腹いっぱいよ…」
歩夢「ここからが実際のプレイシーンだよ。」
歩夢「オーソドックスな縦スクロールのシューティングゲームなんだけど、敵が爆弾を投げてきたり、空から降ってくる注射器に当たると一定時間無敵になれるよ」
ランジュ「ブルース・リーの親戚って設定はどこいったのよ!?普通に敵を銃で撃ってるじゃない!」
ランジュ「しかも敵に弾が当たるときのこ雲が上がって核爆発するし、何で注射器に当たると無敵になるのよ!?」
歩夢「ああそれはね、陳はヤク中で注射器は覚醒剤だから無敵になるって設定だよ」
ランジュ「もう突っ込みが追い付かないわ…」 歩夢「あっ、ボスの巨大兵器ケ小平が出てきたよ!」
ランジュ「巨大兵器って…ただの生首じゃないの!あっ、陳が敵の爆弾に当たって死んじゃったわ!」
『陳死亡!』
ランジュ「嫌ぁぁぁぁぁぁ!これ、本物の死体の画像じゃない!?ランジュに何てものを見せてくれるのよ!」
歩夢「そうそう!香港97はね、ゲームオーバーになると本物の死体画像が表示されるの!」
歩夢「死体はポーランド人ボクサーのレシェク・ ブワジニスキという説が有力でね…」
ランジュ「もういいわ!何で歩夢はこんなゲームを紹介したのよ!」
歩夢「ごめんなさい…私、クソゲーが大好きで、香港97ってクソゲーマニアの間ではすごく有名な世界最悪のクソゲーだからランジュちゃんも楽しんでくれるかなって…」
ランジュ「歩夢…いいわ!ランジュがこのゲームをとことん楽しんであげる!闇ルートでゲームの実物を手に入れて、12億人の薄汚い人民を皆殺しにするわ!」
…その後ランジュは書類送検され、虹ヶ咲学園から姿を消したのであった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています