果林「っつ、頭が痛い・・・完全に二日酔いね。」
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果林(あれ、昨日って何してたかしら?)
果林(・・・そうだったわ、昨日は久しぶりに同好会のみんなと再会してお酒を飲んで・・・)
果林(最近モデルの仕事の忙しさもあってかついペースを飛ばしすぎちゃって・・・)
果林(二次会でしずくちゃんと二人で日本酒を飲み始めたあたりからの記憶がないわね・・・。)
果林「まぁ久しぶりにみんなと会えて楽しかったことは覚えてるけど」フフ 頭痛が痛い・・・完全に二日酔いね、の方が果林さんっぽいよ 果林「それにしても」
果林「ここはどこかしら?」
果林(一見少し広めのビジネスホテルね、帰れないから適当に泊まったんだと思う)
果林(それにしてもなんであんなところにシャワールームがあるのかしら?)
果林(扉を閉めてもガラスが透けてるから中が丸見えじゃない)
果林(しかも一人で泊まるにはちょっとベッドが広すぎないかしら・・・って)
モゾモゾ
果林「ベッドの中に誰かいるの?」 果林(・・・落ち着くのよ朝香果林、まずは何がいるのか確認するのよ)
果林(大丈夫、私に危害を加えるつもりなら寝ている時にしたはず)
果林(つまり中にいるのはそこまで危険なものじゃないはず)
果林(刺激しないようにちょっとめくって確認しましょう)
果林(そーっと、慎重に)ペラっ
彼方 スヤァ 果林「・・・」ソットジ
果林「別方向に危険なものだったわね・・・」
果林(え?嘘でしょ?なんで彼方がここにいるのよ!?)
果林「そういえば・・・・」
〜〜〜
果林「んふふ〜、やっぱり日本酒はいいわね〜」(以下八丈語)
彼方「ちょっと果林ちゃん、ちゃんと歩ける?」
果林「あれ、なんで彼方が二人いるのよ?」
彼方「え?」
果林「そうか、一人は遥ちゃんね〜?お姉さんに似て随分べっぴんさんになっちゃって!」
彼方「///・・・もう!!遥ちゃんはここにはいないよ?」
彼方「ひとまず肩貸すからちゃんと歩いて?」
果林「んふふ〜分かったわよ〜。」
〜〜〜 果林「・・・なんとなく思い出したわ」
果林(そういうことね、完全に理解したわ。)
果林(昨日飲み過ぎでまともに歩けなかった私を彼方が介抱して付き添ってくれたわけね。)
果林「つまりこれは私が想像しているような状況では無いはずよ。」
果林「その証拠に服には一つの乱れもなく!!」ガバ
スッポンポンヤデー
果林「・・・」ソットジ
果林(おかしいわね、私の推理では一切の乱れもなく寝ている間でさえも完璧に服を着こなしている予定だったのに)
果林「そもそも服を着てなかったわね・・・」 果林(いいえ、まだよ朝香果林。ここで取り乱しては一流モデルの名が泣くわ)
果林(そうよ、介抱していくれたのはあの彼方よ?普段はおっとりしてるけど、面倒見の良さでは同好会で一二を争う。)
果林(そんな彼方のことだから、私の服のことを気遣って脱がしてくれたのかもしれないわ)
果林「流石彼方ね。さてと、畳んだ服はどこにあるのかしら・・・」キョロキョロ
衣服「サンランシトルデ-」
果林「・・・いいえまだよ朝香果林。これぐらいの修羅場、散々乗り越えてきたでしょ?」
果林(そうよ、普通に考えれば私が自分で脱いだと考えるのが自然んな流れだわ)
果林(自慢ではないけれど今でも自分の服を片付けることはできないわ)
果林(そんな私が酔ってる状態で服を畳めるわけないじゃない)
果林「はぁ・・・こんな状況でも冷静な自分が怖いわね」
果林(やっぱり昨夜は何もなかった、その証拠に彼方の服は!!」ガバ
彼方「スヤァ」(スッポンポン)
果林「無理よ、これは言い逃れできないわ。」 果林(嘘でしょ!?私酔った勢いで彼方とそういう・・・)
果林(それにしても・・・)
果林「彼方の体、綺麗だったわね・・・」
彼方「・・・っん、う〜ん。あ、果林ちゃんおはよ〜」
果林「ひょっ!?お、おはよう彼方・・・」
彼方「う〜ん?どうしたの?ちょっと様子が変だけど?」
果林「い、いいえ別に。大したことではないわ。気にしないで。」
彼方「?ならいいんだけど。」
果林「・・・そういえば彼方。」
彼方「?」
果林「その・・・なんであなたは服を着てないのかしら・・・?」
彼方「ん〜?なんでってそれは・・・あ」
果林「え?何よその間は!?」
彼方「果林ちゃん、もしかして昨日のこと覚えてないの?」
果林「へ!?いや、まさかそんなわけ」
彼方「ジーーーーっ」
果林「・・・ごめんなさい、二次会あたりから何も覚えてないわ・・・。」 彼方「そっかぁ・・・覚えてないのかぁ・・・」ニヤ
果林「ちょっと!?何よその不敵な笑みは!?』
彼方「果林ちゃんってば、彼方ちゃんにあんなことしておいて本当に覚えてないんだ〜?」
果林「え、何!?私何かあなたに酷いことしたの!?」
彼方「ううん、酷いことじゃないよ?寧ろ・・・気持ちいいこと・・かな?」
果林「・・・・」
彼方「果林ちゃんってば、部屋に入るなりいきなり私のこと押し倒してきて大変だったんだから〜」
彼方「そのまま服の中に手を入れてくるし、『あなたの大きさならフロントホックよね?』とか言って随分慣れた手つきで私のブラのホック外してくるし」
果林「・・・」
彼方「服を脱がせたかと思ったら胸とか首筋とか妙にフェチズムを感じる場所ばっかりにキスしてくるし」
果林「・・・・」
彼方「彼方ちゃんが『せめてシャワーを浴びさせて?』って言っても、『今の彼方がいいのよ。ほらたとえばこことか」って言ってうなじのところばっかり攻めてくるし」
果林「ねえ彼方、恥ずかしいからせめて私のセリフいう時に妙に似てる声真似はやめてくれないかしら?」
彼方「果林ちゃんが何か言える立場なのかな〜?」
果林「・・・すみません」 彼方「それでよろしい。・・・それからね〜」
果林「まだ続くの!?」
彼方「だって果林ちゃん何も覚えてないんでしょ〜?だったら自分が何をしたかちゃんと思い出さないとね〜?」
果林「・・・ああもう!!分かったわよ!!この際何を聞いても全て受け入れるわ!!」
彼方「流石果林ちゃんだよ〜。それでね〜」
〜〜〜
果林「あら、彼方ったら随分首筋が弱いのね?反応が良くてつい遊びたくなっちゃうわ」ペロ
彼方「アッ///もう、果林、ちゃん、そこばっかり、やめ、んっ///」
果林「あら、もしかしてここも弱いのかしら?」カプ
彼方「んんっ///それ、ダメっ///アッ///」
果林「フフ、可愛いわよ彼方。私のものにしたくなっちゃうわ。」
〜〜〜 彼方「とか言って、私の首元にちょっとしたアザができたんだから」首元チラ
果林「本当にごめんなさい」
彼方「もう済んだことだから別にいいけど〜、どうやって遥ちゃんを誤魔化そうかな〜?」
果林「私も誤魔化すお手伝いをさせていただきます」
彼方「よろしい、でもこんなのまだ序の口だからね〜?」
果林「序の口!?」
彼方「ほら、ここのお風呂のドア、ガラスが透けてるでしょ?それでね〜」 〜〜〜
果林「ほら彼方、ここのドアに手をついて」
彼方「ハァ、ハァ、何するの、果林ちゃん・・・?んっ///」
果林「あら、彼方のここ、随分濡れてるわね?シャワーも浴びてないにどうしてかしら?」
彼方「!!・・・それは果林ちゃんが、色んなところ、いじるからでしょ・・あっ///]
果林「それってたとえばこことかかしら?」コリコリ
彼方「ちょっと、そこそんなに強くいじっちゃヤダっ・・・んんっ///」
果林「あら、気持ちよかったのかしら?こっちの締まりも随分良くなったみたいだし」クチュクチュ
彼方「!!!!今はダメ!!ホントに彼方ちゃんイっちゃうから!!!触っちゃダメ!!」 果林「あら、誰がドアから手を話していいって言ったかしら?」
彼方「え・・・?」
果林「ほら見て彼方、目の前のドア、ガラスが透けてるでしょ?」
果林「今は誰もいないけど、もし誰かいたら彼方の恥ずかしい姿、全部見られちゃうわね?」
彼方「え・・・?そんな、ここには私たち以外誰も」
果林「さっきあなたの電話から遥ちゃんにメッセージを送っておいたわ。彼方が酔い潰れちゃっって大変だから迎えに来てって」
果林「流石遥ちゃんね、姉想いのいい妹じゃない」
彼方「!?遥ちゃん!?」
果林「あはっ、遥ちゃんの名前を出したらまた締まってきたわね///」クチュクチュ
彼方「あっ///んんっ///」ビクン
果林「ほら早くイかないと、遥ちゃん来ちゃうわよ?」クチュクチュ
果林「もう一本入れてあげるから・・・・イきなさい❤」クチュクチュ
彼方「あ///や///んんっ///」ビクンビクン 彼方「って、無理矢理イかされたんだから〜」
果林「・・・・・」ダラダラ
彼方「おやおや朝香さん?随分汗をかいていらっしゃいますが大丈夫ですかな〜?」
果林「・・・結局、遥ちゃんは来たの?」
彼方「いや〜、遥ちゃんに連絡したってのは果林ちゃんの嘘で、結局誰もこなかったよ〜」
果林「それは本当に良かったわ。」
彼方「その後も果林ちゃんたら私が何回イっても離してくれないし、何回も耳元で『可愛いわよ、彼方❤』って言って耳を甘噛みしてくるし、色んなところにキスしてくるくせに『あら、随分物欲しそうな顔してるわね?でもここにはして、あ・げ・な・い❤』とかいって唇を指でなぞってくるし、それにその後なんて
果林「ごめんなさい彼方、私汗の量が半端ないからシャワー浴びてくるわね」スタスタ 彼方「あ〜、まだ話は終わってないんだけど・・・しょうがないな〜」
果林「!!!・・・。」ガチャ
彼方(あ、一瞬ドアの前で立ち止まった。)
彼方(・・・・まあ、全部彼方ちゃんの嘘なんだけどね〜)
彼方(首のアザもただの虫刺されだし)
彼方(本当は・・・) 〜〜〜
果林「んん〜暑いわねこの部屋〜」ヌギヌギ
彼方「ちょっと果林ちゃん!?なんでいきなり脱いでるの!?」
果林「なんでって・・・暑いからに決まってるでしょ〜。ほら彼方も脱ぎなさい!!」
彼方「ちょっと、果林ちゃん!?」
果林「あら、やっぱり綺麗な体してるわね、彼方?」
果林「私が食べちゃいたいくらいに・・・」顎クイ
彼方「・・・・果林ちゃん・・・」メヲ閉じ
果林「なんてね・・・ちょっとした冗談よ。今日は寝ましょう。」
彼方「え・・・・」
果林「おやすみなさい、彼方」
彼方「・・・・おやすみなさい」ムスっ
果林「・・・一つ言っておくわね。」
彼方「・・・?」
果林「私、好きなものは丁寧に時間をかけて食べるタイプなの。」
彼方「!?///」
果林「それじゃ、今度こそおやすみなさい」
〜〜〜
彼方(そんなこと言われても、あんなおあづけくらっちゃあね〜。)
彼方(彼方ちゃんも意地悪したくなっちゃうわけですよ〜)
彼方(まぁ、それでも今回は果林ちゃんをいじれて楽しかったし)
彼方「これくらいで許してあげますかな!!」
〜〜〜 一方その頃
しずく「ん〜ん・・・・これは・・・失敗した、絶対に二日酔いだ」
しずく「確か二次会で果林さんと日本酒の一升瓶を空けたあたりからの記憶が・・・」
しずく「それにここどこなんだろう」キョロキョロ
しずく「ん?あの月の形の髪飾りは・・・」
モゾモゾ
End 彼方ちゃんの意地悪を真に受けてご家族にご挨拶しに行ってくれ朝香 ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
他にもss投下してるんで良かったら見てみてください。
A「ちょwwwおまwww高咲のこと好きなのwww?」
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