璃奈「自作のフルダイブ型ゲーム、愛さんに試してほしい」
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愛「へ〜面白そう!」
璃奈「VRとは異なる完全なゲーム体験が出来るはず」
愛「でもどうして愛さんがテストするの?」
璃奈「他の同好会のみんなでもよかったんだけど愛さんは正直な感想を教えてくれそうだから…」
愛「なるほど、みんな気を使っちゃいそうだもんね〜」
璃奈「愛さんはいつも私に具体的なアドバイスをくれる」
愛「うんうん、愛さんに任せなさーい!」 璃奈「それじゃあまずはこのベッドに寝ころんで」
愛「どうして?」
璃奈「これはフルダイブ型だからゲームをしている最中は体が立っていられなくなるんだ、そうなると危ないからこうした」
愛「気付かないうちにケガしてるなんて怖いもんね」
愛「よいしょっと、次は何するの?」
璃奈「このパッドを頭に付けて」
愛「こんな感じでいい?」
璃奈「うん、それは愛さんの脳波などを分析してゲームに反映するためのコントローラーみたいなもの」 愛「改めて聞くと凄い技術だよね〜、りなりー天才!」
璃奈「それほどでも…ある!」ムフー
璃奈「それじゃあ機械のスイッチを入れるね」
愛「ちょっと待った、ゲームをしている間はどうやって交信するの?」
璃奈「ゲーム内の状況はこちらで把握しているから愛さんはこちらに話しかけるだけで良いよ、私はこのマイクから愛さんと話が出来る」
愛「それなら安心だね」
璃奈「今度こそ起動するよ、愛さんの準備はいい?」
愛「いつでもオッケー!」
璃奈「スイッチ…オン!」
ヴーン… ーン…サーン…アイサーン…
愛『ん…?』
璃奈「愛さん聞こえるー?」
愛『りなりーの声だ!ばっちり聞こえるよー!』
璃奈「よかった、無事にダイブ出来たみたいだね」
愛『そういえばこれってどういうゲームなの?』
璃奈「王道の剣と魔法のRPGライクなオープンワールドゲームだよ」
愛『へぇ〜』
璃奈「チュートリアル用のNPCが居るから話しかけてみて」 モブA『ここでは〜』
愛『本物の人間そっくりだね!』
璃奈「これはAIが生成した実在しない人間を使ってるんだ」
璃奈「私は一旦現実の方のモニタリングをするからまた何かあったらその時は声をかけて」
愛『分かったー!また後でねー!』
───────────
璃奈「ふぅ…今のところ順調に進んでる…」
璃奈「現実の方にも異常は無いね」 璃奈「愛さんの体は…」
愛「すぅ…すぅ…」
璃奈「心拍数、呼吸、脈は正常」
璃奈「脳波にも乱れは無し」
璃奈「大丈夫そう、よかった」
璃奈「ゲームの方はどうなってるかな」
─────────
愛『ていっ!そいやっ!』
モンスター『ギャアッ!』
愛『愛さんの力を目に焼き付けたか!eyeだけに!』
───────── 璃奈「向こうでは激しい運動をしているけどこちらの体は落ち着いた状態をキープ出来ている」
璃奈「私の理論に今のところ間違った点は無い」
璃奈「そういえば体からゲームの方に入力はされているけど…」
愛「すぅ…すぅ…」
璃奈「こちらの世界から体に信号を送るとゲームの世界にも反映されるのかな?」
璃奈「貴重な機会だし試したい」
璃奈「でも…」 モワモワワン
天使「ダメだよ璃奈さん!善意で協力された愛さんに何かあったらどうするの!?」
璃奈「確かに…愛さんを裏切るような行為かも…」
悪魔「でも科学の進歩のためだよ?愛先輩も分かってくれるって!」
璃奈「愛さんは心広いし…それもそうかも…」
悪魔「痛くしないなら大丈夫だって!」
璃奈「でも…流石に…」
天使「本当にそう?」
璃奈「!?」 天使「仮に与える信号が気持ちイイことだったら?」
悪魔「そうそう!誰も傷付かないよ!」
璃奈「えっでも…」
天使「やっちゃえ♡」
璃奈「天使ちゃん…」
モワワワワン… 璃奈「そうだよね、痛くしないなら…いいよね?」
璃奈「確かこの辺に…」ゴソゴソ
璃奈「あった、震える手持ちマッサージ機」
璃奈「部品取りに使えるんじゃないかと取っておいて良かった」
璃奈「こうしてっと…」ブブブ
愛「すぅ…すぅ…」
璃奈「……ごくり」ドキドキ 璃奈「実験のため…そう実験のためだから…」ブブブ
璃奈「えいっ」ピトッ
愛「…っ」ビクッビクッ
璃奈「向こうの反応は…」
璃奈「愛さん、そっちに変わりはない?」
愛『うん、変わりはないよ!』
璃奈「体に違和感とかは?」
愛『そういうのも無いよ!』
璃奈「なら良かった、また連絡するね」 璃奈「愛さんの体はこんなに乱れてるのに…」
愛「はぁーっ…はぁっ…」
璃奈「…戻す前に後処理すればいいよね?」
璃奈「これで」ブブブ
璃奈「今度は胸を…」ブブブ
愛「──っ!」ギュッ
璃奈「意識は無いけど反射で筋肉が動いてる…」
璃奈「なんだかこれってすごくいやらしいかも…」 ────数十分後────
愛「いやー楽しかったよ!」
璃奈「愛さんに喜んでもらえたら何より」
愛「ちょっと体がだるいんだけどこれはそういうものなの?」
璃奈「!?」
璃奈「う、うん…仮想空間とはいえ運動したから脳と体がズレてるんだと思う…」
愛「?ふーん、そうなんだ…」
璃奈「もっとデータが欲しいんだけどまた来てくれる?」
愛「もちろん!」 真顔とか無意識で体をめちゃくちゃにされるのエロいよね…
なんていうか尊厳を破壊してるみたいで… 起きた瞬間蓄積された快感が一気に押し寄せるのかと思った これで愛さん実はわかってて気づいてないフリしてるとしたら策士過ぎるな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています